暑さ対策できてますか?お庭の植物を夏越しさせる6つのポイント

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じめじめした梅雨も厄介ですが、梅雨が明ければ酷暑の真夏日

植物たちにとって厳しい環境が続きます。

何としても真夏の暑さによるダメージを軽減して、元気に夏を越して欲しいものですが、その為には私たちが気を付けなければいけないことがいくつもあります。

そこで今回は、元気に夏越しさせるポイントをおよそ6つにまとめて紹介していこうと思います。

↓梅雨の対策は以前の記事を見て頂ければと思います。↓

 ①強い日差しを防ごう

いくら日の光を好む植物でも、真夏日の日差し、とくに午後の西日は植物たちにとって強すぎます。

植物によっては葉焼けを起こしてしまう場合もあるので、日差しの強い炎天下の真夏日には特に注意が必要です。

鉢物は日陰か半日陰に移動させて、強い日差しから守ってあげましょう。

また、寒冷紗や遮光ネットをかけてあげるのも効果的です。

その際は植物に直接かけるのではなく、上に支柱などを立ててテントのように被せてあげると、風通しも良くなり暑さが改善されます。

 ②輻射熱をカットしよう

日中の日差しの照り付けによって地面や壁面が温められるとなかなか冷めてくれず、日が沈んでからも輻射熱を放ち続けます。

特にコンクリートは温まりやすく、直射日光を避けていても地面の近くの植物にダメージを与えてしまいます。

植物にとっては日中よりも夜間に熱を感じることが苦手なので、これはなんとしても防ぎたいところ。

対策としては植物が地面や壁面に当たらないよう、棚の上や吊るすなどしてなるべく離して管理してあげます。

また、水やりの際に地面にも打ち水をしたり、壁面をすだれで覆ったり丈夫なつる性植物を這わすなどすることで輻射熱を防ぐことができます。

 ③真夏の水やり

夏の強烈な日差しは、鉢内の水分をすぐに蒸発させてしまいます。

だからといって日中、直射日光が当たっている植物に水をやると土中の水分が温められたり、茎葉に付いた水滴がレンズのようになって葉焼けを起こしてしまう可能性があり、逆に弱ってしまいます。

ですので少しでも涼しい朝や夕に水やりをしましょう。

また、蛇口をひねって一番に出てくる水は温められてお湯のようになっていることがあるので、しばらく出して冷たくなったのを確認してから水やりしましょう。

 ④鉢内の熱にご用心

真夏の鉢物の管理は、鉢の素材によってかなり左右されます。

とにかく熱を鉢内に伝えないようにするのが肝心で、プラスチック製の鉢や黒い鉢、薄い鉢は熱を通しやすいです。

どうしてもそれらの鉢を使いたい場合は、「二重鉢」にすることで温度の上昇を抑えることができます。

鉢植えをふた回り程大きい鉢に入れ、鉢と鉢の隙間に土やミズゴケを詰めると効果的です。

また、断熱効果のある発泡スチロールの容器に水抜け穴を開けてそこに鉢ごと植えたり、鉢ごとそのまま地面に埋めることで鉢内の温度の上昇を抑制できます。

 ⑤地植えにはマルチング

鉢物と同様、地植えの植物も直射日光に曝されると、株もとの土が温められて土中の温度が上昇し、根を痛めてしまう恐れがあります。

その対策として株もとの土を覆い隠すマルチングが効果的です。

冬のマルチングと違い、必ず水と空気を通すものを用います。

藁やパークチップ、専用のシートなどでマルチングするといいですが、銀色など光を反射するものだと日光の照り返しで下葉が葉焼けしてしまう恐れがあるので注意が必要です。

 ⑥夏越し用の土づくり

徹底的に夏越し対策をするならば、使う用土にも注意を払いたいものです。

夏越しするに重要な要素とは、通気性・水はけが良いということ。

なるべく粘土質や有機物を含むものを避け、軽石やパーライトなどを多く混ぜることで鉢内の環境が涼しく快適なものとなります。

普通の培養土を使う場合でも、1mm目のふるいにかけて細かい土を取り除くだけでも効果があります。

また、市販されている「山野草の土」も大きい粒の土や軽石が多く使われているのでおすすめです。

以上、植物夏越しのポイントをまとめてみました。

これを参考に、ぜひ皆さんも真夏に向けて対策をとってみてはいかがでしょうか。

記事・・・飛田亮

この顔見たら要注意!日本で猛威を振るう侵略的外来種の植物たち9種

戦後ここ数十年でグローバルな時代が到来し、園芸界でも国際交流が盛んにおこなわれ、 今ではありとあらゆる植物が簡単に見られ、手に入る時代となりました。

もともと日本になかった植物を愛でることは大変おもしろく、趣味の幅が広がります。

しかし海外から植物を持ち込むことは良いことばかりではありません。

丈夫な性質をもつ外来種がこぼれ種で増えていき、もともと日本に自生していた植物を駆逐してしまうなんてケースもよくあることです。

ただ繁殖するだけならまだしも、中には人の営みを阻害するに至るものもあり、今問題視されています。

そこで今回は日本生態学会が定めた「日本の侵略的外来種ワースト100」から日常の中で割とよく目にするものを選んで紹介していきます。

もし皆さんのお庭や近所に生えていたら注意が必要かもしれません。

 イタチハギ

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  • 学名・・・Amorpha fruticosa
  • 属名・・・マメ科イタチハギ属
  • 別名・・・クロバナエンジュ
  • 原産地・・・北アメリカ、メキシコ
  • タイプ・・・落葉低木

樹高5m程になる低木で、春から夏にかけて黒褐色をした花を穂状に咲かせます。

葉は羽状複葉で、法面の緑化や砂防として1940年以後盛んに導入されてきました。

日本の厳しい季節の変化に耐える耐暑性、耐寒性、耐乾性を備え、今では日本各地で野生化しています。

霧ヶ峰や白山などの在来植物を圧迫しており、伐採するなど対策が進められています。

 イチビ

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  • 学名・・・Abutilon avicennae
  • 属名・・・アオイ科イチビ属
  • 別名・・・キリアサ、ボウマ
  • 原産地・・・インド
  • タイプ・・・一年草

草丈は1.5m程になり、夏から秋にかけて黄色い花を咲かせます。

特有の悪臭があり、種子はとても固く丈夫で20年近くに渡って発芽能力を保持します。

日本では1905年に定着が確認され、作物繊維や飼料に混ざって全国に波及しました。

乳牛が誤って口にすると悪臭がミルクに移り、商品価値を損ねます。

 オオアレチノギク

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  • 学名・・・Conyza sumatrensis
  • 属名・・・キク科イズハハコ属
  • 原産地・・・南米
  • タイプ・・・二年草

生育期の夏になると1.5〜2m程の草丈になる、雑草扱いされる代表的な植物です。

名前の通り道端や荒れ地に根を張り、成長します。

 オオオナモミ

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  • 学名・・・Xanthium canadense Mill
  • 属名・・・キク科オナモミ属
  • 原産地・・・北アメリカ
  • タイプ・・・一年草

1929年に日本への侵入が確認された、オナモミの仲間で最も大きい種です。

日本にもともと自生していたオナモミを飲み込むように繁殖していき、結果今日本のオナモミは絶滅の危機にあるといいます。

 セイヨウタンポポ

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  • 学名・・・Taraxacum officinale
  • 属名・・・キク科タンポポ属
  • 原産地・・・ヨーロッパ
  • タイプ・・・多年生宿根草

日本固有のタンポポとの違いは、開花時に総苞片と呼ばれる萼のように見える部分が反り返るのがポイントです。

日本固有のタンポポと交雑し、いま日本にあるタンポポの8割が本種と本種の交雑種であるといわれています。

 セイタカアワダチソウ

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  • 学名・・・Solidago canadensis var. scabra
  • 属名・・・キク科アレロパシー属
  • 別名・・・代萩
  • 原産地・・・北アメリカ
  • タイプ・・・多年生宿根草

切り花用に輸入されたものが1970年ごろに大繁殖し、今では全国の空き地などに自生しています。

自信を含む周りの植物の成長を抑制するアレロパシー効果を持つため、年々勢いは減少しつつあります。

 ハルジオン

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  • 学名・・・Erigeron philadelphicus
  • 属名・・・キク科ムカシヨモギ属
  • 原産地・・・北アメリカ
  • タイプ・・・多年生宿根草

春になると白とピンクの花を咲かすキクの仲間です。

1920年代に観賞用に持ち込まれ、拡大していきました。

道端や畑に自生し、作物の生育を阻害したり従来の植物の生育を妨げています。

 ボタンウキクサ

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  • 学名・・・Pistia stratiotes
  • 属名・・・サトイモ科ボタンウキクサ属
  • 別名・・・ウォーターレタス
  • 原産地・・・南アメリカ
  • タイプ・・・水草

浮き袋状の葉を水面に浮かべて生育する水草です。

強健な性質をもち水面一面を覆い尽くすように成長し、既存の植物の生育を阻害したり、水路を塞ぐ等の被害が出ています。

 ホテイアオイ

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  • 学名・・・Eichhornia crassipes
  • 属名・・・ミズアオイ科ホテイアオイ属
  • 別名・・・ホテイソウ、ウォーターヒヤシンス
  • 原産地・・・南アメリカ
  • タイプ・・・水草

水面に浮かんで成長する水草で、夏になると青紫色の花を咲かせます。

水面一面に広がるため既存の水草の生育を阻害し、アレロパシー効果をもっています。

熱帯植物なので日本では冬に一斉に枯死することがあり、水質悪化や悪臭を引き起こします。

以上、「日本の侵略的外来種ワースト100」の中から割と身近に危険性があるものを紹介してみました。

皆さんのお庭や近所、地域に被害が出ることのないよう注意していきましょう。

記事・・・飛田亮

☆新商品入荷☆香りも楽しめる山野草「コアジサイ」など

本日も新着商品がいくつか入荷しております。

今回入荷したのは

・フイリヒメイズイ

・フイリイワタバコ

・ウメバチキンポウゲ

・モモバナヒメトラノオ

・アオバナシラン

・ホシキキョウ

・コアジサイ

の計7点の草花たちです。

今回はこの中からコアジサイとにフイリヒメイズイついて紹介していきます。

コアジサイについて

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  • 学名・・・Hydrangea hirta
  • 属名・・・ユキノシタ科 アジサイ属
  • 花色・・・白
  • 花期・・・6〜8月
  • タイプ・・・落葉低木

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夏のガーデニングを楽しむための熱中症対策6つのポイント!

日中は本格的に熱くなってきた今日この頃。

すでに30度を越す地域もでてきていますが、皆さんの体は季節の変化についていけてますか?

外作業においてこの時期注意しなければならないのが熱中症です。

熱中症って真夏に起こるものじゃ?とお思いの方、油断してはいけません。

まじかに迫った梅雨の時期にも非常になりやすいものなんです。

そこで今回は、ガーデニング時の熱中症対策を6つのポイントにまとめて紹介していきたいと思います。

 そもそも熱中症とは?

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一言に熱中症と言っても症状はさまざま。

めまいや一時的な失神が起こる熱失神、手足がつったり筋肉が痙攣する熱痙攣、だるさや吐き気、頭痛が起こる熱疲労に、最も怖いのが意識がなくなりショック状態に陥る熱射病です。

高温下での過度な運動や水分不足、塩分不足などが原因で、最悪の場合死に至る非常に危険な症状です。

特にまだ汗腺が発達していない乳幼児や水分不足に陥りやすい高齢者は注意が必要です。

身体に危険を感じたときは、涼しい日陰や室内に移動し、熱を体から逃がすために衣服を緩め、水をかけるなどして体を冷やします。

塩分と糖分を含んだスポーツ飲料や生理食塩水を飲み、足を高く上げた状態で横になり、手足から身体の中心にかけてマッサージしてもらうと効果的です。

それでも回復しない場合や意識が朦朧とし熱射病の恐れがある場合は救急車を呼びましょう。

それでは、ガーデニング時における熱中症対策を紹介していきます。

 ①暑さを和らげる服装を心がけよう

メッシュ生地などで風通しがよく、できるだけ汗を吸い取ってくれる吸水性の衣類が好ましいです。

蚊や紫外線を避けるためにも長袖長ズボンを着用される方が多いとは思いますが、どうしても長袖が嫌という方は農作業用のアームカバーなどをつけるのも効果的だと思います。

また、なんといっても大事な頭を暑さから守ってくれる帽子は必需品です。

首元まで日差しを遮るつばの広い帽子も市販されているのでおすすめです。

他にも水に冷やして首に巻くマフラーなどの暑さ対策グッズが売られているので、ぜひチェックしてみてください。

 ②その日の体調に合った行動を

気分が悪い時に、無理に外に出るのはやめましょう。

頭痛やめまいがした状態では、熱中症の症状に気づき辛く処置が遅れてしまうこともあります。

またお腹を下しているときは多量の水分が外に出てしまっているので脱水症状に陥りやすいです。

どうしても植物に水やりをしなければならなくても、少しは暑さも和らぐ夕方に外に出ましょう。

そもそも炎天下の日中に水やりすると鉢内の水分が温められ、蒸れて株を弱らせる原因にもなります。

その日の体調に合わせ、無理のないガーデニングを楽しみましょう。

 ③こまめに水分補給しよう

言わずもがなですが、とても大事なことです。

汗をかくと水分と一緒に血液中のナトリウムも失われていくので、水だけではなく塩分と糖分を含んだスポーツ飲料や生理食塩水を補給することがポイントです。

熱中症対策の塩あめなどを舐めるのも効果的です。

積極的に水分と塩分を摂取するのを心がけましょう。

 ④真夏に向けての体づくり

毎日外でガーデニングを楽しんでいる方には必要ないかもしれませんが、普段インドアの方が真夏日にいきなり長時間ガーデニングに精を出す場合は気をつけた方がいいかもしれません。

人間の身体は徐々に暑さに慣れていくようできているので、暑くなる前から外に出たり、室内でも運動をするなどして真夏の暑さに負けない体づくりをしましょう。

適度に体を鍛えることは健康面でも大切なことですからね。

 ⑤水を有効に使って涼しい空間を

近年、大きなショッピングモールやイベントホールなどで頭上から細かな霧を噴き出す装置をよく目にするようになりました。

今あれがガーデニング用品として売られているようで、蛇口に付けるだけで簡単に涼しい空間をつくれるのだそうです。

また、庭先に打ち水をすることで少しでも体感温度を下げることができます。

ただ、先述したように炎天下の日中に植物に水が当たるのは蒸れに繋がるので、蒸れに弱い植物の近くでは控えるなど注意が必要です。

 ⑥緑のカーテンをつくる

外に出てガーデニングしたいけど、室内で涼しく過ごしたい・・・。

このジレンマを見事解消したのが、緑のカーテンです。

ガーデニングをすることで涼しい空間をつくれるという画期的な発明で、コンテナを使ってアパートのベランダでも楽しむことが可能です。

窓の外にネットを設置し、そこにつる性の植物を這わせるだけで完成です。

葉の蒸散作用で周囲の温度が低下し、ただの日陰よりもずっと涼しく感じられます。

アサガオやトケイソウなどを植えれば花を楽しめますし、キュウリなどの野菜を育てれば果実も食べれて一石三鳥です。

室内にいても熱中症は起こることがあるので、緑のカーテンをつくるのは有効な手段です。

以上、ガーデニングにおける熱中症対策をまとめてみました。

これからの厳しい季節、頑張って乗り切っていきましょう!

記事・・・飛田亮

じめじめ季節を乗り切ろう!ガーデニングの梅雨対策5つのポイント

皆さん、梅雨の時期が近づいてきていますが対策は万全でしょうか?

すでに沖縄は梅雨入りしたということでおちおちゆっくりしてはいられません。

梅雨といえば雨量の多さと高温多湿。

春に芽吹いた草花たちが最初に遭遇する脅威でもあります。

こららをどう乗り切れば草花たちが元気に育ってくれるのか、5つのポイントにまとめて紹介していきたいと思います。

①鉢物は雨の当たらない場所へ

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地植えにしてある草花を移動させるのは一苦労ですが、鉢物だったらとても簡単。

雨の当たらない軒下などに避難させてあげましょう。

ただここで問題なのが、そこが風通しの良い場所なのかどうかです。

湿気の溜まりやすいじめじめした場所なら、せっかく避難させても蒸れに弱い植物には可愛そうですよね。

そういう時は棚の上に置いたり壁に吊り下げたりなど、地面よりも高い場所においてあげると風通しが改善されるはずです。

また、梅雨時期の貴重な晴れ間には一時的にでも日当たりのいい場所に移動して日光浴させてあげるといいです。

②お庭の水はけは大丈夫?

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しっかりとした水はけ対策ができていないと、降りやまぬ雨にどんどん水溜りができていくばかり・・・。

足場すらない状況に追い込まれては、お庭に出るのも嫌になってしまいますよね。

対策としては暗渠排水や土壌改良をするなどして水はけを良くする必要がありますが、結構大掛かりな作業になる場合が多いので専門の業者さんに頼んだほうがいいかと思います。

↓以前水はけ対策に書いた記事がありましたので、載せておきます。↓

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③ナメクジにご用心

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梅雨の厄介者は雨と多湿に限らず、それに乗じてやってくる病害虫にも気を付けなければなりません。

特にこの時期の風物詩(?)といえばナメクジです。

ナメクジは新葉や花びらなど、草花の柔らかい部分を食害します。

ナメクジがいるかどうか見極めるには、粘液が乾いた跡がついてキラキラと光っているのが証拠です。

ナメクジは夜行性で、昼間は鉢底やレンガ、ブロックなどの隙間に潜んでいます。

ですので日中、鉢を持ち上げて見つけ次第駆除しましょう。

もし見つからない場合は、夜間プラコップにビールと殺虫剤を混ぜて置いておくと、ナメクジたちが誘引されて勝手に落ちて溺れます。

食害されて困っているならトラップを仕掛けて一網打尽にしてやりましょう。

④枯れ葉や花がらを取り除こう

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この季節は常緑の葉が入れ変わったり、春に咲いた花が散ったりと落ち葉と花びらが多く舞い散る季節でもあります。

それらが健全な植物にくっ付いたまま放置すると、光合成を妨げたり、そこから病害虫が発生する確率がグンと上がります

蒸れにも繋がり株が弱る原因にもなるので、なるべく早急に取り除かなくてはなりません。

もう枯れそうな葉や花をあらかじめ取り除いておくのも効果的です。

⑤枝や茎の透かし剪定

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枯れ葉や花びらを取り除いても、枝葉が混み合っていれば湿気で蒸れてしまい、病害虫が発生し株が弱ってしまう原因になります。

もう花が終わった花茎は摘芯したり、葉が重なり合っているところは透かしてあげるなどすると、それだけでだいぶ風通しが良くなります。

植物によってはあまり強い剪定をすると弱ってしまうものもあるので注意が必要ですが、キクなんかはこの時期に葉を5、6枚残して剪定すると花芽が増えてくれるという利点もあります。

後は株周りの雑草を抜くなど、なるべくすっきりとした状態で梅雨を越しましょう。

以上、梅雨時のガーデニングの5つの対策を挙げてみました。

記事・・・飛田亮

 

☆新商品入荷☆何度も花を咲かせる山野草「四季咲きヤブデマリ」など

本日も新着商品がいくつか入荷しております。

今回入荷したのは

・紫花ヒメトラノオ

・四季咲きヤブデマリ

・三蝶咲シラン

・黄花ホタルブクロ

・チゴユリ「黄金月」

・シソバタツナミソウ

・エゾルリソウ

の計7点の草花たちです。

今回はこの中から三蝶咲シランと四季咲きヤブデマリについて紹介していきます。

三蝶咲シランについて

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  • 学名・・・ Bletilla striata
  • 属名・・・ラン科 シラン属
  • 花色・・・紫
  • 花期・・・5〜6月
  • タイプ・・・多年生宿根草

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家紋に描かれた植物を見破れ!あなたは一体いくつわかりますか?

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私の中で今、「家紋」が密かにブームを巻き起こしています。

現代ではあまり見ることは少なくなってしまいましたが、水戸黄門の印籠に代表される時代劇や、古い町並みやお寺の屋根瓦などふとしたときに目に映る家紋は、我々日本人がこれからも守っていかなければならない大事なシンボルマークです。

あの伝統美を感じさせるシンプルなデザインは、現代においてもまったく古臭く映らず、重森三玲よろしく永遠のモダンとも呼べるのではないでしょうか。

さて、家紋は鎌倉時代に生まれ、主なデザインは200種ほどあります。

それが今日までに多種多様な変化を遂げ、今では発展形をすべて含めるとなんとその数1万種以上を超えるのだそうです。

古くから植物大好きだった日本人ですから、その中には植物をモチーフにしたものが多々あり、今回はそんな家紋たちを紹介して、少しでも日本の伝統デザインに興味を持っていただけたらと思います。

中には今ではあまり見られなくなった植物もありますが、ちょっとした遊び心で初級、中級、上級とクイズ形式にしてみましたので、ぜひ当ててみてください。

 初級編

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まずは小手調べということで、この花を。

迷うとしたらあれかあれの、どちらかですよね。

ヒント・・・本州では3月頃に白やピンクの花を咲かし満開を迎えます。水戸の銘菓としても知られています。

答えはウメでした。

近畿・北九州に多く見られる家紋で、天神様を祭っている寺社に多く使われています。

上の写真は「梅花紋」ですが、他にも梅鉢紋、梅星紋などがあります。

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ウメときたら、ということで見なくても分かってしまうかもしれませんね。

ヒント・・・ウメと比べて、花弁の先に切れ込みが入り2つに分かれているのがポイントです。

答えはサクラでした。

装飾文様としては平安時代から使われてきましたが、以外にも家紋になったのは江戸時代からなんだとか。

利休七哲に数えられる細川三斎の細川家がサクラの家紋で有名です。

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3枚の葉が円形に並んでいます。落ち着いて見れば、きっと誰もがこの葉の形、身に覚えがあるはず。

ヒント・・・日本の街路樹に最も多く使われてる落葉樹です。

答えはイチョウでした。

上の家紋は「三つ銀杏」と呼ばれ、イチョウは葉の形のユニークさからか他にも様々なバリエーションがあります。

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個人的に、神奈川県の〇沢市によく通っていたことがあるので見覚えのある家紋です。

ヒント・・・マメ科のつる性植物。よくパーゴラやフェンスに這わせて、トンネルをつくっているところもありますね。

答えは、フジでした。

上の家紋は花が下垂しているので「下り藤」ですが、逆向きの「上り藤」もあります。

藤原一族の家紋として有名です。

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初級編ラストです。ちょっと花に詳しくないと難しいかもしれません。

ヒント・・・秋になると紫色の花を咲かせます。笹のように細い葉も特徴的です。

答えはリンドウでした。

上の家紋は笹のような葉も描かれているため「笹竜胆」と呼ばれます。

源氏とゆかりの深い家紋で、鎌倉市のシンボルにもなっています。

 中級編

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で、でたー!と言ってしまいたくなる家紋の中でも最も有名な家紋、キングオブ家紋ではないでしょうか。

でもこれがなんの植物なのか、皆さんご存知ですか?

ヒント・・・山野草として扱われることの多いウマノスズクサ科の宿根草です。京都の有名な祭りにも使われています。

答えは、アオイでした。正確に言うとフタバアオイです。

水戸黄門のこれが目に入らぬか!の印籠で有名なように、上の家紋は「徳川葵」と呼ばれます。

江戸時代、徳川家しかこの家紋を使うのは許されなかったことから、水戸黄門の印籠は絶大な力を持っていたわけなんですね。

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ウメやサクラと似ていますが、花好きの方ならきっとわかるはずです。

ヒント・・・秋の七草に数えられ、花弁の先に細かい切れ込みが入るのが特徴のピンクや白色の花を咲かせます。

答えは、ナデシコでした。

美しい日本女性のことを「大和撫子」というように、古来より愛されてきた植物なので、家紋にも多く使われてきました。

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今までのと似ていますが、よく見比べれば違いに気付くはずです。

ヒント・・・秋の七草に数えられ、主に紫色をした星形の花を咲かせます。

答えは、キキョウでした。

江戸時代、家紋は男性しか身に着けられず、女性はこの桔梗紋を用いていたため代表的な女紋として知られています。

戦国時代には明智光秀が使っていたことで有名です。

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近頃は町中であまり見られない木なので、少し難しいかもしれません。

ヒント・・・ゴマノハグサ科の落葉樹で、筒状の紫色の花を咲かせます。丁度今が見頃です。

答えは、キリです。

上の桐紋は3本の花序に3-5-3と花が付いているので「五三の桐」と呼ばれますが、5-7-5の「五七の桐」もあります。

かなり格式高い家紋で、皇室や室町幕府、豊臣政権、現在では日本国政府の紋章としても使われています。

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中級編ラスト。葉と実からなる家紋です。

ヒント・・・厄除けとして正月飾りに使われます。秋の紅葉と赤い実が美しいです。

答えは、ナンテンです。

実が長く付いていることや縁起物であるめでたさから、家紋として使われてきました。

 上級編

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ここからはヒントなしでいきたいと思います。

なにやらもこもこした形ですが、わかりますか?

答えは、ボタンです。

上の牡丹紋は「大割り牡丹」と呼ばれる家紋です。

江戸時代、牡丹紋は菊、桐、葵紋に次いで権威のある家紋として使われていました。

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タケノコのように葉が連なり、よくみると一番上に花らしきものが描かれています。

果たしてなんでしょうか。

答えは、ミョウガです。

マイナーなように見えてかなりバリエーション豊富で多く使われてきた家紋です。

ミョウガは薬や厄除けに使われ、神の加護があるとされてきたため寺社に多く使われています。

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これはかなりの難問なのでヒント書いておきます。

ヒント・・・タデ科の多年草で、夏に白い小花をたくさんつけた花穂を咲かします。

答えは、イタドリです。

繁殖力の強さから今では雑草扱いされますが古くは食用にされ、未開地の開墾にあたる部族が家紋にしていたそうです。

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ボリューム感のある花のように見えますが、これは少しひっかけです。怒らないでください。

答えは、ヤマブキです。

普通ヤマブキは五弁花なのにこのボリューム、恐らく八重咲きのヤマブキを家紋にしたのでしょう。

橘家の家紋として使われています。

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最後の家紋です。

え、これさっきの水戸黄門のやつじゃん!と思った方、似ているけれど違うんです。

答えは、コウホネです。

スイレン科の水生植物で、アオイと比べると葉脈の向きに違いが表れていますね。

徳川家が葵紋を規制した後、この河骨紋が民衆の間で使われるようになったそうです。こういうグレーゾーンをすり抜けていく江戸っ子の感じ好きです。

しかし黄門様の印籠が河骨紋になっても、正直わからないような・・・。(笑)

以上、日本の伝統デザインである家紋をほんの少しですが紹介してきました。

これを機に、自分の家紋がなんなのか〜とかも調べてみると面白いかもしれませんね。

今週のお題「植物大好き」

記事・・・飛田亮

 

世界の植物を知ろう!世界の国花・国樹〜南米・オセアニア編〜

世界の植物、中でもポピュラーな各国の国花や国樹を紹介していくシリーズですが、今回は南米・オセアニアの国々を見ていきたいと思います。

アカキナノキ

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  • 学名・・・Cinchona pubescens
  • 属名・・・アカネ科キナノキ属
  • 花色・・・ピンク、白
  • タイプ・・・常緑高木

エクアドルの国樹。

樹皮にアルカロイドを含むため、マラリアの特効薬「キニーネ」を生産する有用植物として知られています。

その為世界各地に植えられましたが、その強健さ故に要注意外来生物に指定されています。

オオオニバス

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出典:オオオニバス – Wikipedia

  • 学名・・・Victoria amazonica
  • 属名・・・スイレン科オオオニバス属
  • 花色・・・ピンク、白
  • タイプ・・・水生植物

ガイアナの国花。

アマゾン川原産で、3m程の大きな葉を水面に浮かべます。

夕方になると白色の大輪を咲かし、徐々にピンク味を帯びていきます。

浮力が非常に強く、破れないように養生すれば大人が乗ることも可能です。

ラパゲリア

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  • 学名・・・Lapageria rosea
  • 属名・・・ラパゲリア科ラパゲリア属
  • 別名・・・ツバキカズラ、コピウエ
  • 花色・・・ピンク
  • タイプ・・・つる性植物

チリの国花。

つる状に伸びる植物で、赤い花をうつむいて咲かせます。

光沢のある葉と合わせてツバキと雰囲気が似ていることから、ツバキカズラとも呼ばれています。

タベブイア・アルゲンテア

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  • 学名・・・Tabebuia argentea
  • 属名・・・ノウゼンカズラ科タベブイア属
  • 別名・・・ギンヨウノウゼン
  • 花色・・・黄色
  • タイプ・・・半常緑小高木

パラグアイの国花。

鮮やかな黄色い筒状花を多数咲かせます。

熱帯の国々の街路樹や庭園樹としてよく植えられています。

ブラジルボク

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  • 学名・・・Caesalpinia echinata
  • 属名・・・マメ科ジャケツイバラ属
  • 別名・・・フェルナンブコ
  • 花色・・・黄色
  • タイプ・・・常緑高木

ブラジルの国樹。

心材からブラジリンと呼ばれる赤い染料を採ることができ、この木がブラジルにはたくさん生えていたことから、ブラジルという国名になりました。

花は派手な黄色い花を咲かせます。

パウダルコ

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  • 学名・・・Handroanthus impetiginosus
  • 属名・・・ノウゼンカズラ科パウダルコ属
  • 別名・・・イぺ
  • 花色・・・ピンク色
  • タイプ・・・落葉高木

同じくブラジルの国樹。

花期になるとピンク色の鐘状の花を枝先に多数咲かせます。

材は彫刻材や建築材、また薬用にも使われてきました。

カンツータ

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  • 学名・・・Cantua buxifolia
  • 属名・・・ハナシノブ科カンツア属
  • 別名・・・インカの聖なる花
  • 花色・・・ピンク、黄色
  • タイプ・・・常緑低木

ペルー、ボリビアの国樹。

黄色やピンクの、下向きに咲く筒状花を咲かせます。

インカの聖なる花と呼ばれ、インカ帝国時代の陶器や織物にはこの花が多く描かれています。

ゴールデン・ワトル

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  • 学名・・・Acacia pycnantha
  • 属名・・・マメ科アカシア属
  • 花色・・・黄色
  • タイプ・・・常緑高木

オーストラリアの国樹。

日本にも流通しているミモザなどアカシア類の仲間で、可愛らしい黄色い花を咲かせます。

ワトルとは「編み枝」を意味し、初期入植者たちがこの木の枝を用いて小屋をつくったことから国樹に指定されました。

ヘイララ

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出典:https://en.wikipedia.org/wiki/Garcinia

  • 学名・・・Garcinia sessilis
  • 属名・・・オトギリソウ科フクギ属
  • 花色・・・赤
  • タイプ・・・常緑高木

トンガの国樹。

南国のフルーツのマンゴスチンの仲間で、赤い小さな花を咲かせます。

トンガでは毎年夏になるとヘイララ・フェスティバルが開催され、国中お祭り騒ぎになるそうです。

シルバー・ファーン

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出典:シルバー・ファーン – Wikipedia

  • 学名・・・Cyathea dealbata
  • 属名・・・ヘゴ科ヘゴ属
  • タイプ・・・木性シダ

ニュージーランドの国樹。

とても大きなシダの仲間で、葉裏が銀白色をしています。

木立性で幹が木のように直立し、ヤシやソテツのような雰囲気があります。

以上、南米・オセアニアの国花、国樹を紹介してきました。

これにて世界の植物を知ろうシリーズは終わりとなりますが、ここで紹介したものはまだほんの触りでしかないので、ぜひ皆さんも気になった地域の植物を調べてみてください。

植物園や海外旅行に行ったとき、楽しくなること間違いなしだと思います!

記事・・・飛田亮

 

☆新商品入荷☆小さいけど味わいのある山野草「オトメギボウシ」など

本日も新着商品がいくつか入荷しております。

今回入荷したのは

・モモルリオダマキ

・二色風鈴オダマキ

・絞り風鈴オダマキ

・ヒメワタスゲ

・ヒメガマ

・トワダベニアシ

・オトメギボウシ

の計7点の草花たちです。

今回はこの中からオトメギボウシとヒメワタスゲについて紹介していきます。

オトメギボウシについて

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  • 学名・・・Hosta venusta
  • 属名・・・ユリ科
  • 花色・・・紫
  • 花期・・・7〜8月
  • タイプ・・・多年生宿根草

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世界の植物を知ろう!世界の国花・国樹〜北米編〜

世界の植物、中でもポピュラーな各国の国花や国樹を紹介していくシリーズですが、今回は北米の国々を見ていきたいと思います。

メキシコチモラン

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  • 学名・・・Yucca elephantipes
  • 属名・・・リュウゼツラン科ユッカ属
  • 別名・・・青年の木
  • タイプ・・・常緑高木

エルサルバドルの国樹。

樹高6m程になるユッカの仲間で、葉にトゲがなく柔らかいのが特徴です。

日本では青年の木という名前で観葉植物として流通しています。

サトウカエデ

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出典:サトウカエデ – Wikipedia

  • 学名・・・Acer saccharum
  • 属名・・・ムクロジ科カエデ属
  • タイプ・・・落葉高木

カナダの国樹。

樹高30〜40m程になり、日本に自生するカエデと比べて葉もかなり大きいです。

カナダの国旗にもこの葉がデザインされています。

樹液を煮詰めてメープルシロップとして利用されています。

オオゴチョウ

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出典:https://en.wikipedia.org/wiki/Caesalpinia_pulcherrima

  • 学名・・・Caesalpinia pulcherrima
  • 属名・・・マメ科ジャケツイバラ属
  • 花色・・・赤
  • タイプ・・・常緑低木

セントクリストファー・ネイビス、バルバドスの国樹。

長い雄しべが特徴の色鮮やかな赤い花を咲かします。

日本では沖縄の県花に指定されています。

ユソウボク

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出典:https://en.wikipedia.org/wiki/Guaiacum_officinale

  • 学名・・・Guaiacum officinale
  • 属名・・・ハマビシ科ユソウボク属
  • 花色・・・青、紫、白
  • タイプ・・・常緑小高木

ジャマイカの国樹。

木材の中で最も重く緻密な材の一つとして知られていて、その比重の高さから水に沈みます。

また樹脂には抗炎作用があり、傷の治療にも使われてきました。

堅牢な印象とは裏腹に青紫色や白色の可愛らしい花を咲かせます。

マホガニー

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出典:https://en.wikipedia.org/wiki/Guaiacum_officinale

  • 学名・・・Swietenia mahagoni
  • 属名・・・センダン科マホガニー属
  • タイプ・・・常緑高木

ドミニカ共和国の国樹。

チーク、ウォルナットと並ぶ世界三大銘木に数えられ、高級木材として古くから親しまれています。

材は赤みがかっており、リボン杢と呼ばれる立体的な木目が特徴です。

ダイオウヤシ

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出典:https://en.wikipedia.org/wiki/Roystonea_regia

  • 学名・・・Roystonea regia
  • 属名・・・ヤシ科ダイオウヤシ属
  • 別名・・・ロイヤルパーム
  • タイプ・・・常緑高木

ハイチの国樹。

樹高は15〜25m程になり、太くどっしりとした幹からはまさに王者の風格を感じます。

街路樹として植えられたり、材は建築材としても使われています。

ペリステリア・エラタ

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  • 学名・・・Peristeeria erata
  • 属名・・・ラン科ぺリステリア属
  • 別名・・・ハトラン
  • 花色・・・白
  • タイプ・・・多年生宿根草

パナマの国花。

白いカップ状の花を咲かし、内側の花弁がまるでハトのように見えることからハトランとも呼ばれています。

パナマでは精霊の花と呼ばれ、平和と愛の象徴とされています。

キンレイジュ

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出典:https://en.wikipedia.org/wiki/Tecoma_stans

  • 学名・・・Tecoma stans
  • 属名・・・ノウゼンカズラ科テコマ属
  • 花色・・・黄色
  • タイプ・・・常緑低木

バハマの国花。

トランペットのような形をした黄色い花を房状に咲かせます。

葉は奇数羽状複葉で花には芳香があります。

プロステケア・コクレアタ

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  • 学名・・・Encyclia cochleata
  • 属名・・・ラン科プロステケア属
  • 花色・・・赤紫
  • タイプ・・・多年生宿根草

ベリーズの国花。

とてもユニークな花を咲かせる着生ランの仲間です。

通常のランとは180度逆さまに花を咲かせます。

人によってはタコやクラゲ、宇宙人にも見えるかもしれません。

リンコレリア・ディグビアナ

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  • 学名・・・Rlyncholelia digbyana
  • 属名・・・ラン科リンコレリア属
  • 花色・・・ライムグリーン
  • タイプ・・・多年生宿根草

ホンジュラスの国花。

カトレアの近縁種のランの仲間で、色と花弁の形状に特徴があります。

中央のリップと呼ばれる花弁には細かい切れ込みが入ります。

夜になると芳香を放つそうです。

以上、北米の国花、国樹を紹介してきました。

次回は最後、南米とオセアニアの花や樹木を紹介してこのシリーズを終えたいと思います。

記事・・・飛田亮