梅雨も山野草で気分リフレッシュ!

本日は新着商品が入荷しておりませんので、これまでに紹介してきた植物の中からいくつか紹介していきたいと思います。

さて、梅雨の時期になりましたね。梅雨といえば「アジサイ」をイメージする人がほとんどだと思いますが、他にもこの時期に見られる植物や花はいろいろあります。

ジメジメしているので気持ちもモヤモヤする、そんな時は植物を眺めてリフレッシュしてみてはいかがでしょうか?

コアジサイについて

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  • 学名・・・Hydrangea hirta
  • 属名・・・ユキノシタ科 アジサイ属
  • 花色・・・白
  • 花期・・・6〜8月
  • タイプ・・・落葉低木

 特徴

通常のアジサイより花がとても小さく、可愛らしいアジサイです。

コアジサイは香りも楽しめるのでおすすめです。

花色は薄い水色から白色にどんどん変化していきます。

小さい花は素朴で風情があるので庭植えや盆栽仕立てにも人気があります。

秋には葉が黄色に紅葉します。

 原産地

コアジサイは日本固有種で、関東以西の本州、四国、九州に分布し、明るい林内や林縁などに自生する落葉の低木で、梅雨時期にひっそりと咲いています。

   育て方

日影〜半日陰で湿気を好みます。

夏の直射日光に注意しましょう。

病害虫は少なく比較的育てやすい山野草です。

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アワモリショウマについて

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  • 学名・・・ Astilbe japonica
  • 属名・・・ユキノシタ科 チダケサシ属
  • 花色・・・白
  • 花期・・・7〜8月
  • タイプ・・・多年草

 特徴

泡のような小さい花をたくさん咲かせることからこの名前がついています。

 原産地

日本原産のアスチルベで、日本に自生しています。

 育て方

半日陰でどちらかというと涼しい所で育てます。

夏場の乾燥には注意して表土が乾いたらたっぷり水をあげてください。

株分けで増やすことができます。

特に水はけの悪い梅雨の時期は病気に注意し、水はけのよい場所で予防してください。

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ハルザキシュウメイギクについて

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出典:http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-e5-db/hcswf577/folder/1251004/61/35612861/img_2?1278510736

  • 学名・・・ Anemone virginiana
  • 属名・・・キンポウゲ科 イチリンソウ属
  • 花色・・・白
  • 花期・・・7〜8月
  • タイプ・・・多年草

 特徴

キクに似た白い花を咲かせます。

切り花にもおすすめです。

 原産地

代表的な原産地は北アメリカです。

 育て方

日当たりから半日陰で育てます。

別名「アネモネ バージニア」と言います。

アネモネというと暑さに弱いイメージですが

とても強健で乾燥にも耐えるので育てやすいです。

日照不足になると花付きが悪くなるので注意しましょう。

 

梅雨の時期も山野草を楽しみましょう!

以上、次回の新着商品の入荷をお待ちしていてください。

記事・・・宇都宮盟

 

誤飲・誤植にご用心。身近に潜む毒性植物10選

想像してみてください。

空き地の雑草。庭に植わっている草花。整然と立ち並ぶ街路樹。

一見何の変哲もない植物たちが、実は人や動物に危害を加える猛毒をもっている。

そう思うとちょっと怖いかもしれません。

しかし実際に、毒性のある樹木が街路樹として普通に植えられていたり、庭木に使われているケースは多々あります。

そこで今回は、身近にある毒性を持つ植物を紹介していこうと思います。

植物の正しい知識を身に付けることは、自然を楽しむことと同時に自己防衛のためでもあるんです。

 アセビ

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  • 学名・・・Pieris japonica subsp. japonica
  • 属名・・・ツツジ科アセビ属
  • 別名・・・あしび、あせぼ
  • 花色・・・白色、ピンク色
  • 花期・・・2〜4月
  • 原産地・・・日本、中国
  • タイプ・・・常緑低木

住宅街や日本庭園、山奥など様々な場所で目にするアセビにも毒性があります。

アセビを漢字で書くと馬酔木。馬が葉を食べると酔ったようにふらつくことからきています。

株全体に毒性があり、血圧低下、腹痛、下痢、嘔吐、呼吸麻痺、神経麻痺等の症状を引き起こします。

 アジサイ

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  • 学名・・・Hydrangea macrophylla
  • 属名・・・アジサイ科アジサイ属
  • 花色・・・白色、ピンク色、青色、紫色
  • 花期・・・6〜7月
  • 原産地・・・日本
  • タイプ・・・落葉低木

この時期見ごろを迎えているアジサイですが、実は毒性があるってご存知でしたか?

2008年には、日本で料理の飾りとして出された葉を客が食べてしまい中毒症状を引き起こしたそうです。

毒性成分はまだ解明されておらず、切り花などで扱う際は注意しましょう。

 イチョウ

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  • 学名・・・Ginkgo biloba
  • 属名・・・イチョウ科イチョウ属
  • 花期・・・4月
  • 原産地・・・中国
  • タイプ・・・落葉高木

銀杏の実は美味しいですが、食べ過ぎは体によくありません。

特に子供は痙攣などの症状がでやすく、5〜6粒食べただけでも中毒症状を起こすので与えない方が無難です。

また実に長時間触れるとかぶれを引き起こす恐れもあります。

 キョウチクトウ

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  • 学名・・・Nerium oleander var. indicum
  • 属名・・・キョウチクトウ科キョウチクトウ属
  • 花色・・・白色、ピンク色
  • 花期・・・6〜9月
  • 原産地・・・インド
  • タイプ・・・常緑小高木

もうしばらくは植物は育たないとされていた広島の被爆焦土にいち早く咲いたことからその強健さが覗えるキョウチクトウですが、毒性もかなり強いです。

枝をBBQの串替わりに使ったため死亡した事例もあり、街路樹として多く植栽されているため注意が必要です。

 ジギタリス

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  • 学名・・・Digitalis
  • 属名・・・オオバコ科ジギタリス属
  • 別名・・・キツネノテブクロ
  • 花色・・・白,ピンク,オレンジ,黄,紫,茶,複色
  • 花期・・・5〜6月
  • 原産地・・・ヨーロッパ、北東アフリカ〜中央アジア
  • タイプ・・・二年草,多年草

特徴的な花を咲かせることから人気のあるジギタリスですが、全草に猛毒があります。

強心薬としても使われていますが、素人が取り扱うには危険です。

お庭に植える際は十分気を付けてください。

 スイセン

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  • 学名・・・Narcissus
  • 属名・・・ヒガンバナ科スイセン属
  • 花色・・・黄色、白色
  • 花期・・・11〜4月
  • 原産地・・・地中海沿岸地域、アフリカ北部
  • タイプ・・・多年草

冬から春にかけて咲く花が古くから親しまれてきたスイセンも歴とした毒草です。

特に鱗茎に強い毒性があり、食中毒症状を引き起こします。

葉をニラと間違えて誤食するケースもあるので用心を。

 ノウゼンカズラ

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  • 学名・・・Campsis grandiflora
  • 属名・・・ノウゼンカズラ科ノウゼンカズラ属
  • 花色・・・赤色
  • 花期・・・6〜8月
  • 原産地・・・中国
  • タイプ・・・つる性落葉低木

この時期、真っ赤に色づくノウゼンカズラにもそれほど強くはありませんが毒性があります。

花の蜜にはラパコールという毒性成分が含まれており、触るとかぶれたり、炎症を起こす場合があります。

 ニセアカシア

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  • 学名・・・Robinia pseudoacacia
  • 属名・・・マメ科ハリエンジュ属
  • 別名・・・ハリエンジュ
  • 花色・・・白色
  • 花期・・・5〜6月
  • 原産地・・・北米
  • タイプ・・・落葉高木

街路樹としてよく植えられているニセアカシアにも毒性があります。

初夏に咲く花は天ぷら、蜜はハチミツ、花をホワイトリカーにつけてアカシア酒にしたりと一見食用向きに思えますが、花以外は有毒なのでついでに新芽をおひたしに・・・なんてことはしないほうがいいです。

 ヨウシュヤマゴボウ

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  • 学名・・・Phytolacca americana
  • 属名・・・ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属
  • 別名・・・アメリカヤマゴボウ
  • 花色・・・白色
  • 花期・・・6〜9月
  • 原産地・・・北米
  • タイプ・・・多年草

明治時代に日本に渡ってきた帰化植物として雑草扱いされています。

山菜の「山ごぼう」とは全くの別種で、根、葉、果実に毒性があります。

黒い果実をブルーベリーと間違えて誤食するケースがあるので気を付けましょう。

 レンゲツツジ

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  • 学名・・・Rhododendron molle subsp. japonicum
  • 属名・・・ツツジ科ツツジ属
  • 別名・・・ウマツツジ、ベコツツジ
  • 花色・・・朱色、黄色
  • 花期・・・5月
  • 原産地・・・日本、中国
  • タイプ・・・落葉低木

もとは高山植物ですが庭木としても植えられているため、サツキなど普通のツツジと間違えて蜜を吸ってしまうと危険です。

全木に痙攣毒を含み、呼吸停止を引き起こすケースもあります。

以上、割と身近にある毒性植物を紹介してきました。

別に極端に恐れる必要はありませんが、正しい知識を身につけて植物と接していきましょう。

記事・・・飛田亮

 

植物好きが選ぶ植物好きのための無料スマホアプリ6選!

ここ最近、スマホを保有する世帯の割り合いがガラケーを上回ったというニュースを耳にし、新機種やアプリのリリースも留まることを知らないスマホ業界。

現代人のニーズに合った様々なアプリが生み出されている訳ですが、その中には我々植物好きが興味を引くようなアプリも存在します。

そこで今回は、植物好きがこれはあったら嬉しい!と思うような無料アプリを選んで紹介していきたいと思います。

 草花さんぽ

草花さんぽ

草花さんぽ

  • Noriko Kimoto
  • 辞書/辞典/その他
  • 無料

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いくつかの植物図鑑アプリが出回っている中、この「草花さんぽ」は無料でしかも広告なしという超優良アプリです。

他の植物図鑑と比べ掲載されている植物の数は少ないですが、散歩してると生えているような身近な草花は網羅してあるので、その程度でしたら十分使えると思います。

写真はきれいで拡大ができ、詳細な説明文は設定でふりがなも付けられるので、子どもと一緒に楽しむこともできます。

見つけた植物はチェックすることができ、見つけた時期や回数もどんどん記録されていきます。

これから植物の数も更新されていくと思いますので、今後にかなり期待です。

手軽に楽しめる植物図鑑としておすすめのアプリです。

 美しい写真図鑑 – にほんの植物 – プチペディア

美しい写真図鑑 - にほんの植物 - プチペディア

美しい写真図鑑 – にほんの植物 – プチペディア

  • amanaimages
  • 辞書/辞典/その他
  • 無料

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本格的な図鑑アプリで、身近にある植物を中心に1000種以上の植物データが収録されています。

アプリのタイトルどうり、写真が美麗なので適当に眺めているだけでも時間を忘れて楽しめます。

図鑑としての機能だけでなく、全国の植物園や紅葉などの見どころスポットを紹介してくれる機能もあります。

アプリ内で課金をし、完全版を購入するとより図鑑としての機能が充実したり植物クイズが楽しめるそうです。

また日替わりで植物をピックアップしてくれるので、毎日開くだけでどんどん知識が増えていきますね。

 PlantNet

PlantNet

PlantNet

  • Cirad-France
  • 教育
  • 無料

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スマートフォンの画像認識機能を使い、植物をカメラで撮影するだけで検索できるというとても便利なアプリです。

今現在6000種以上もの植物データが網羅されています。

ユーザーが撮影した位置情報もアップロードされるので、どこにその植物が生育しているのかも調べられます。

ただし言語が英語なのと、日本の植物はまだ登録されていないようです。

日本人向けにアップデートされる日が待ち遠しいですね。

 まりもちゃん

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マリモを育てるアプリです。

育て方はかなりシンプルで、水を替えたり話しかけたりすると日に日にだんだんと大きくなっていきます。

ただそれだけのシンプルな育成型アプリですが、この手のアプリの中では最も植物を育ててる感覚に近いのかな?と思いました。

植物を育てたいが諸事情によりできない方は、ぜひ始めてみてはいかがでしょうか。

 くらしのこよみ

くらしのこよみ for iPhone

くらしのこよみ for iPhone

  • 平凡社
  • ライフスタイル
  • 無料

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日本の昔の季節の区切り方、「二十四節季」と「七十二候」に沿って更新される、暦アプリケーション。

季節の変化や古き良き日本人の暮らしの知恵などを、七十二候に合わせておよそ5日毎に更新されていきます。

七十二候は気候の変化や動植物のことがテーマなので、自然や植物好きの皆さんには目白押しの情報がいっぱいです。

古来の日本人のくらしに思いを馳せながら、ぜひとも楽しんでみてください。

かなりおすすめのアプリです。

 GreenSnap

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この記事を読んでる方の中にはすでに始めているユーザーさんもいることでしょう。

聞いて驚くことなかれ、GreenSnapは植物関連限定のSNSです。

つまりここのユーザーは全員が植物好き。まさに植物好きのためだけのコミュニケーションツールです。

twitterやFacebookなどで、育てている植物のことを投稿したいけど興味ない人に悪いなあ・・・と気を遣っていた方、もう気兼ねなく自慢の植物を見せることができますよ。

ユーザー数が増えれば増えるほど盛り上がると思いますので、ぜひ皆さんも登録してみてください。

さらに楽しい植物ライフを送れること間違いなしだと思います。

以上、植物好きにおすすめのスマホアプリを紹介してきました。

気になったものがあればぜひ使ってみてくださいね。

記事・・・飛田亮

☆新商品入荷☆”凛とした”「ムシャリンドウ」など

本日も新着商品がいくつか入荷しております。

今回入荷したのは

・ムシャリンドウ

・シロバナムシャリンドウ

・タンナワレモコウ

・ヤブラン

・フイリヤブラン

・ギボウシ「シュンコウニシキ」

・ヤグルマサワキク

の計7点の草花たちです。

今回はこの中からヤブランとムシャリンドウについて紹介していきます。

ヤブランについて

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  • 学名・・・Liriope muscari
  • 属名・・・キジカクシ科 ヤブラン属
  • 花色・・・青紫
  • 花期・・・8〜10月
  • タイプ・・・多年草、常緑性

 特徴

常緑性の多年草でほぼ一年中同じ草姿を保ちます。丈夫で手がかからないので育ちやすく、古くから造園の植栽材料として多く利用されてきました。常緑で強い性質なので庭園の下草やグランドカバーとしても利用されます。

葉は細長くツヤがあります。夏から秋にかけて小さな青紫色の花をたくさん咲かせます。

↓これが花が咲いた時の写真です。

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斑入りの種類などもあり、フイリヤブランも日本庭園の植栽などに多く利用されています。

 原産地

原産地は日本と東アジアで、日本、中国、台湾などに分布し

日本各地の林床に自生し普通に見ることができます。

   育て方

日向、日陰どちらでも良く育ちますが、あまり暗い日影では花が付きが悪くなることがあります。逆に斑入りの品種は葉焼けしやすいので長時間直射日光にあたり過ぎないように注意しましょう。

乾燥には強く、庭植えではほとんど水やりの必要はありませんが、

植え付け後は根付くまで土が乾いたらしっかりと水をあげます。

春の新芽が出るころと蕾ができる時期にも水をあげます。

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ムシャリンドウについて

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  • 学名・・・ Dracocephalum argunense
  • 属名・・・バラ科 ムシャリンドウ属
  • 花色・・・青紫
  • 花期・・・6〜7月
  • タイプ・・・多年草

 特徴

6月から7月頃にかけて青紫色の花を咲かせます。

まるで唇のような変わった形の花で葉は細長く、上に上に成長します。花の後には実ができます。分果といって小さな実がたくさんでき一つの固まりのようになります。

ムシャリンドウはリンドウという名前がついていますが、リンドウとは全く別物で仲間などではありません。何故この名前がついたのかは様々な説がありますが、定説として認知されている説はなくわかりません。

ムシャリンドウは、あのジブリの作品「思い出のマーニー」の物語の中にも登場しています。

花言葉は”凛とした”です。

 原産地

北海道、本州の中部地方、台湾などに分布し、日当たりの良い開けた草原などに自生しています。

 育て方

日当たりが良く水はけが良い所を好みます。

表土が乾いたら水をあげます。

特定の病害虫による被害はなく、比較的育てやすい山野草です。

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以上、今回入荷した草花の中から2点を紹介いたしました。

記事・・・宇都宮盟

 

現代社会のオアシス。いま、日本庭園に行くべき3つの理由

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突然ですが皆さん、日本庭園は好きですか?

日本庭園といっても様々な景色が頭に思い浮かぶと思います。

大きな池と築山がある大名庭園や、禅寺の方丈にある枯山水、はたまた茶庭の露地などタイプは違えどみな日本庭園といえます。

実は私、結構な日本庭園マニアで自転車日本一周中には各地の日本庭園を見て回った経験があります。

さて、そんな私が今回お話ししたいのが、現代における日本庭園の重要性です。

自然や文化、歴史といったものが蔑ろにされてきたこのおよそ100年間ですが、それ故に日本庭園は私たちが忘れてしまった大切ななにかを気付かせてくれるかけがえのない空間となりました。

そんな日本庭園の魅力や、文化や歴史の重要性、私の思うこれからの日本庭園の在り方等をお伝えしていきたいと思います。

  日本庭園に行くべき3つの理由

 ・自然を感じる

とくに大都市など緑が著しく少ない場所では、かけがえのない空間です。

古くから日本人に親しまれてきた花や樹木が植わっているため、昔ながらの四季のうつろいを楽しむことができます。

春夏秋冬それぞれに違った表情を見せてくれる庭園は、毎回訪れるたびに違った発見があるかと思います。

植物もさることながら園内に住まう小動物や池の魚、昆虫たちも散歩する楽しみをプラスしてくれます。

まるで深山幽谷の趣を楽しめる庭園もありますので、自然を感じたい方には間違いなくおすすめです。

 ・日本文化に触れる

自然を楽しむには公園でも十分かもしれませんが、手軽に伝統美や日本文化に触れられるのが日本庭園の最大の魅力ではないでしょうか。

園内の石組みや樹木の配植などには日本人の精神性を垣間見ることができます。

歴代庭園を守ってきた職人たちの剪定技術や、竹垣や枝折り戸などの構造物にも日本伝統の技が光ります。

庭園に付随する建造物も大変貴重で、茅葺き屋根の東屋など日本ののどかな原風景を想起させる仕掛けも満載です。

園内に置かれた石灯籠や手水鉢などの石造品にはそれぞれの由縁があり、長い歴史を物語ります。

 ・自己を見つめなおす

日常の喧騒から離れて、心を落ち着かせたいときに日本庭園はぴったりの場所です。

一旦気持ちをリセットして、鳥のさえずりや小川のせせらぐ音を聞きながら自分と対話する時間を大切にしましょう。

禅寺に行った際は枯山水を前に心を無にして瞑想するのもおすすめです。

私は白砂の余白に吸い込まれるような気分になり、まるで心が洗われたようなスッキリとした気分が好きです。

日常の中に余白の時間をつくることで、目的意識がはっきりとし物質社会に惑わされにくくなります。

自然、文化及び歴史、そして自分自身。

現代人が日常に追われ忘れてしまいがちなことを、日本庭園はゆったりとした時間の中で気付かせてくれます。

ぜひ機会があれば日本庭園に足を運んでみてください。

 そもそも文化や歴史ってなぜ重要なの?

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義務教育でそう教わったから。教科書に載ってたから。

それだけではちょっともの足りないですよね。

答えは簡単です。人が幸せになるためです。

教科書に載ってる文化や歴史なんかは上辺だけのデータなのであまり重要じゃないのですが、大事なのは実際に生身で触れてみることです。

その点海外を旅することは他国の文化や歴史を嫌というほど体感できるので、自国への関心もより深まるいいきっかけになります。

そうしたら自分の生きる目的に合わせて、文化・歴史を探っていく。

それも日本史や世界史すべてを解読するのではなく、自分の好きなポイントや生きる目的の為になるポイントを見つけて自分なりに解釈すればいいのです。

各々の生きる目的にもよりますが、ここで多くの人が現代社会とのギャップに躓くかもしれません。

なにせ古き良き日本文化のもついいところが、現代の資本主義社会ではまるで通用しないからです。

かといってグローバル化が進んだ世界で再び鎖国するなんて不可能ですし、アメリカ式の資本主義を現状のまま鵜呑みにしていても国民性の異なる日本人が幸せになれるとは思えません。

なので、平安時代の日本人が大陸から伝わった漢字をそのまま使わずひらがなを生み出したように、「日本化」する方法を探っていく。

その為にも文化・歴史は重要なのだと私は思います。

 これからの日本庭園とは

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日本庭園史において最も大きな功績は千利休がつくった茶庭でしょう。

利休の時代で日本庭園は完成したといっても過言ではありません。

その後茶庭を含めた様々な様式の日本庭園を融合させた大名庭園がつくられ、現代においては里山の風情をつくり出す雑木の庭、海外のモダニズムを取り入れた和モダンの庭などがつくられてきました。

これらの庭が後世日本庭園と呼ばれるかはわかりませんが、果たしてこれからの日本庭園とはどんなものでしょうか。 

この話をするにはそもそも何をもってして日本庭園なのか?を説明する必要があるのでちょっと大変です。(笑)

以前、竹垣の研修に行った内容の記事に書きましたが、これからの日本庭園のテーマのひとつは「かわいい」である、と講師の先生がおっしゃいました。

私が思うに「かわいい」というのは日本独特の感覚で、他にも「をかし」「もののあはれ」「やつし」「わび」「さび」などが挙げられます。

そしてこれらの感覚に共通するのは「間(ま)」であり、大抵時間や空間の余白で表現されることが多く、「不足の美」と呼ばれます。

この間を感じさせる仕掛けが園内に散りばめてあれば、様式を問わず日本庭園と呼んでもいいと私は思っています。

しかしこれは形として目に見えるものというより感覚的な要因が強いので、見る側の力量も問われるため、そこのハードルを如何に下げるかというのが難しいです。

「かわいい」や「をかし」は形のある要素が強くわかり易いため、講師の先生が「かわいい」を選んだのにも納得がいきます。

こういった和洋などの様式に囚われず、様々な素材を使いつつも形式ではなく感覚を重視する庭づくりができたらおもしろいと思います。

そしてここからはもう私の妄想なのですが、利休のような天才が現代に表れ、現代人のニーズにあった茶道に取って代わるようなインスタレーションを発案し、それに付随する間を感じさせる空間をつくり出す。

そうしてできた庭は、もはや今までの庭とはまるで形が違うかもしれませんが、そこに間が介在するなら新たな日本庭園と呼ぶに値するのではないでしょうか。

以上、日本庭園について少々熱く語ってみました。

利休が現代の庭園を見てなにを思うのか、私はとても気になります。(笑)

記事・・・飛田亮

 

植物なのにメタリック!?新世紀の匂いがするピュータープランツの魅力に迫る

突然ですが、皆さんは「カラーリーフプランツ」をご存知でしょうか?

基本的にひと時しか咲かない花よりも、葉の姿かたちを年中楽しめる植物のことをいい、斑入り葉やトリカラー、銀葉や銅葉など様々な色合いで私たちを楽しませてくれます。

寄せ植えや花壇に植えるとひと際存在感を放つカラーリーフプランツですが、その中でも特に異彩を放っているのが今回紹介する「ピュータープランツ」です。

ピューター(pewter)とは日本語で白鑞(しろめ)のことをいい、スズを主成分とした金属で青灰色をしています。

下は白鑞の写真ですが、銀よりも青みがかっているのがわかるでしょうか。

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出典:ピューター – Wikipedia

ピューターのような青灰色を呈する葉色の植物を、ピュータープランツと呼ぶんですね。

銀歯や銅葉など、金属的な質感をもつ植物は一般的な花屋や園芸店でも多く目にしますが、ピュータープランツはまるで作り物のようなよりメタリックな質感を持っていて、あまり市場でも見かけません。

そもそも「ピュータープランツ」という呼び方も聞かず、このワードで検索してもなかなか出てきません。

私がこの呼称を知ったのもカラーリーフプランツを専門的に紹介するマニアックな本に、ほんの少しだけ記述があったからでした。

そのほんの少しでも私の興味をそそるには十分すぎるほどでしたが、その話は後にして実際にピュータープランツとはどういったものか皆さんに紹介していきたいと思います。

 ニシキシダ

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  • 学名・・・Athyrium niponicum
  • 属名・・・イワデンダ科メシダ属

日本に自生するイヌワラビの園芸品種です。

国内ではあまり流通していませんが、ヨーロッパなどでは人気で様々な品種が発表されています。

 レックスベゴニア

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  • 学名・・・Begonia rex-cultorum
  • 属名・・・シュウカイドウ科シュウカイドウ属

インド・アッサム地方に自生するベゴニア・レックスとの交雑種のグループをレックス・ベゴニアと呼びます。

様々な形や色をしており、ピューターっぽいものがかなり多く存在します。

 ヒューケラ “ピューターベイル”

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  • 学名・・・Heuchera ‘Pewter Veil’
  • 属名・・・ユキノシタ科ツボサンゴ属

お馴染みのヒューケラのピューターリーフです。

ピューターベイルじゃなくても、似たような色の品種はたくさんあるので最も手に入りやすいピュータープランツかもしれません。

 ラミウム

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  • 学名・・・Lamium
  • 属名・・・シソ科オドリコソウ属

ラミウムもわりと市場に流通しているので手に入りやすいと思います。

グラウンドカバーとしてレストランや洋風のお庭に植えられているのをよく目にします。

 カラディウム “ホワイトウィング”

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  • 学名・・・Caladium ‘White Wing”
  • 属名・・・サトイモ科ハイモ属

カラディウムにも様々な品種があり、いくつかピューターっぽいものがあります。

本種はピューターと呼ぶにはちょっと白過ぎるかもしれませんね。

 ヘミグラフィス アルテルナータ

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  • 学名・・・Hemigraphis alternata
  • 属名・・・キツネノマゴ科ヒロハサギゴケ属

熱帯地方に生育する下草で、和名はシソモドキといいます。

常緑性ですが寒さに弱いので、日本の寒冷地では越冬が難しいです。

 アカエナ”ブルーヘイズ”

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  • 学名・・・Acaena saccaticupula ‘Blue Haze’
  • 属名・・・バラ科アカエナ属

青銀色に輝く小さなピューターリーフが特徴的な植物です。

グランドカバーに向いていて、夏になるとワレモコウのようなユニークな花を咲かせます。

 アトリプレックス ”ルブラ”

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出典:http://ooegarden.blog129.fc2.com/blog-entry-43.html

  • 学名・・・Atriplex hortensis ‘Rubra’
  • 属名・・・アカザ科ハマアカザ属

すらりとした草丈の一年草です。

基本的に暗紫色の葉色をした植物ですが、時折葉が青灰色に見るのでピュータープランツとして紹介します。

 シクラメン “コーム”

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  • 学名・・・Cyclamen coum
  • 属名・・・サクラソウ科シクラメン属

原種シクラメンの中でもよく知られているコームにも、「ピューターリーフ」なる品種が存在します。

写真の品種はGardenPorterでも取り扱っている「シルバーリーフ」という品種ですが、ピュータープランツにカテゴライズされてもいいと思います。

 ギンヨウアカシア “プルプレア”

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  • 学名・・・Acacia baileyana ‘Purpurea’
  • 属名・・・マメ科アカシア属

銀葉アカシアの仲間で、新葉が紫色に見える面白い品種で最近よく住宅街で目にするようになりました。

銀葉といいますが個人的にはピューターの方に感じが近いと思うので、紹介してみました。

以上、私が図鑑で探すに探しぬいたピュータープランツたちを一挙に紹介してきましたが、感じはつかめたでしょうか?

恐らくかなり好き嫌い分かれるジャンルだと思います。

花壇に植えようにも個性的すぎて周りの植物たちと合わせづらそうですもんね。

それでも何故このようなピュータープランツに心惹かれてしまうのか、私なりに考えてみました。

そもそも私が植物を好きなのは、生命があるのに動かない、植物はこの地球上で限りなく動と静の狭間にうつろう存在だと思うんです。

そのギャップに生じる間(ま)に私は魅力を感じます。

その中でもこのピュータープランツは金属的、より静的な印象です。

なのに生きている。この動と静の振れ幅に比例してギャップも大きくなり、普通の植物に比べより間の魅力が伝わってくるためだと自分の中で結論づけました。

かといって海外のSF映画に出てくるようなアンドロイドには私はあまり興味が沸きません。

あくまでも真に生命があるというのが絶対条件なのでしょう。

知らねえよ!って感じですよね(笑)

今回は久々に私の趣味丸出しの記事に付き合っていただきありがとうございました!

記事・・・飛田亮

 

☆新商品入荷☆お茶花にぴったり「アカバナガンピセンノウ」など

本日も新着商品がいくつか入荷しております。

今回入荷したのは

・アカバナガンピセンノウ

・キョウカノコ

・ギボウシ「ミチノクニシキ」

・アカヒメホタルブクロ

・ノウショクイワタバコ

・アワモリショウマ

・トクサ

の計7点の草花たちです。

今回はこの中からキョウカノコとアカバナガンピセンノウについて紹介していきます。

キョウカノコについて

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  • 学名・・・Filipendula puruprea
  • 属名・・・バラ科 シモツケソウ属
  • 花色・・・ピンク
  • 花期・・・6〜7月
  • タイプ・・・多年草

 特徴

京鹿子(キョウカノコ)は、初夏にピンク色の小さい花を密集して咲かせます。

その様子が京染の「鹿の子絞り」に似ていることからこの名前がつけられました。

これが鹿の子絞りの柄です。

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http://www.ed-couture.com/site_data/cabinet/0643-70(2).jpg

葉がモミジの様に切れ込みがあるのも特徴です。

古くから”お茶花”として知られており、育てやすくとても丈夫な山野草です。最近ではドライフラワーや押し花にも利用されています。

草丈は大きいもので60~80㎝まで大きくなるものもあります。

薬効もあり、利尿に効きます。

 原産地

原産地は日本で、山形から長野近辺に分布します。

   育て方

耐寒性はあります。強い西日、直射日光と乾燥を嫌います。なので水やりと同時に葉水をするのが良いです。

春や秋は湿った半日陰で、夏は明るい日陰で育てましょう。

うどんこ病になりやすいので注意しましょう。

予防としては風通しを良くするのと、乾燥させないように葉水をしたりしましょう。

花に水をかけると花がしおれてしまうことがあるので葉水をかける際には注意しましょう。

www.gardenporter.com

アカバナガンピセンノウについて

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  • 学名・・・
  • 属名・・・ナデシコ科 センノウ属
  • 花色・・・赤
  • 花期・・・5〜7月
  • タイプ・・・宿根草

 特徴

アカバナガンピと呼ばれ”お茶花”に多く用いられています。

花付きが良く、長く楽しめる山野草です。

春から夏にかけて赤色の花を咲かせます。ナデシコに似た花が印象的で、花弁の先端がギザギザに切れ込みがあるのが特徴です。

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http://www.ishidaseikaen.com/blog/wp-content/uploads/2014/09/201409-imgp3929.jpg

綺麗な赤色の花でお庭に植えてもパッと華やかになりますね。

 原産地

中国原産のセンノウの仲間で、江戸時代ごろ日本に渡来してきました。

センノウの中国名は「剪紅沙花」とかいてせんこうしゃかと読みます。

 育て方

日向や明るい日陰で育てます。

表土が乾いたら十分に水をあげましょう。

害虫は、ヨトウ虫などに注意しましょう。

ヨトウ虫は5月から6月に葉を食害します。

見つけたら夜間に捕殺しましょう。

www.gardenporter.com

以上、今回入荷した草花の中から2点を紹介いたしました。

紹介した花を咲かすものも華やかで良いですが、和の雰囲気を持ちアレンジのできるトクサなども良かったらチェックしてみてください。

記事・・・宇都宮盟

 

雑草対策の第一歩は敵を知ることから!あなたはいくつわかる?身近な雑草11種!

これからの季節、ガーデニング好きの皆さんにとって天敵である雑草たちと付き合っていかなくてはなりませんが、意外と皆さん雑草についてご損じないのではないでしょうか?

手あたり次第雑草を抜いていくのもいいですが、雑草一つ一つとちゃんと向き合っていくことによって愛着がわいたり、より効果的な対策が立てられたりと、雑草をただ毛嫌いする毎日がなにか変わっていくかもしれません。

散歩中も、道端に生えている草花がわかればより楽しい時間を過ごせるかと思います。

そこで今回は、私の独断と偏見でよく目にする雑草を11種選んで紹介していきたいと思います。

 オランダミミナグサ

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  • 学名・・・Cerastium glomeratum
  • 属名・・・ナデシコ科ミミナグサ属
  • 花色・・・白色
  • 花期・・・3〜5月
  • 原産地・・・ヨーロッパ
  • タイプ・・・一年草

外来種として世界中に分布する帰化植物で、日本には明治時代に渡来してきました。

空き地や道端によく生え、全体が細かい毛で覆われているのが特徴です。

 タケニグサ

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出典:http://www.kagiken.co.jp/new/kojimachi/hana-takenigusa_large.html

  • 学名・・・Macleaya cordata
  • 属名・・・ケシ科タケニグサ属
  • 別名・・・チャンパギク
  • 花色・・・白色
  • 花期・・・7〜8月
  • 原産地・・・日本、東南アジア
  • タイプ・・・多年草

高さ1〜2m程になる大型の多年草です。

葉は粗い切れ込みが目立ち、茎を切ると有毒の黄色い汁が出ます。

茎は中空で竹に似ることが名前の由来だといわれています。

 ナガミヒナゲシ

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  • 学名・・・Papaver dubium
  • 属名・・・ケシ科ケシ属
  • 花色・・・オレンジ色
  • 花期・・・4〜5月
  • 原産地・・・ヨーロッパ
  • タイプ・・・一年草

1960年ごろに日本に渡来した帰化植物。

春になると空き地や道端にオレンジ色の花をピョンピョン咲かせているのをよく見にします。

根や葉に、他の植物の成長を阻害するアレロパシー効果をもっています。

 カラスノエンドウ

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  • 学名・・・Vicia sativa subsp. nigra
  • 属名・・・マメ科ソラマメ属
  • 別名・・・ヤハズエンドウ
  • 花色・・・ピンク色
  • 花期・・・3〜6月
  • 原産地・・・オリエント〜地中海地方
  • タイプ・・・多年草

成長すると草丈60〜150cm程になり、茎から出る巻きひげを周りにからませて成長します。

空き地や土手、芝生の中なんかにも生えてきます。

食用にもでき、若芽や若い豆果を食べることが可能です。

 ヤブガラシ

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  • 学名・・・Cayratia japonica
  • 属名・・・ブドウ科ヤブガラシ属
  • 別名・・・ビンボウカズラ
  • 花色・・・黄色
  • 花期・・・6〜8月
  • 原産地・・・日本、東南アジア
  • タイプ・・・つる性多年草

ヤブを枯らしてしまうほどの繁茂ぶりから名付けられました。

2〜3m程になるツルを周りの植物やフェンスに巻き付けて成長していきます。

かなり強健な性質を持っており、地上部を抜いても地下茎で増えていきます。

 コニシキソウ

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  • 学名・・・Chamaesyce maculata
  • 属名・・・トウダイグサ科ニシキソウ属
  • 花色・・・暗紫色
  • 花期・・・7〜10月
  • 原産地・・・北アメリカ
  • タイプ・・・一年草

地表を這い、広がるように成長する雑草です。

葉の中央には暗紫色の斑模様があるのが特徴です。

茎を千切ると白い乳汁がでてきます。

 アメリカフウロ

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  • 学名・・・Geranium carolinianum
  • 属名・・・フウロソウ科フウロソウ属
  • 花色・・・淡紫色
  • 花期・・・5〜6月
  • 原産地・・・北アメリカ
  • タイプ・・・一年草

1930年代に日本に渡来した帰化植物です。

よく分岐する長い葉柄と深く切れ込み裂片する葉が特徴的です。

畑や空き地、道端などに多く見られます。

 オッタチカタバミ

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  • 学名・・・Oxalis dillenii
  • 属名・・・カタバミ科カタバミ属
  • 花色・・・黄色
  • 花期・・・4〜6月
  • 原産地・・・北アメリカ
  • タイプ・・・多年草

1960年代に渡来し、近年急速に増え出した帰化植物です。

「タチカタバミ」という種が別にあるため、この名前になりました。

普通のカタバミは横に広がっていきますが、本種は直立して成長してきます。

 ヒメオドリコソウ

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  • 学名・・・Lamium purpureum
  • 属名・・・シソ科オドリコソウ属
  • 花色・・・ピンク色
  • 花期・・・2〜5月
  • 原産地・・・ヨーロッパ
  • タイプ・・・越年草

明治中期に渡来した帰化植物です。

空き地や田畑の周り、道端などに群生しているのをよく目にします。

規則正しく十字対生に並んだ葉と小さなピンクの花が可愛らしいです。

在来種のオドリコソウよりもかなり小型です。

 ホトケノザ

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  • 学名・・・Lamium amplexicaule
  • 属名・・・シソ科オドリコソウ属
  • 別名・・・サンガイグサ
  • 花色・・・ピンク色
  • 花期・・・3〜6月
  • 原産地・・・アジア、ヨーロッパ、北アフリカ
  • タイプ・・・越年草

ヒメオドリコソウと混生することがあり、姿かたちも似ていることからよく間違えられます。

対生する葉の葉腋に輪生する花が仏の座に似ているため名付けられました。

春の七草に数えられる「ほとけのざ」は本種ではないので注意。食べられません。

 メヒシバ

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  • 学名・・・Digitaria ciliaris
  • 属名・・・イネ科メヒシバ属
  • 花期・・・7〜9月
  • 原産地・・・世界の熱帯〜温帯
  • タイプ・・・一年草

畑や農道、空き地や道端に自生する夏の代表的な雑草です。

芝生の中に生えると、除草するのが面倒くさい厄介者です。

近縁種もたくさんあります。

以上、身近な雑草を紹介してきました。

散歩中やお庭に気になる雑草を見つけたら、ぜひ皆さんも調べてみてください。

記事・・・飛田亮

 

【雑草対策】雑草の中でも特に厄介なドクダミ、スギナを克服する5つの方法

関西は梅雨入りしたばかりですが、この時期すでにお庭に蔓延る雑草に頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。

何度抜いても抜いても生えてくる雑草・・・いい加減なんとかしたいものです。

今回は雑草の中でも特に厄介なドクダミ、スギナに焦点を当てて対策を考えてみようと思います。

 ①ドクダミ、スギナについて調べる

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そもそもなぜドクダミ、スギナが厄介なのか考えてみましょう。

恐らくそれは何度抜いても出てくる強い生命力からだと思いますが、この2つに共通するのは地下茎によって増えるということです。

地下で茎を伸ばして増えていくので、例え地上部をすべて抜いたとしても地中で茎はしぶとく生きていて、また復活してしまうのです。

これを理解したうえで対策を考えればきっとうまくいくと思いますので、敵を知ることはとても大事なことです。

以下、私が考えた克服方法を紹介していきたいと思います。

 ②人力除草

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無駄だとは知りつつ抜き続けるのも、一時的とはいえ雑草がなくなるわけですから効果的といえば効果的です。

この場合、なるべくおおもとの根っこまで抜くように心がけましょう。

しかし根っこを全て除去しようとするのは、スギナなんかは縦にも横にも数メートルに渡って地下茎が伸びているので、ほぼ不可能に近いです。

土ごとそっくりそのまま入れ替えてしまえば可能かもしれませんが、多大な労力を費やします。

しかもスギナは、土を耕す過程で地下茎が千切れるとまた復活する、要するに耕せば耕すほど増殖していくので、人力除草はあまり効率的な方法とはいえません。

 ③熱湯をかけてみる

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人間と同じように、植物に対しても大ダメージを与えるアツアツの熱湯。

かければ大抵の植物を枯らすことができますが、根っこの強いスギナやドクダミはどうでしょうか。

やはり直接かかる地上部は枯らせますが、地中深くの根までは熱湯が行き届かず、完全に根絶やしにすることはできません。

しばらくすればまた生えてきてしまいますし、周りの植物に熱湯がかかってしまう恐れがある為あまり有効な手段とはいえないでしょう。

 ④薬剤散布

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今現在、最も有効な手段とされているのが薬剤での除草です。

地上部だけではなく、根っこまで効果の及ぶ除草剤が市販されています。

よく使われているのは「ラウンドアップ」「サンフーロン」といった薬剤です。

葉っぱに塗り込むことで、地下茎や地中深くの根にまで浸透していき、枯死させることができます。

全ての株を枯らすためには全ての葉に塗り込む必要がある為少し大変ですが、塗り忘れがあっても少なからず雑草は減少していくので、繰り返せば1〜2年のうちには完全に除草できるでしょう。

もし周りに大事な植物がなく、ご近所さんの迷惑にならないようなら噴霧器や霧吹きで吹きかければより効率的になります。

少しお金はかかりますが、確かに有効な手段かと思います。

 ⑤有用植物として活用する

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そこかしこに生えてくる雑草を見ると、どうしても邪険にしてしまいますが、ちゃんと調べてみると実は生活に役立つ有用植物だったと知って驚くことがあります。

なにせ身近な雑草と人との付き合いは長く深いですから、昔の人たちは少しでも生活に役立てようと試行錯誤してきたのでしょう。

このドクダミとスギナも例に漏れず、私たちの体の中に取り込むことで様々な効果をもたらしてくれます。

よく知られているのはやはり「お茶」でしょう。

ドクダミ茶には体内の老廃物や毒素を排出させるデトックス効果があります。

ただし飲みすぎやお腹の弱い人はお腹を下してしまうことがあるので気を付けましょう。

スギナもお茶にして飲むことができ、血液をサラサラにしてくれるなどの効果で健康商品としての一面もあります。

ただし長期間大量に摂取するとビタミンB1不足になったり、ニコチンが微量に含まれているためアレルギーの方は気を付けてください。

以上、お庭に蔓延るドクダミとスギナの対処法をまとめてみました。

これを参考に、皆さんのお庭と考え方に合ったやり方でぜひ実践してみてください。

これから大変な雑草の季節、暑さに負けず乗り切っていきましょう!

記事・・・飛田亮

 

☆新商品入荷☆まるでわたがし?「アカバナシモツケ」など

本日も新着商品がいくつか入荷しております。

今回入荷したのは

・メイゲツ

・フイリワレモコウ

・タマシャジン

・シロバナイワタバコ

・ハルザキシュウメイギク

・フイリフウチソウ

・アカバナシモツケ

の計7点の草花たちです。斑入りの葉を楽しむものや、花の形が特徴的なものなど見どころいっぱいです。

今回はこの中からアカバナシモツケとシロバナイワタバコについて紹介していきます。この二つ、どちらもこれから夏にかけて綺麗な花が見どころです。

アカバナシモツケについて

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  • 学名・・・ Filipendula multijuga var. ciliataa
  • 属名・・・バラ科 シモツケソウ属
  • 花色・・・紅色
  • 花期・・・7〜8
  • タイプ・・・多年草

 特徴

シモツケソウの高山型変種で多年草の山野草です。

低木の’シモツケ’に似ているので’シモツケソウ’といわれています。

淡い紅色のとても小さい花がたくさん密集して咲きます。

雄しべが花弁より長いのでふんわり綿菓子のような柔らかい印象を与えます。

背丈は30〜80㎝と大きくなります。

 原産地

シモツケソウは日本原産の固有種で、深山の草原など開けた場所に生えます。

このアカバナシモツケは八ヶ岳周辺など、生育地が限られています。

   育て方

明るい日陰か半日陰に置いて育てます。

水は表面の土が乾いたらたっぷりあげます。シモツケソウは水はけが良いので腐食質に富にんだ土が適します。

増やし方は株分けで簡単に増やせます。

耐寒性が高く用意に育てられるので初心者の方にもとてもおすすめです。

ですが病気にならないように注意が必要です。

5〜8月の夏期に見られる”うどん粉病”に注意しましょう。

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シロバナイワタバコについて

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  • 学名・・・ Gesneriaceae conandron
  • 属名・・・イワタバコ科 イワタバコ属
  • 花色・・・白
  • 花期・・・6〜8月
  • タイプ・・・多年草

 特徴

岩タバコは初夏に花を咲かせる多年生で、

これは真っ白な花を咲かせる種類です。

イワタバコは大きな葉と星形の花が特徴です。

大きな深緑の葉に真っ白の花が映えてきれいです。

名前のタバコは葉がタバコの葉に似ていることからつけられました。

若葉は食用として食べることもできます。

また、葉を乾燥させたものは、生薬で胃腸薬の効果もあります。

 原産地

原産地は日本で、低山や山地の日影や湿った岩場に生えます。

本州、四国、九州に分布する日本特産の植物です。

シモツケソウの群生地で有名なのが滋賀県と岐阜県の境にある伊吹山です。

群生地ではピンクのじゅうたんのように広がります。

 育て方

基本は半日陰で良いですが、夏は日影に置き育てます。

直射日光に当たると日焼けする恐れがあります。

ロックガーデンなど、岩に密着する場合は乾燥しやすいので水分は多めに与えるようにしましょう。

イワタバコは病気がほとんどなく注意するとしたら、ナメクジなどの病害虫には気をつけましょう。

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以上、今回入荷した草花の中から2点を紹介いたしました。

記事・・・宇都宮盟