今までの記事を振り返ろう。自ら選ぶ名記事15選

突然ですが、長らく更新を続けていたGPブログですが、今回の記事をもちまして暫くお休みをいただきます。

誠に勝手ながら、ブログ担当者である私、飛田がGPの運営会社である近江庭園を退職することになったためです。

というわけで今回が私の最後のブログ。

独断と偏見で選んだ今までの記事を振り返って、ひとまず締めくくりとさせていただきます。

15.海外と比較することで見えてくる!日本文化のおもしろさ

私がこのブログを書き出した初期の頃の記事です。

「庭園編」「映画編」「かわいい編」「建築編」と4つの編に分けて日本文化の独自性を伝えました。

山野草とともに日本文化の良さを伝えたいという点では、ブレることなくブログを続けてこれたと思います。

海外と比較することで見えてくる!日本文化のおもしろさ〜庭園編その1〜 

14.人生一度は訪れたい。美しい日本庭園のある旅館・料亭10選

主要な日本庭園は周り尽したと思っていましたが、自ら書いていてまだまだ行きたい庭園があることに気づかされました。

将来自分の記事ながらお世話になりそうです。

ちなみにこの中に私の次の就職先が・・・?

人生一度は訪れたい。美しい日本庭園のある旅館・料亭10選

13.なぜ雪の日本庭園は美しいのか?雪化粧を愛でる日本人の3つの美意識

「雪月花」といわれるように雪は日本人の心を動かすものの一つでした。

作為を覆い隠す、雪の降り積もった日本庭園が私は好きです。

なぜ雪の日本庭園は美しいのか?雪化粧を愛でる日本人の3つの美意識

12.枝折り戸をつくりました

研修会の見本となる枝折り戸をつくったときのことです。

庭師といえど伝統技術を学ぶ機会は少なく、現場で実践できる機会はもっと少ないのでこういった研修会は本当に貴重な時間でした。

枝折り戸をつくりました

11.ハリネズミのソ二君のためにベランダでも楽しめる小さなお庭をつくろう!〜花咲くほら穴ガーデン編〜

一緒に住んでいるハリネズミのソニ君に小さなお庭をつくりました。

ソニ君は新たに加わったメロちゃんと一緒に今も元気に過ごしています。

ハリネズミのソ二君のためにベランダでも楽しめる小さなお庭をつくろう!〜花咲くほら穴ガーデン編〜

10.苔論~日本人がコケ好きな理由を本気で考えてみた~

度々苔に触れる記事は書いてきましたが、中でも結構踏み込んで書いたやつです。

私にとって一生変わらないものがものがあるとすれば、それは苔への愛と妻への愛でしょう。(突然の告白)

苔論~日本人がコケ好きな理由を本気で考えてみた~

9.はちおうじフェアのショーガーデンをつくりました!

八王子にてショーガーデンをつくった時のことです。

滋賀から八王子まで資材を運んで3日間泊りがけでつくったのはいい思い出です。

石組や石積みを手伝えたことが光栄でした。

はちおうじフェアのショーガーデンをつくりました!

8.庭師とのぼる、山のぼり〜まるでアスレチック?滋賀の名山・金勝アルプス【前編】〜

滋賀に来て山登りをする機会はあまりありませんでしたが、金勝アルプスはぜひおすすめしたい山のひとつです。

沢や滝、鎖場や岩場とよりどりみどりで退屈しない登山になりました。

もちろん後編もあります。

庭師とのぼる、山のぼり〜まるでアスレチック?滋賀の名山・金勝アルプス【前編】〜

7.弘匠塾~石組研修の様子~

弊社で行われた石組研修会の様子です。

主に滝石組などの流れの石組について学びました。

毎日が研修会や伝統技術を発揮できる現場だったらいいのにと思いながら取り組んでいたことを覚えています。

弘匠塾~石組研修の様子~

6.石積み文化論~石積みを通して見る日本文化~

石積みについては畏れ多く書けませんでしたが、ついにこの辞めるタイミングで書くことに。(笑)

石積みの技術はまだまだなので、内面的な部分に焦点を当てました。

後半話があっちの方向に行ってますが、最後なので良しとしましょう。

石積み文化論~石積みを通して見る日本文化~

5.GardenPorterの庭づくり日誌〜シダレザクラが風にそよぐ自然風の庭〜

会長と付きっきりで庭づくりをした数少ない貴重な経験です。

たった数日ですっかり様変わりした庭にお施主さんも喜んでいました。

自然風の中にも和の要素を取り入れ歴史観を演出する会長の手法が私は好きです。

GardenPorterの庭づくり日誌〜シダレザクラが風にそよぐ自然風の庭〜

4.【正月飾り】創作門松をつくってみた【日本文化】

去年の正月につくった創作門松。

巨大な四海波花籠を編むのにかなり苦心しましたが、なんとか自分のオリジナルのものをつくりあげた喜びは今でも忘れません。

今ではちゃんと蛇籠を編めますし、今後生け花を再び習うことになるので、もっと面白い作品をつくる気満々です。

【正月飾り】創作門松をつくってみた【日本文化】

3.軽トラガーデンをつくりました!

創作門松から一年後、日本神話・ヤマタノオロチをイメージした軽トラガーデンをつくりました。

計画から施工まで全て一人でおこなったので、かなり自信がつきました。

ふすまに見立てた目隠しが個人的に最高の出来で、できれば蛇籠をもっと増やして絡ませたかったのが心残りです・・・。

軽トラガーデンをつくりました!

2.【今の仕事を選んだ理由】なぜバックパッカーから庭師になったのか【今週のお題】

はてなブログ時代、今まで書いた記事の中で最も多くのいいね!を頂いた記事です。

残念ながら私は庭師ではなくなりますが、今後も自然と日本文化の良さを伝えるべく日本庭園に関わっていくことには変わりません。

私の本質はブレず、むしろ現代の庭師よりもより日本文化に精通した存在に、より自分の生きる意味に沿った生き方をしていきます。

【今の仕事を選んだ理由】なぜバックパッカーから庭師になったのか【今週のお題】

1.【庭師】光悦寺垣をつくってみた【竹垣】

京都の旅館の光悦寺垣を一人で手掛けたときの思い出です。

私が近江庭園にいた中で最もやりがいを感じ、思い入れの深い仕事でした。

このときの経験や楽しさを今後の竹仕事にも役立てていきたいです。

【庭師】光悦寺垣をつくってみた【竹垣】

今までGPブログをご愛読いただきありがとうございました。

山野草の通販ショップは変わらず運営を続けておりますので、これからもGardenPorterをよろしくお願いいたします。

記事・・・飛田亮

石積み文化論~石積みを通して見る日本文化~

突然ですが皆さん、石積みは好きですか?

歴史ある城郭や神さびた寺社の石垣など、日本文化には欠かせない存在の石積み。

石ひとつひとつの重厚感が織りなす迫力と、整然と積まれた優美な佇まいに魅了される方も多いはず。

石積みの工法や種類についての紹介はネット上に多々見受けられますが、文化的な側面に焦点を当てたものはあまりないように感じられたので、今回は石積みを通して見る日本文化について書いていきます。

石積みの町と穴太衆

なにを隠そう弊社は、石積みの町として名高い滋賀県の坂本にあります。

比叡山延暦寺の門前町として栄えた坂本には石積みが多く、坂本駅の改札を抜ければ綺麗に積まれた石積みたちが歓迎してくれます。

しかし、何故石積みの町になり得たのでしょうか。

それは坂本を舞台に活躍していた石工集団・穴太衆(あのうしゅう)の存在にあります。

穴太衆が活躍したのは安土桃山時代。たくさんのお城が建てられた戦乱の世です。

その石積みの高い技術は、時の権力者・織田信長や豊臣秀吉に目を付けられ、様々な城郭の石積みを頼みこまれたほど。

穴太衆が手掛けた城郭の石積みは全国に散らばっており、安土城や姫路城、竹田城、さらに大阪城や名古屋城、江戸城にも穴太衆の手が入ったといわれています。

もはやここまでくると日本の石積み=穴太積みといっても過言ではないでしょう。

あの信長も認めた穴太衆の石積みは、果たしてなにが他と違うのでしょうか。

世界と比べる穴太積みの特徴

世界的に有名な石積みといえば南米・インカ帝国の石積みでしょうか。

ペルーの世界遺産・マチュピチュで目にすることができる石積みは、よくカミソリ一枚すら通らない程隙間がないと形容されるように、石と石とが一枚の壁の様にぴったりくっついています。

その超絶技巧具合は宇宙人の仕業だと言われるほどで、確かにすごいです。

しかしマチュピチュの石積みと安土城の石積みを比べると似ても似つきませんね。

マチュピチュ

安土城

マチュピチュの方は人の手によって石を整形していますが、安土城は自然石をそのまま使う野面積みです。

確かに日本でも、石を整形して積む打ち込み接ぎや切り込み接ぎ、亀甲積みなどの手法が用いられましたが、穴太衆による野面積みが日本の石積みの代表格として大きな地震にも負けず、今も残っているのが現状です。

では、日本文化のルーツである大陸の石積みはどうなのか。

中国の世界遺産・万里の長城に見るように、大陸の石積みは漆喰などの接着剤を使うものが多かったようです。

しかし穴太積みは接着剤を一切使わない空積みという工法で積まれていきます。

一見、接着剤を使った方が頑丈になる気がしますが、日本に伝わると空積みであることに重点を置いた。

この日本化の原因は、やはり日本の風土にありました。

日本の風土・環境が育てた穴太積み

日本の気候の特徴といえば、高温多湿。そして地震や台風などの天災に度々見舞われるということ。

高温多湿で雨量の多い日本における石積みの要点は、水はけを良くすることでした。

接着剤で石と石の間を塞いでしまっては水の逃げ場がなくなり、崩落の原因になるため接着剤を使わない空積みを選んだのでしょう。

また、マチュピチュのあるペルーは日本と同じく地震大国と言われていますが、ペルーは地底のプレートが2つ、日本は地底のプレートが4つぶつかっている上にあるので、日本の方が地震は多発しています。

穴太積みは隣り合う石の表面ではなく、内部の控えで噛み合うより揺れに強い構造なので、マチュピチュのように石の表面を加工する必要はなかったのでしょう。

むしろそれによって石と石の凹凸、いわゆる「間(ま)」が生まれ、ずっしりとした石の重厚感と深みがもたらされました。

石と石の隙間をきっちり合わせる石積みは確かに綺麗ですが、日本の気候・風土そぐわないこと、そして石本来の良さを殺した貼り石のような薄っぺらさを感じてしまいます。

穴太積みこそが、用と美を兼ね備えた世界に誇れる日本の石積みといえるでしょう。

石積みを通して見る日本文化

以上、穴太積みにおける日本の石積みの特色を紹介してきました。

では、この石積みを通して垣間見る日本文化の片鱗とは一体なんなのでしょうか。

それは日本の自然に根差したものであること、そして「間」があることだと私は思います。

石積み以外の伝統技術や伝統芸能にも言えますが、この2つこそが日本文化を日本文化足らしめている正体だと私は思います。

例えば五重塔。

五重塔は端的に言えば装飾的なお墓ですが、内部は「心柱」と呼ばれる一本の柱があるだけの空洞で、それゆえ地震に強い柔構造になっています。

自然を畏れ敬い、余白の大事さを知っていた日本人がつくり出すものは一見フラジャイルで仮設的ですが実は頑強なものでいっぱいです。

中身は空っぽだけど、強い。

このイメージは宵越しの金は持たず喧嘩っ早い粋な江戸っ子のイメージとも重なります。

本来、日本人はそうだったのでしょう。

西欧の哲学者の様に確固とした自己を形成する必要もなく、江戸っ子たちは自己と他人の境界もないような世の中で貧しくも楽しく暮らしていた。

ですが現代はもう違います。

西欧の思想が大きく反映される現代では、自分の生きる意味が見つからないせいで自殺者がでる程になりました。

生きる意味がなくては虚無感に押しつぶされそうになる世の中になりました。

これは私の根拠のない持論ですが、これからは西欧の哲学者の様に自己の生きる意味を確立させたうえで、古来の日本人の様に無常の世を楽しく生きるのがいいのかなぁなどと思ったりします。

西欧からの虚無を拒絶するのでも甘んじて受け入れるのでもなく、無常観の下に日本化してしまうのです。

でも自分の生きる意味を探すのは大変です。

探すのに疲れた時は、石積みをはじめゆかしいものに紛れ、日本の自然と余白の中で問答してみてはいかがでしょうか。

記事・・・飛田亮

暑い夏こそ生けたい。夏に生けるお茶花8選

外に出たくなくなる様な暑さが連日続き、植物や自然と触れ合う意欲がすり減りがちな今日この頃。

こんな時だからこそ部屋に一輪お花でも生けて、心を落ち着けたいものです。

今回は夏季に生けられるお茶花を紹介していきます。

キンミズヒキ

  • 学名・・・Agrimonia pilosa var. japonica
  • 属名・・・バラ科キンミズヒキ属
  • 花期・・・8~10月
  • 花色・・・黄色
  • タイプ・・.・多年生宿根草

日本や朝鮮半島に自生する宿根草です。

夏~秋にかけて細長い花穂に黄色い小花を咲かせます。

この花穂を金色の水引に見立てて名付けられました。

タデ科のミズヒキとは全く異なる品種です。

ヒオウギ

  • 学名・・・Iris domestica
  • 属名・・・アヤメ科アヤメ属
  • 花期・・・7~8月
  • 花色・・・橙色
  • タイプ・・.・多年生宿根草

扇状に葉を広げる姿が檜扇に似ているため名付けられた多年生宿根草です。

夏になるとオレンジ色の花を咲かせ、秋には真っ黒な実をつけます。

この実は「ぬばたま」という枕詞として和歌にも使われます。

草丈は40~100cmと大きく成長します。

関西では夏の生け花の定番花です。

クガイソウ

  • 学名・・・Veronicastrum japonicum
  • 属名・・・オオバコ科クガイソウ属
  • 花期・・・7~8月
  • 花色・・・淡紫色
  • タイプ・・.・多年生宿根草

日本の山地や高原に自生し、山野草としても扱われる多年草です。

夏に淡い紫色の花穂を咲かせます。

葉は輪生し、何段もの層になることが名前の由来です。

フシグロセンノウ

  • 学名・・・Lychnis miqueliana Rohrb
  • 属名・・・ナデシコ科センノウ属
  • 花期・・・7~10月
  • 花色・・・朱色
  • タイプ・・.・多年生宿根草

日本固有種の山野草です。

色鮮やかな朱色をした5弁花を咲かせます。

節の部分が黒褐色を呈すのが名前の由来です。

近縁種にエゾセンノウやマツモトセンノウがあります。

クロバナロウゲ

  • 学名・・・Comarum palustre
  • 属名・・・バラ科クロバナロウゲ属
  • 花期・・・7~8月
  • 花色・・・紫褐色
  • タイプ・・.・多年生宿根草

北海道、本州中部地方以北に自生します。

草丈は30~100cm程度で、夏に暗紫褐色のシックな花を咲かせる独特な雰囲気の山野草です。

自生地でもあまりお目にかかれない希少な種です。

リキュウソウ

  • 学名・・・Stemona japonica
  • 属名・・・ビャクブ科ビャクブ属
  • 花期・・・5~7月
  • 花色・・・淡緑色
  • タイプ・・.・多年生宿根草

別名ビャクブ。中国原産のつる性植物です。

夏になると淡い緑色の花を咲かせます。

葉柄と花柄が合着しているので葉の上に花が咲いているように見えます。

江戸時代に渡来してきたので利休との直接の関係はないです。

レンゲショウマ

  • 学名・・・Anemonopsis macrophylla
  • 属名・・・キンポウゲ科レンゲショウマ属
  • 花期・・・7~8月
  • 花色・・・紫、白色
  • タイプ・・.・多年生宿根草

日本固有種の1属1種の山野草です。

本州(東北地方南部~近畿地方)の太平洋側の山地に自生します。

夏になると可憐な花をうつむいて咲かせます。

黄花を咲かすキレンゲショウマがありますが、これは異なる種です。

サラシナショウマ

  • 学名・・・Cimicifuga simplex
  • 属名・・・キンポウゲ科サラシナショウマ属
  • 花期・・・8~9月
  • 花色・・・白色
  • タイプ・・.・多年生宿根草

日本、中国原産です。

夏になると長く伸ばした花茎に白い花を穂状に咲かせます。

若菜を茹で水にさらして山菜として食用にしていたことから名付けられました。

 

以上、夏季に生けるお茶花を紹介してきました。

記事・・・飛田亮

☆新着商品紹介☆小さな可愛らしい実をつける「姫ブルーベリー」など

今週の新着商品の中から姫ブルーベリーとムラサキジンジソウについて紹介していきます。

姫ブルーベリーについて

  • 学名・・・Vaccinium cyanococcus
  • 属名・・・ツツジ科スノキ属
  • 花期・・・3~4月
  • 花色・・・白色
  • タイプ・・.・落葉低木

 特徴

甘酸っぱい実でおなじみのブルーベリーの仲間です。

春になると釣鐘型の白い小花を咲かせます。

夏~秋には黒い実が熟し、葉が真っ赤に色づき紅葉を楽しめます。

枝葉がコンパクトにまとめる小型の品種なので鉢物として育てて楽しめます。

ブルーベリーは別名沼酢の木とも呼ばれています。

鉢植えや寄せ植え、庭植えにもおすすめです。

 原産地

ブルーベリーは北アメリカ原産です。

 育て方

日照は日なた~半日陰を好みます。

夏季の強い直射日光が苦手なので、風通しの良い半日陰で夏越しさせます。

日陰でも育ちますが、実付きが悪くなるので注意が必要です。

用土は酸性用土を好みます。

花や実を鳥に食べられてしまうことがあるのでネットを張るなど対策をした方がいいです。

ムラサキジンジソウについて

  • 学名・・・Saxifraga cortusifolia Siebold et Zucc.
  • 属名・・・ユキノシタ科ユキノシタ属
  • 花期・・・9~11月
  • 花色・・・白色
  • タイプ・・・多年生宿根草

特徴

ダイモンジソウの仲間です。

秋になると伸ばした花茎に花弁の形が「人」の字に見える白い花を咲かせます。

葉色は赤紫色を呈す銅葉で、手のひらのような形をしています。

カラーリーフとしても活躍するので、寄せ植えや花壇、グランドカバーにもおすすめです。

 原産地

日本原産です。

本州の関東以西、四国、九州に自生しています。

   育て方

日照は半日陰~日陰を好みます。

水分を好むので表土が乾いたらたっぷりと与えます。

蒸れを嫌うので、特に夏場はできるだけ風通しの良い環境で管理します。

用土は水はけの良いものを好みます。

 

以上、本日入荷した商品の中から2点を紹介しました。

記事・・・飛田亮

南の島の海岸に自生する植物8選

南の島に出かけたくなるこの季節。

真っ青な海を楽しむのはもちろん、海岸に生えている植物のことが解ればさらに楽しみは増えるでしょう。

今回は主に沖縄や小笠原諸島に生える樹木たちを紹介していきます。

アダン

  • 学名・・・Pandanus odoratissimus
  • 属名・・・タコノキ科タコノキ属
  • 花期・・・7~9月
  • 花色・・・白色
  • タイプ・・.・常緑小高木

世界の熱帯~亜熱帯に自生し、日本ではトカラ列島以南の島々に自生しています。

樹高は2~6mで、枝から気根を垂らして成長していきます。

パイナップルのような見た目の果実が特徴的で、熟すと黄色くなり甘い香りがします。

繊維質なのであまり食用には向きませんが、ヤドカリやヤシガニの好物です。

タコノキ

  • 学名・・・Pandanus boninensis
  • 属名・・・タコノキ科タコノキ属
  • 花期・・・7~9月
  • 花色・・・白色
  • タイプ・・.・常緑高木

アダンの仲間ですが、タコノキは小笠原諸島の固有種です。

樹高は10m程に成長する高木で、小笠原諸島の海岸に自生しています。

気根が幹を取り巻くように支柱状に生えるのが特徴で、見た目がタコの足のようなので名付けられました。

アダンの方が葉の鋸歯が細かい所で見分けがつきます。

モンパノキ

  • 学名・・・Heliotropium foertherianum
  • 属名・・・ムラサキ科キダチルリソウ属
  • 花期・・・7~9月
  • 花色・・・白色
  • タイプ・・.・常緑小高木

日本では南西諸島の奄美群島以南と小笠原諸島に自生しています。

夏になると白い小花をたくさん咲かせます。

葉は多肉質で、両面共に細かい毛が密生している為ビロードのような質感があります。

また、若葉は天ぷらなどにして食用にされます。

クサトベラ

  • 学名・・・Scaevola taccada
  • 属名・・・クサトベラ科クサトベラ属
  • 花期・・・5~10月
  • 花色・・・白色
  • タイプ・・.・常緑低木

太平洋からインド洋にかけての熱帯~亜熱帯に自生し、日本では薩南諸島以南の南西諸島と小笠原諸島にみられます。

夏になると唇弁花と呼ばれる独特な形状をした白い小花を咲かせます。

葉の表面がツルツルしているのは、海の潮水を浴びても弾く仕組みになっています。

オオハマボウ

  • 学名・・・Hibiscus tiliaceus
  • 属名・・・アオイ科フヨウ属
  • 花期・・・6~8月
  • 花色・・・黄色
  • タイプ・・.・常緑高木

樹高4~12mになるフヨウの仲間で、日本では種子島、屋久島以南、琉球列島に自生しています。

夏になると黄色やオレンジ色をした丸みのある花を咲かせます。

葉は大きなハート形をしており、沖縄ではユウナという名前で親しまれています。

スナヅル

  • 学名・・・Cassytha filiformis
  • 属名・・・クスノキ科スナヅル属
  • 花色・・・淡黄色
  • タイプ・・.・つる性寄生植物

海外の砂浜を覆い隠すように自生するつる植物で、日本では九州南部、南西諸島、小笠原諸島に自生しています。

グンバイヒルガオやハマゴウなどの海浜植物に寄生して成長していきます。

ツルは固く、千切るとクスノキ科独特のシナモンのような香りがします。

モクビャッコウ

  • 学名・・・Crossostephium chinense
  • 属名・・・キク科アルテミシア属
  • 花期・・・11~3月
  • 花色・・・黄色
  • タイプ・・.・常緑低木

銀白色をした葉が美しい樹木で、日本では南西諸島や硫黄島に自生しています。

海岸の岩場に生育し、樹高は30~50cm程度になります。

冬になると黄色い花を咲かせますが、花弁はなくあまり観賞価値はありません。

絶滅危惧種に登録されている希少な植物でもあります。

メヒルギ

  • 学名・・・Kandelia obovata
  • 属名・・・ヒルギ科メヒルギ属
  • 花期・・・6~7月
  • 花色・・・白色
  • タイプ・・.・常緑小高木

日本では沖縄、鹿児島、静岡に群生が見られる熱帯植物です。

マングローブ樹種の中では最も寒さに強いといわれています。

初夏に白い小花を咲かし、花後に卵形の果実を付けます。

枝にぶら下がったままの果実から発芽する「胎生種子」が特徴で、30cm程度に根と芽が成長すると果実から脱落し、地面に根付いて成長していきます。

 

以上、南の島の海岸で見られる植物たちを紹介しました。

記事・・・飛田亮

☆商品紹介☆葉の形がユニークな日本固有の山野草「ケイビラン」など

今週の新着商品はございませんので、今まで入荷した商品の中からピックアップして紹介していきます。

今回はケイビランとイワレンゲについて紹介していきます。

ケイビランについて

  • 学名・・・Alectorurus yedoensis
  • 属名・・・ユリ科ケイビラン属
  • 花期・・・7~8月
  • 花色・・・白色
  • タイプ・・.・多年生宿根草

 特徴

1属1種、日本固有種の山野草です。

夏になると伸ばした花茎に白い小花をいくつも咲かせます。

葉の長さは10~40cm程度で、上方で鎌の様に湾曲するのが特徴です。

この葉の形が鶏の尾の様に見えることから名付けられました。

草丈は20~40cm程度に成長します。

鉢植えや寄せ植え、地植えにもおすすめです。

 原産地

本州の近畿地方以西、四国、九州に自生しています。

山地の岩場に好んで生育しています。

屋久島にしか分布していないヤクシマケイビランという品種も存在します。

 育て方

日当たりは日なた~半日陰の環境を好みます。

夏季の直射日光はなるべく避けましょう。

水やりは表土が乾いたらたっぷりと行い、夏場の水切れには注意しましょう。

用土は水はけの良いものを好みます。

イワレンゲについて

  • 学名・・・Rhynchospora colorata(Dichromena colorata)
  • 属名・・・ベンケイソウ科イワレンゲ属
  • 花期・・・10~11月
  • 花色・・・白色
  • タイプ・・・多年生宿根草

特徴

多肉植物の仲間です。

秋になるとロゼットの中心から花茎を伸ばし、白い小花をたくさん咲かせます。

岩の上に生えることと、見た目が蓮の花に似ていることから名付けられました。

葉は多肉質で、ロゼット状に広がるのが特徴です。

子株はランナーで増えていくので、親株と切り離して増やしていくことができます。

鉢植えや寄せ植え、ロックガーデンにもおすすめです。

 原産地

関東地方以西の本州、四国、九州に自生しています。

岩場や石垣、屋根の上などに生育しています。

   育て方

日照は風通しの良い日当たりの良い環境を好みます。

多湿に弱いので、水やりは表土が乾いてから数日後にやるといいです。

用土は水はけの良いものを好みます。

花が咲き終わった株は枯れてしまうので、事前に子株を切り離しておくといいです。

 

以上、本日入荷した商品の中から2点を紹介しました。

記事・・・飛田亮

登山の夏!夏山で出会える山野草8選

8月11日は山の日。

2016年に制定されてから今年で3回目の山の日を迎えるわけですが、皆さん登山を楽しんでいますか?

登山の楽しみひとつである道中に出会う山野草たち。

今回は夏山で出会えるかもしれない楚々とした山野草たちを紹介していきます。

ハクサンイチゲ

  • 学名・・・Anemone narcissiflora
  • 属名・・・キンポウゲ科イチリンソウ属
  • 花期・・・6~8月
  • 花色・・・白色
  • タイプ・・.・多年生宿根草

本州の中部地方~東北地方に分布する高山植物の代表種です。

高山帯~亜高山帯の湿った草原に生息しています。

白い花弁に見えるものは萼片で5~7枚あり、中央には黄色い葯が目立ちます。

近縁種や変種が多く、東北地方以北のエゾノハクサンイチゲ、四国のシコクイチゲなどがあります。

ツガザクラ

  • 学名・・・Phyllodoce nipponica Makino
  • 属名・・・ツツジ科ツガザクラ属
  • 花期・・・6~8月
  • 花色・・・淡いピンク色
  • タイプ・・・常緑小低木

日本の固有種で、本州、四国に分布します。

高山の岩場に好んで生息し、釣鐘状の小花をたくさん咲かせます。

葉が針葉樹のツガに、花の色がサクラに似ていることが名前の由来です。

ニッコウキスゲ

  • 学名・・・Hemerocallis esculenta
  • 属名・・・ススキノキ科ワスレナグサ属
  • 花期・・・6~8月
  • 花色・・・山吹色
  • タイプ・・・宿根多年草

本州の中部地方以北に分布し、ゼンテイカという名でも知られています。

草丈は50~80cm程度で、山吹色をした10cmほどのラッパ状の花を咲かせます。

朝に開花すると夕方には萎んでしまう一日花で、日光に群生地が多いです。

オトギリソウ

  • 学名・・・Hypericum erectum
  • 属名・・・オトギリソウ科オトギリソウ属
  • 花期・・・7~8月
  • 花色・・・黄色
  • タイプ・・・宿根多年草

日本全土、朝鮮半島、中国に分布します。

山地の日当たりの良い場所に好んで生息しています。

草丈は20~60cm程度で、夏になると茎の先端に黄色い花を咲かせます。

オトギリソウを原料にした秘薬の秘密を漏らした弟を兄が切り殺したという平安時代の伝説から名付けられました。

シラネアオイ

  • 学名・・・Glaucidium palmatum Siebold et Zucc.
  • 属名・・・キンポウゲ科シラネアオイ属
  • 花期・・・5~7月
  • 花色・・・淡い紫色
  • タイプ・・・宿根多年草

日本固有種の1属1種の山野草です。

北海道~本州中北部の日本海側に分布しています。

山地~亜高山の林内や雪渓周辺に好んで生育し、日光白根山周辺に多く見られることから名付けられました。

草丈20~30cm程度で、花弁はなく淡い紫色をした萼片を4枚咲かせます。

コイワカガミ

  • 学名・・・Schizocodon soldanelloides f. alpinus
  • 属名・・・イワウメ科イワカガミ属
  • 花期・・・6~7月
  • 花色・・・ピンク色
  • タイプ・・・宿根多年草

日本固有種の山野草で、イワカガミの高山種です。

北海道、本州に分布し、高山の岩礫地や雪田に好んで生育します。

夏に花茎を伸ばしピンク色の小花を咲かせます。

イワカガミよりも一回り小さく、5~10cmほどの大きさです。

ヒメシャジン

  • 学名・・・Adenophora nikoensis
  • 属名・・・キキョウ科ツリガネニンジン属
  • 花期・・・7~9月
  • 花色・・・青紫色
  • タイプ・・・宿根多年草

日本固有種の山野草で、本州の中部地方以北に自生しています。

高山の岩礫地に好んで生息し、草丈は10~40cm程度に成長します。

細く繊細な茎に、青紫色をした釣り鐘状の花をいくつも咲かせます。

クガイソウ

  • 学名・・・Veronicastrum japonicum
  • 属名・・・オオバコ科クガイソウ属
  • 花期・・・7~9月
  • 花色・・・淡い紫色
  • タイプ・・・宿根多年草

本州の中国地方以北に自生し、山地や高原の日当たりの良い草地に好んで生息します。

草丈80~130cm程に成長する大型の山野草で、茎の先端に淡い紫色の小花をブラシ状にたくさん咲かせます。

登山口など標高の低い場所でも目にすることができます。

 

以上、夏山で見られる山野草たちを紹介してきました。

記事・・・飛田亮

☆商品紹介☆赤く色づく提灯のような夏の風物詩「ヒメホオヅキ」など

今週の新着商品はございませんので、今まで入荷した商品の中からピックアップして紹介していきます。

今回はヒメホオヅキとシラサギカヤツリについて紹介していきます。

ヒメホオヅキについて

  • 学名・・・Physalis alkekengi var. franchetii
  • 属名・・・ナス科ホオヅキ属
  • 花期・・・6~8月
  • 花色・・・白色
  • タイプ・・.・多年生宿根草

 特徴

ホオヅキは古くから親しまれてきた植物のひとつです。

夏になると白い小花を咲かせ、秋には色鮮やかな赤い実を付けます。

花後に成長した萼が袋状になって果実を包み込み、夏から秋にかけて色づく様が美しく、観賞されています。

この赤く色づいた実を水につけておくと、袋状の萼が葉脈を残した状態で溶けていき、中の赤い実が透けて見える美しい飾りになります。

毎年夏に浅草寺で開催されるほおづき市は江戸時代から続いており、鉢仕立てのホオヅキが売り出されます。

これはホオヅキには解熱作用がある為、夏の病気に備える為だといわれています。

草丈は50~80cm程度に成長します。

 原産地

ホオヅキは東アジア原産です。

近縁種は南ヨーロッパや南米にも自生しています。

 育て方

日照は日当たりの良い環境を好みます。

水やりは表土が乾いたらたっぷりと与え、夏場の水切れには注意しましょう。

用土は水はけと水もちの良いものを好みます。

草丈が伸びてきたら、倒れないように支柱をしてあげるといいです。

シラサギカヤツリについて

  • 学名・・・Rhynchospora colorata(Dichromena colorata)
  • 属名・・・カヤツリグサ科リンコスポラ属
  • 花期・・・5~6月
  • 花色・・・白色
  • タイプ・・・多年生宿根草

特徴

暑い夏にぴったりな涼やかな植物です。

花にように見える白く色づいた部分は”苞”で、実際の花はあまり目立ちません。

シュッとした茎や苞からは涼しさが感じられどこか風情もあります。

草丈は30~60㎝ほどで、春から秋にかけてとぎれることなく花が咲きます。

水辺でも育つので池や湿地、水盤の寄せ植えなどにも広く利用されています。

別名「シューティング・スター」「スターグラス」などの名前でも流通しています。

 原産地

アメリカ南東部原産で、水辺に好んで生息します。

   育て方

日当たりを好み、表土が乾いたらたっぷり水をあげます。

腰水や腰水栽培や水盤で育てると、水切れの心配もなくなり水やりの手間も省けます。

高温多湿や乾燥にも強いです。

開花期が長く、強健なので初心者にも簡単に育てられます。

株分けで増やすことができます。

 

以上、本日入荷した商品の中から2点を紹介しました。

記事・・・飛田亮

植物の力で暑い夏を乗り切ろう。夏バテに効くハーブ9選

これから次第に暑さが増していくこの季節。

暑い日々が続くと熱中症や紫外線が気になったり、食欲が減退して夏バテになったりとストレスの原因や体調が崩れてしまうケースが多々あるでしょう。

そこで様々な夏バテ防止グッズや暑さ対策が世に出回っている訳ですが、最もオーガニックな方法のひとつがハーブによる夏バテ対策です。

ハーブといえどもその種類は様々ですが、中には夏バテを解消してくれる薬効をもつものも存在するのです。

今回はそんな有り難いハーブたちを紹介していきます。

ローズヒップ

  • 学名・・・Rosa
  • 属名・・・バラ科バラ属

ローズヒップとはバラ属の植物の果実のことを指します。

ビタミンCが豊富に含まれているので、メラニン色素の生成を防ぎ、紫外線対策に効果があります。

ハーブティーとしておすすめで、疲労回復や夏風邪予防の効果もある、夏バテ対策ハーブです。

ハイビスカス

  • 学名・・・Hibiscus sabdariffa
  • 属名・・・アオイ科フヨウ属

通常、ローゼルという種類のハイビスカスがハーブティーとして使われます。

クエン酸が多く含まれており、夏バテによる体のダルさに効果大です。

味は酸味があり、赤みがあるのはアントシアニンが多く含まれているからで、眼精疲労にも効果があります。

レモングラス

  • 学名・・・Cymbopogon citratus
  • 属名・・・イネ科オガルカヤ属

ハーブティーや料理の味付けとして使われています。

爽やかなレモンの香りがし、胃腸に優しいハーブなので夏バテによる食欲不振に効果があります。

夏の蒸し暑さでついついぼーっとしてしまいがちですが、集中力を高める効果も発揮します。

また、虫の嫌う香りなので虫よけスプレーとしても使われています。

ペパーミント

  • 学名・・・Mentha x piperita L
  • 属名・・・シソ科ハッカ属

スッキリとしたメントールの香りで、気分をリフレッシュさせてくれるハーブです。

食欲を高めたり、胃腸の働きを良くするなど夏バテによる食欲不振に効果てきめんです。

夏のレジャーの乗り物酔い対策にも効き目があります。

ラベンダー

  • 学名・・・Lavandula
  • 属名・・・シソ科ラヴァンドラ属

香り高いことでよく知られているハーブで、アロマオイルとして使われることが多いです。

ラベンダーの落ち着く香りには鎮静作用があり、熱帯夜のせいで寝つきが悪いときには安眠を促してくれる作用があります。

ブルーマロウ

  • 学名・・・Malva sylvestris
  • 属名・・・アオイ科ゼニアオイ属

和名はウスベニアオイ。

消化器官系に効果があるので、夏バテによる食欲不振を解消してくれます。

ブルーマロウの魅力はなんといってもその色で、ティーにすると色鮮やかで涼し気な青色を楽しめます。

レモンを入れると青→紫→ピンクと色が変化し、暑い夏にこそ飲みたくなる清涼感のあるハーブティーです。

カモミール

  • 学名・・・Matricaria recutita
  • 属名・・・キク科シカギク属

キクの仲間のハーブで、乾燥させた花にお湯を注いでハーブティーとして利用されます。

消化促進やリラックス効果があります。

ルイボス

  • 学名・・・Aspalathus linearis
  • 属名・・・マメ科アスパラトゥス属

妊活に効果があるといわれるルイボスティーですが、夏バテにも効果があります。

ミネラルやナトリウムが豊富に含まれており、汗で流れ出てしまった分を補給することで熱中症を予防することができます。

エルダーフラワー

  • 学名・・・Sambucus nigra
  • 属名・・・レンプクソウ科ニワトコ属

和名はセイヨウニワトコ。

万能薬のような効果があることで知られている、頼りになるハーブです。

効きすぎたクーラーによる冷えや風邪の予防にも効果があります。

 

以上、夏バテに効くハーブたちを紹介してきました。

この夏はハーブの力を借りて暑さを乗り切ってみてはいかがでしょうか。

記事・・・飛田亮

☆商品紹介☆雪の結晶のような小花が涼やかで美しい「ヤシュウハナセキショウ」など

今週の新着商品はございませんので、今まで入荷した商品の中からピックアップして紹介していきます。

今回はヤシュウハナセキショウとカライトソウについて紹介していきます。

ヤシュウハナセキショウについて

  • 学名・・・Tofieldia nuda var. furusei
  • 属名・・・ユリ科チシマゼキショウ属
  • 花期・・・6~7月
  • 花色・・・白色
  • タイプ・・.・多年生宿根草

 特徴

夏の暑さを和らげてくれるような、涼し気な山野草です。

初夏になると花穂を長く伸ばし、雪の結晶の様な可愛らしい白い小花を房状に咲かせます。

葉の感じがセキショウと似ていますが、実際はセキショウの仲間ではありません。

草丈は10~30cm前後に成長し、この系統の植物の中ではやや大きめです。

鉢植えは寄せ植えはもちろん、庭植えやグランドカバーにもおすすめです。

花穂が風にたなびく様は、涼やかで美しいです。

 原産地

日本原産の山野草です。

山中の湿った岩場に好んで生育します。

名前の「野州(ヤシュウ)」は下野国の通称で、現在の栃木県と群馬県の一部のことです。

 育て方

日照は半日陰の環境を好みます。

夏季の強い直射日光に当たると葉が焼けて黄色くなるので、なるべく涼しい日陰で夏越しさせましょう。

用土は水はけの良いものを好みます。

株は地下茎を伸ばして増えていくので、株分けするといいです。

カライトソウについて

  • 学名・・・Sanguisorba hakusanensis
  • 属名・・・バラ科ワレモコウ属
  • 花期・・・6~7月
  • 花色・・・ピンク色
  • タイプ・・・多年生宿根草

特徴

ユニークな花姿が特徴の山野草の仲間です。

初夏になるとネコジャラシのような形をしたピンク色の花を咲かせます。

この花を中国渡来の絹糸に見立てて名付けられたといわれています。

草丈は30~100cmと大きく成長します。

規則的にギザギザの鋸歯が入った可愛らしい形の葉も魅力的で、花と共に愛でられます。

寄せ植えや鉢植え、庭植えにおすすめです。

 原産地

日本固有種の山野草です。

本州中部地方以北の日本海側に自生しています。

   育て方

日照は日なた~半日陰の環境を好みます。

蒸れに弱いので、風通しの良い日陰で夏越しさせましょう。

咲き終わった花がらを残しておくと見苦しいので、花茎ごと切り取ってあげるといいです。

乾燥に弱いので、表土が乾いたらたっぷりと水やりします。

 

以上、本日入荷した商品の中から2点を紹介しました。

記事・・・飛田亮