祝・山の日!一度は登ってみたい山野草を楽しめる日本の山9選

8月11日が今年から新たに国民の祝日として制定されました。

その名も「山の日」

海の日があるなら山の日もということで、日本山岳会の方々が推し進めてくれたそうです。

山の日に込められた思いは「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」

近頃、地震や噴火などでなにかとネガティブな印象を受ける山ですが、もともと日本は山岳信仰、自然崇拝の国なのでこれを機に登山に挑戦する人々が増えればと思います。

さて、そこで今回は完全に私の主観で登ってみたい山をいくつか紹介していきます。

どれもメジャーな山々ですので気になった山があればぜひ登ってみてください。

1.アポイ岳

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出典:http://www.apoi-geopark.jp/event/2014/06/post_93.html

・北海道様似郡様似町

・標高・・・810m

日高山脈最南端に位置し、低山ながらも地質や生態系に特徴のある魅力あふれる山です。

アポイとはアイヌ語で「火のあるところ」という意味で、かつて鹿の狩猟祈願に火を焚いたからだそうです。

国の特別天然記念物にも指定されているヒダカソウはここでしか見れず、他にもアポイキキョウ、アポイキンバイ、アポイトリカブトなどアポイ岳が原産の山野草が多数存在します。

2.早池峰山(はやちねさん)

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出典:http://www.seiyo.org/yama/10/hayachine/sohayachine.html

・岩手県遠野市

・標高・・・1917m

日本百名山にも指定されていて、日本で最も古い山のひとつとして知られています。

高山植物・山野草の宝庫としても知られ、なかでもエーデルワイスの仲間であるハヤチネウスユキソウは人気があります。

百名山に指定されているだけに絶景を望めますが、それなりの準備と体力が必要です。

3.秋田駒ケ岳(あきたこまがたけ)

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出典:http://toby.seesaa.net/upload/detail/image/P1130317-thumbnail2.jpg.html

・秋田県仙北市〜岩手県岩手郡雫石町

・標高・・・1637m

秋田県最高峰を誇る花の名山として知られ、田尻湖を望む絶景を楽しめます。

コマクサ、チングルマなどの山野草の大群落が見られ、他にも様々な品種の山野草が生息しています。

山中には温泉郷もあるので、山野草と温泉に癒されましょう。

4.槍ヶ岳(やりがたけ)

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出典:http://www.club-t.com/theme/hyakumeizan/nagano/yarigatake.htm

・長野県松本市

・標高・・・3180m

北アルプスを代表する日本で5番目に高い山で、日本百名山及び花の百名山にも選定されています。

天を衝く槍のような山頂が登山家に人気ですが、険しい岩場があり初心者には危険です。

様々なルートがあり、日帰りでは厳しく本格的な装備が必要です。

5.霧ヶ峰(きりがみね)

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出典:http://joy-trip.jp/6378

・長野県茅野市〜諏訪市

・標高・・・1925m

「遊ぶ山」の代名詞的存在で、初心者でも気軽に登ることができます。

高原、湿原、大小の湖沼、そして高山植物と見どころ満載です。

夏には一面色鮮やかなニッコウキスゲの群落を目にすることができます。

6.石鎚山(いしづちさん)

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出典:http://kobo-smap.sakura.ne.jp/wordpress/%E5%A4%8F%E3%81%AE%E7%9F%B3%E9%8E%9A%E5%B1%B1%E7%99%BB%E5%B1%B12010-8-19/

・愛媛県西条市

・標高・・・1982m

西日本最高峰の険しい山で、山伏が修験の為に登った山岳信仰のメッカでもあります。

高山植物の種類も豊富で、イシヅチリンドウ、イシヅチボウフウ、イシヅチザクラなど石鎚山系の貴重な植物が見られます。

スリル満点な鎖場のコースもありますが、自信のない方は迂回路もあります。

7.伊吹山(いぶきやま)

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出典:http://find-travel.jp/article/5527

・滋賀県米原市

・標高・・・1377m

滋賀県の最高峰である伊吹山は、薬草の宝庫として知られています。

280種以上もの薬用植物が生息する珍しい環境で、百名山、花の名山としても選定されています。

夏には山頂が色とりどりの高山植物が咲き誇り、たくさんの人で賑わいます。

登山道は草原をひたすら進むという珍しいルートで、9合目までいけるドライブウェイも人気です。

8.剣山(つるぎさん)

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出典:http://www.miyoshinavi.jp/02miru/detail.php?genr=101&uid=SS000068

・徳島県三好市、美馬市

・標高・・・1954m

徳島県最高峰、近畿以西の西日本第二の高さで日本百名山に選定されています。

石鎚山と同じく修験山としても知られていますが、比較的初心者でも登りやすいコースもあるので安心です。

高山植物も豊富で、夏になるとキレンゲショウマの群生を目にすることができます。

9.宮之浦岳(みやのうらだけ)

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出典:http://awl-web.com/wp/archives/88

・鹿児島県屋久島

・標高・・・1936m

九州最高峰の山で、ユネスコの世界遺産に「屋久島」として登録されています。

屋久島にはジブリ映画「もののけ姫」のモチーフといわれる白谷雲水峡や大きな縄文杉、ウィルソン株など見どころがいっぱいです。

ヤクシマと名の付く山野草もたくさんあり、屋久杉、苔、高山植物を楽しむことができます。

以上、私が挑戦したい&再び登ってみたい山を中心に紹介してみました。

ぜひとも山の日に向けて登山の計画をたててみてはいかがでしょうか。

記事・・・飛田亮

 

☆新商品入荷☆夏らしい黄花「カセンソウ」など

本日も新着商品がいくつか入荷しております。

今回入荷したのは

・オオミコケモモ

・カセンソウ

・クロマツ

・コシュロガヤツリ

・ナチアワモリショウマ

・ヒメサルスベリ

・マルバシャジン

の計7点の草花たちです。

今回はこの中からカセンソウとクロマツについて紹介していきます。

カセンソウについて

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  • 学名・・・Inula salicina var. asiatica
  • 属名・・・キク科 オグルマ属
  • 花色・・・黄色
  • 花期・・・7〜9月
  • タイプ・・・多年草

 特徴

背丈は30〜60㎝ほどで葉は細長く葉脈がしっかりしています。

7〜9月頃茎の先端に黄色い花を咲かせます。

夏らしい黄色い花がとても可愛らしいですね。

 原産地

北海道から九州に分布し、日当たりの良い草原などに自生しています。

   育て方

日当たりか、半日陰で育てましょう。

表土が乾いたらたっぷり水をあげます。

丈夫で育てやすい山野草です。

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クロマツについて

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  • 学名・・・Pinus thunbergii
  • 属名・・・マツ科 マツ属
  • 花色・・・赤、黄色
  • 花期・・・4〜5月
  • タイプ・・・常緑

 特徴

クロマツは女らしい柔らかい印象のアカマツとは対照的で、男らしいしっかりした印象があり葉は太くしっかりしていて先端を触ると少し尖っていて痛いのが特徴です。

クロマツは日本庭園や庭木としても多く用いられています。松は手入れや剪定の仕方によって、自分の好みの形に自由に仕立てられるのが一つの魅力でもあります。

庭木になると管理も大変ですが、小さい盆栽ならそんなに手間がかからず身近で鑑賞することができるのでおすすめです。

 原産地

海岸などに多く自生しています。

 育て方

松をきれいな樹形に保つには、定期的にお手入れが必要です。

まず、5〜6月にかけて「みどり摘み」を行います。みどり摘みとは新芽を摘み取る作業です。これは手で摘み取れるぐらい柔らかい新芽の時期に行うのが良いでしょう。

まだ小さいうちは勢いの強いものだけ摘み取り、弱い目はのこします。

次に、11〜2月頃にかけて「もみあげ」という作業を行います。もみあげは、古い葉を落とし、日当たりや風通しを良くするためにおこないます。松は日当たりを好むので、必要であれば新芽や余分な葉を落とし、下葉にも日が当たるようにします。

日当たりを好みますが、日陰などでも環境に合わせて育ちます。表土が乾いたら、たっぷりと水をあげましょう。

その他

ここで滋賀県のある松を紹介します。

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典出:http://blogs.yahoo.co.jp/yamaibaaosainaikyo/GALLERY/show_image_v2.html?id=http%3A%2F%2Fblogs.c.yimg.jp%2Fres%2Fblog-58-9a%2Fyamaibaaosainaikyo%2Ffolder%2F1794608%2F87%2F58748087%2Fimg_6%3F1266014409&i=1

これは滋賀県の唐崎神社にある、芭蕉の「辛崎の松は花より朧にて」の句で名高い樹齢百年の巨大な霊松です。近江八景の一つでもあります。

金沢の兼六園にある唐崎の松はこの地から分けられたものとして有名です。

この迫力のある大きな松を一度見に行ってみはいかがでしょうか?

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以上、今回入荷した草花の中から2点を紹介いたしました。

記事・・・宇都宮盟

夏季のガーデニングトラブル!猛暑が植物に及ぼす5つの悪因

ついに夏本番という感じですが皆さんはいかがお過ごしですか?

私は連日のうだるような暑さで夏バテ気味の日々を過ごしております。

きっとこの暑さに植物たちだって耐えかねているに違いない・・・。

その証拠に、朝たっぷりと水をやったはずなのに夕方になると萎れている草花も少なくはありません。

この夏の暑さがいったいどのように植物に作用するのか。

そして効果的な暑さ対策とはなんなのか。

というのを今回は改めて記事にして紹介していこうと思います。

要因を5つにまとめてみましたので、夏になると植物を枯らしてしまう・・・とお困りの方はぜひ参考にしてみてください。

1.水分の蒸発による水切れ

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いくら水をあげても、少し時間が経てば土はカラカラに乾き葉もしんなりとしてくる・・・。

そんな水切れの原因は、日光の日差しにあります。

日中のほとんどの時間太陽が燦々と照り付ける日なたに置いておけば、朝に水をたっぷりあげても夕方にはカサカサです。

ですから夏場は日陰、または午後は日光が当たらない半日陰の環境で育ててあげるのがベストです。

そして朝と夕方の2回、しっかりと水やりをすることで水切れを防ぐことができます。

暑い中大変かもしれませんが、それだけ苦労して育てればより愛着も沸くものですよね。

2.土中の水分の高温化

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一方水切れを怖がって、やたらとじゃぶじゃぶあげるのもかえって逆効果です。

夏場の水やりはタイミングが肝心で、最も太陽が照り付ける日中に水やりするのは控えましょう。

なぜなら土中の水分が太陽熱で温められ、植物の根っこにダメージを与えてしまうからです。

根っこは高温に弱く、完熟でない腐葉土を使わない方がいいと言われるのもそのためです。

ですから水やりはまだ暑さがましな朝と夕方にしましょう。

3.直射日光による葉焼け

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夏の強い日差しによる最も直接的な悪因、それは葉焼けです。

葉焼けとは、強すぎる太陽光によって葉が縮れたり変色してしまうことです。

いくら日光が好きな植物でも、炎天下に長時間置かれれば耐えきれず葉焼けを起こしてしまいます。

葉焼けを起こした葉は枯れ、植物が弱る原因になってしまうので直射日光は極力避けましょう。

また、遮光のためにと熱を吸収しやすいビニールシート等を植物に直接かけるのも、シートの熱で植物が焼けることがあるので気をつけてください。

4.むしむしとした高温多湿の環境

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この猛暑を猛暑足らしめているのは、燦々照りの日光と同じくらい厄介な湿度です。

高温多湿を嫌う植物は多く、特に高山帯の冷涼な地帯に生息する山野草などには可愛そうな環境です。

なるべくじめじめとした場所で植物を管理せず、風通しの良い涼しげな場所で育ててあげましょう。

また、台に置いたり吊り下げたり等地面からなるべく離れた場所で管理することも湿気対策になりますが、水切れを起こしやすくなるため注意が必要です。

5.雑草の繁茂による蒸れ

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夏を待っていましたといわんばかりにこの時期急激に成長する雑草たち。

抜いても抜いても出てくる為非常に厄介ですが、そのまま放置し続けると面倒なことになります。

雑草が繁茂することで風通しが悪くなり、病害虫も発生しやすく植物が弱る原因となります。

土中の養分も雑草に吸収されてしまうため、極力雑草を見つけたら抜くように心がけましょう。

また夏の暑さに強い植物を植えた場合も、成長しすぎて周りの植物の成長を阻害してしまう場合がある為適宜透かし剪定をしてあげるといいです。

以上、この時期に起こりそうなトラブルと対策をまとめてみました。

まだまだ暑さは続きますが、植物たちと共に乗り切っていきましょう。

記事・・・飛田亮

夏だ!祭りだ!ガーデニング好きなら一度は行ってみたい世界の花祭り6選

すでに梅雨明けした地域も多くなり、いよいよ夏まっ盛りとなった今日この頃。

関西は日中30度を越す非常に暑い日々が続いております。

さて、日本の夏の風物詩といえば花火や祭りを思い浮かべますが、それに関連して今回は世界の祭りの模様を紹介していきたいと思います。

それもただの祭りではなく、ガーデニング好きなら誰でも一度は行きたくなるようなお花を盛大に使った祭りです。

となると世界的に見てお花の生産量が圧倒的に多いヨーロッパの国々で多く開催されているわけですが、中にはとんでもなく豪華でド派手な祭りもあって度肝を抜かれます。

日本の夏祭りもいいですが、もし気になる祭りがあればチェックしてみてください。

フランス/ニースのカーニバル

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フランスの観光地、コートダジュールのニースで毎年開催されるカーニバル。

2月〜3月の冬季に開催され130年以上の歴史があるそうです。

カーニバルの見どころの一つに「花合戦」があり、色とりどりの花々で装飾されたフロートから観客に向かって花が投げられます。

縁起物とされる花を観客が取り合うことから花合戦と呼ばれるそうです。

毎年100万人以上が集まる、ヨーロッパの中でもかなり大きなカーニバルの一つです。

フランス/ミモザ祭り

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同じくコートダジュールのマンドリュー・ラナープルで毎年開催されている祭りです。

時期は2月頃、黄色いミモザの花が満開になるころに開催されます。

地元のミモザの生産地であるタネロン山で育ったおよそ9トンものミモザを使った山車が造られ、花合戦が行われます。

色とりどりの花祭りも美しいですが、金色一色に染まるミモザ祭りも見てみたいですね。

スペイン/ピラール祭

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スペインの町、サラゴサで毎年10月頃に開催されるキリスト教徒の祭りです。

スペイン全土の守護聖母像として崇められる聖母ピラール像を奉るもので、「献花式」が最も大きな見どころとなっています。

ピラール像が安置された巨大な祭壇に20万人もの人々がカーネーションやバラなどの花束を手向けます。

祭壇は花々で埋め尽くされ、巨大な花のタワーが出来上がっていく様は圧巻です。

イギリス/チェルシーフラワーショー

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出典:12 Inspirational Garden Designs From The 2016 Chelsea Flower Show | CONTEMPORIST

イギリスのチェルシーで毎年5月に開催される世界最大規模のフラワーショー。正式名称はグレート・スプリング・ショー。

世界各国の著名なガーデナーたちがつくるショーガーデンが見もので、日本からも出展していて賞を獲得しています。

他にもガーデニングに関することはなんでも網羅しており、ガーデニンググッズや珍しい植物を購入することもできます。

オランダ/ズンデルトのフラワーパレード

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出典:http://tabit.jp/archives/1742

ゴッホが生まれた地、オランダのズンデルトで開催される世界最大規模の花のパレードです。

ズンデルトのおよそ20の村々がそれぞれ大きな山車をつくり、村を練り歩きます。

山車は色とりどりのダリアで装飾され、ユニークなデザインも多くその迫力に圧倒されます。

イタリア/ジェンツァーノのインフィオラータ

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ローマ近郊の町であるジェンツァーノ・ディ・ローマ。

この地に古くから続くキリスト生誕祭のひとつがインフィオラータです。

毎年5〜6月頃に開催され、よく「花の絨毯」なんて形容することがありますがまさにそれで、色とりどりの花々を絨毯のように敷き詰め、一枚の絵画をつくりあげます。

旧市街の長い通りが一面花の絨毯で埋め尽くされるのは美しく、イタリアを代表する祭りといえます。

記事・・・飛田亮

 

☆新商品入荷☆クルクルまきまき伸びていく「ラセンイ」など

本日も新着商品がいくつか入荷しております。

今回入荷したのは

・チャボケヤキ

・ハマゴウ

・ヒダカミセバヤ

・ヒメサルスベリ

・ヤマブドウ

・レブンモジズリ

・ラセンイ

の計7点の草花たちです。

今回はこの中からヤマブドウとラセンイについて紹介していきます。

ヤマブドウについて

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  • 学名・・・Vitis coignetiae
  • 属名・・・ブドウ科 ブドウ属
  • 花色・・・黄緑色
  • 花期・・・5〜6月
  • タイプ・・・つる性落葉低木

 特徴

ヤマブドウの実は小さく、酸味が強いので生食にはあまり向かずワインやジュースなどの材料に多く使用されています。

初夏には黄緑色の小花が咲きます。秋の紅葉もきれいです。

自分で育てたヤマブドウでジュースやワインなどを造ってみても楽しいかもしれませんね!

 原産地

日本固有のブドウで冷涼地に自生します。温暖では実が小さくなりやすいです。

日本列島(北海道、本州、四国)、ロシア、韓国の一部にも分布しています。

栽培は主に北海道や東北地方です。

   育て方

暑さや寒さには比較的強く、日光を好むので日当たりの良い場所で育てます。

表土が乾いたらたっぷり水をあげます。夏場は特に水やりが必要です。

病気は晩腐病、黒糖病、かび病などの発生に注意しましょう。

害虫はブドウトラカマキリ、クロヒメゾウムシ、コガネムシ類など、に注意して防除しましょう。

収穫期は9月上旬〜10月上旬です。ヤマブドウは色づき始めてから成熟するまでの期間が長く、約一か月半ほどなのでしっかりと熟してから収穫しましょう。

ヤマブドウは枝が水平か、下に垂れ下がっているときに花芽がよくつくので枝は水平、または下向きに誘引しましょう。

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ラセンイについて

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  • 学名・・・Juncus effusus ‘Spiralis’
  • 属名・・・イグサ科 属
  • 花色・・・茶褐色
  • 花期・・・6〜7月
  • タイプ・・・多年草

 特徴

畳に使用されるイグサの突然変異で生まれた品種です。

茎がらせん状にクルクル巻きながら伸びるとても面白い形の植物です。

水辺の植物として海外でも多く利用されています。

ラセンイは盆栽や寄せ植えなどに取り入れると立体感が出るのでおすすめです。

また、少し地味ですがお部屋においてもちょっとしたアクセントになりますし、ほとんど管理に手間がかからないのでこちらもおすすめです。

花後、茎は枯れて茶色くなり秋にはまた新しい茎を伸ばします。

 原産地

原産地は北半球の温帯地方です。

 育て方

ラセンイは水湿地のような場所で育ち乾燥を嫌います。

鉢植えの場合は、受け皿に常に水を張り常に土が湿った状態にしておくなど、水切れの無いように注意しましょう。

暑さや寒さにも強く日影でも育つので育てやすい植物です。

害虫は特にありませんがハダニやアブラムシに注意しましょう。

植え替え時に株分けで増やすことができます。

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梅雨も明けてこれからどんどん日照りの強い日が続きます、水やりを忘れずに行いましょう!

 

以上、今回入荷した草花の中から2点を紹介いたしました。

記事・・・宇都宮盟

 

庭師とのぼる、山のぼり〜まるでアスレチック?滋賀の名山・金勝アルプス【後編】〜

 前回に引き続き金勝アルプス、登っていきます!

↓前編はこちら↓

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 落ヶ滝〜白石峰

落ヶ滝に到着し一休止を終えた私たちは、最も大きな見どころである天狗岩へ、そしてその先にあるこのルート最高峰の白石峰へ登っていきます。

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滝を過ぎた後も、落ヶ滝線は沢渡りがたくさんあります。

というか登山道と沢が同化しています(笑)

梅雨の時期で水量が増しているというのもあるのでしょうが、なるべく防水の登山靴で来た方が無難でしょう。

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まだ実の青いヒメヤシャブシ

パイオニアプランツとして知られるヤシャブシは、比較的どこの山でも見られます。

本種は通常のヤシャブシよりも葉の側脈が細かく多いことからヒメヤシャブシだと同定できます。

黒くなった特徴的な実は、リースなどの飾りとしても使われます。

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急斜面の岩場。濡れた靴だと滑りやすいので、ロープを使って慎重に登っていきます。

ロープからまた違うロープへ移る場面もあり、まさにアスレチックのようなスリルが味わえます。

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岩を削ったような道を登ると分岐点が。これで落ヶ滝線ともお別れです。

私たちは天狗岩を目指すため右のルートへ。

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歩きやすい尾根ルート。

このまま何事もなく天狗岩まで行けるのかと思ったのもつかの間・・・

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岩だらけ!

天狗岩に着く前から、巨岩奇岩の数々でいっぱいでした。

これは楽しい!

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Tさんもご満悦な様子。

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正直ここが天狗岩なんじゃないかと疑ってしまうほど景色のいい巨岩スポットがいくつもありました。

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つる性植物のサルナシ

これから咲くのでしょう、小さな蕾がいくつもなっていました。

サルナシの実はキウイのような味がして、生食やカクテルとしても使われています。

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こちらは前回でも紹介したサルトリイバラ

青い実が赤く色づき始めていました。

サルトリイバラの実、初めて見たかもしれません。

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さあ、天狗岩まであと少し。

険しい巨岩の間をぬって登っていきます。

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岩場はアップダウンも激しく、木に結んである千切れそうなロープで下る場面も。

非常にスリリングです(笑)

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岩場に生えていたナツハゼ。赤黒い実がなっていました。

実は秋に熟し、ジャムとしても食べられます。

また紅葉が美しいため庭木としても人気があります。

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ロープを使わずによじ登るTさん。

ここを登り切れば・・・

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天狗岩に到着です!

といっても天狗岩も登らなきゃ雄大な景色を望めないのでもうひと踏ん張りです。

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この道がかなり狭く険しい!頑張れTさん!

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なんとか無事天狗岩登頂!がんばりました!

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ここで昼休みに。

周りの山々や琵琶湖を見渡しながら食べるご飯は美味しかったです。

ここまでかかった時間は3時間ほど。

予定より早いペースで登れました。

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さあ、白石峰まではまだあと少しあります。

天狗岩で思う存分遊んだら、再び登り始めます。

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岩場の名残を楽しんでいると、動物の頭の形をした岩を発見。

Tさんいわく「カピバラ岩」だそうです。

こんな風に自分お気に入りの奇岩に名前を付けるのも、また来た時に面白いかもしれませんね。

私には馬にしか見えませんが・・・。

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あっという間に天狗岩から離れてしまいました。

今まで自分があそこにいたと思うと不思議な感覚です。

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急に階段が多くなってきました。

この階段を登り切れば・・・

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白石峰に到着!

標高は600m程ですが、いろいろと楽しめたので達成感がありました。

 白石峰〜上桐生駐車場

さて、ここからは下りなのでもう楽勝です。

下りのルートにもいくつか見どころがあるので、道草食いながら気楽に下っていきます。

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これは重ね岩。巨石が絶妙なバランス感覚で重なっています。

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よく見ると仏さまが彫ってありました。

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しばし下る・・・

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10分程下ると、狛坂寺跡に到着。

お寺の跡なのでなにもないと思いきや・・・

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金勝アルプス大きな見どころの一つ、狛坂磨崖仏がありました。

学者の方々が調査に来ていてじっくりは見れませんでしたが、思ったよりも大きく緻密に彫られていて感動しました。

大陸からの石工技術を持った渡来人が彫ったものらしいです。

私はインドのアジャンターやエローラなどの石窟寺院を訪ねたことがあるのですが、この狛坂磨崖仏は大陸の仏教美術に見るアルカイックさと、日本のきれいさの丁度中間にあるような印象を受けました。

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さらに下ると林道にでました。

もう険しい下りもないので、あとはただひたすら歩いていけばゴールです。

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途中で見つけたオオカメノキ。別名ムシカリ。

赤い実がたくさんなっていてきれいでした。

他のガマズミ属との見分け方は、実が夏には赤く熟すことと葉がハート形をしていることです。

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朽木の隙間からベロのようなものが・・・。

恐らくタコスッポンタケの仲間でしょう。

朽木の中を見てみると、卵の殻のようなものから出ていたので確かです。

気持ち悪いけどおもしろい!

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途中、新名神高速道路の真下を通ります。ここまで来ればあとほんのわずかです。

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トンネルを抜けてすぐにある逆さ観音

これはもとは山上にあった磨崖仏が逆さに落ちてきたものだそうです。

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そしてこちらが最後の見どころ、オランダえん堤

明治時代にオランダの技術者を招いて造られた、日本最古の割石積みえん堤で「日本の産業遺産三百選」にも選定されています。

現在もなお機能しているのは巧みな構造技術のおかげで、生きた化石といわれています。

しかしこの時期は家族連れが憩う自然風プールに成り果てていて、近づくこともままならなかったです・・・。

階段状に積まれた鎧積み、もっと近くで見たかった・・・。

以上で終わりです!

金勝アルプスの魅力、伝わったでしょうか?

私もTさんも体力に余裕を残し翌日筋肉痛にもならなかったので、初心者でもそれ程苦にならず十分楽しめる山だと思います。

ぜひ機会があれば登ってみてはいかがでしょうか。

私もまた、秋にでも登りに行きたいと思います。

記事・・・飛田亮

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庭師とのぼる、山のぼり〜まるでアスレチック?滋賀の名山・金勝アルプス【前編】〜

庭もいいけどたまには山もいいよね!ということで今回から始まった庭師とめぐる山登りです。よろしくお願いします。

実は私なかなかの山好きでして、学生時代や旅の最中にはよく山に登っていました。

今まで登ったのは奥多摩や日光の山々、富士山、屋久島などなど。

関西に来てからは忙しくなかなか機会がありませんでしたが、この度久しぶりに登ったので記事にしてみようと思います。

 金勝(こんぜ)アルプスとは?

今回登った金勝アルプスは、滋賀県は琵琶湖の南東、栗東市にそびえる阿星山・龍王山・鶏冠山などの一帯をいいます。

標高は最も高い龍王山でも604.7mと比較的低く、初心者でも楽しめる低山として知られています。

だがしかし!山好きのあなた、低山だからといってスルーしてはいけません。

小川のせせらぎ、一風変わった迫力のある滝、スリリングな鎖場、険しい奇岩の数々、そしてその上から見渡す琵琶湖の絶景。

金勝アルプスは低山ながらも見どころいっぱいで飽きのこない、ワクワクドキドキのアスレチックのような山なんです!

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出典:http://www.city.ritto.shiga.jp/kanko/kanko/1324877145862.html

金勝アルプスには様々なルートがあり、私が登ったルートを黄色いマーカーで示しました。

左上の赤丸から時計回りに登っていくルートで、目安として登りが4時間・下りが2時間となっています。

上桐生バス停近くの駐車場から出発し、落ヶ滝、天狗岩などの見どころを経由し、今回の最高峰である白石峰へ。

そこからは下りで、狛坂磨崖仏、逆さ観音、オランダえん堤などを見ながら駐車場に戻ってきます。

 上桐生駐車所〜落ヶ滝

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大津市内から車で1時間程で到着。

それ程遠くないので、アクセス面でも気軽に登れる山となっています。

駐車場は広く4月〜11月は一日500円です。トイレもありました。

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しばらく舗装された道を歩きます。

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山肌はとにかくシダ植物でいっぱいです。

その中でも気になったのが・・・

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こちらのコシダちゃん。

小さなシダで、二股に分岐して成長するのが特徴的です。

子どものコシダもちゃんと二股になっているのが可愛らしいですね。

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らせん状に花を咲かすネジバナ

実はランの仲間で、小さな花をよーく見ると確かにランの形をしています。

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花木も発見!

今にも咲きだしそうなノリウツギを見つけました。

普通のアジサイよりも遅くに開花し、白い花をピラミッド型の円錐状に咲かせます。

花としてはカシワバアジサイに似ています。

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5分ほど歩くと最初の分岐点にやってきます。

左の道は北谷線、右の道は落ヶ滝線となっています。

私は滝が見たいので右の道へ。

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一気に深山の趣に。

近くに沢があるので、清流のせせらぎを感じながら登ります。

いろんな意味でヒヤッとする沢渡りも増えてくるので飽きることはありません。

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沢の前に横たわる木。土ごと根っこから倒れていました。

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小川の近くに繁茂していたミズゴケ

他の苔と比べ水分を多く含んでいるので、触るとモチモチとした感触。

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水の伝う岩肌を通ります。

奥には小さな滝が。

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他の植物に絡まりながら成長するつる性植物のサルトリイバラ

鋭いトゲがある為猿が引っかかることが名の由来でしょうが、登山道にまでよく伸びているため衣服に引っかかってきます。

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誰かがふざけてサルトリイバラの茎を結んだのでしょうが、それでも枯れずに成長していました。

恐るべき生命力をもっています。

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まだまだ続く沢渡り。

おかげで夏なのにめちゃくちゃ涼しいです。

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岩場も出てきました。ロープを使って登っていきます。

ちなみにさっきから写真に写っているのは一緒に行ったTさん。

荷物を全て私のバックパックに背負わせ、ひとり気楽に散歩に来たかのようなノリで登っています(笑)

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キイチゴの一種。

恐らくナワシロイチゴかクサイチゴでしょう。

残念ながらあまり実は見られませんでした。

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山野草発見!

岩場にはショウジョウバカマが生えていました。

白い花がまだ残っているのを見れてラッキーでした。

さあ、落ヶ滝まであと少しです。

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シダをかき分けて進んでいくと・・・。

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落ヶ滝に到着です!

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なんだか凄くのっぺりしているおもしろい滝です。

一枚岩のようにそびえたつ平らな岩に、勢いよく滝が伝い落ちています。

日本庭園でよく目にする滝石組とはまた違った魅力がありました。

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ちなみに滝の上にはどうしても気になる丸い巨岩が。

これだけでもおもしろいと騒いでいましたが、実はこれから目にする巨岩奇岩のほんの序の口でしかないことを、まだこの時は知るよしもありません。

以上で前編は終わりです!

次回の後編では金勝アルプスのなかでもっとも大きな見どころの天狗岩を中心に紹介していきます。

こんなに手軽にいろいろ楽しめてしまう山はなかなかないので、ぜひ登りに行ってみてくださいね。

記事・・・飛田亮

☆新商品入荷☆斑入りを楽しむ山野草「フイリアメリカヅタ」など

本日も新着商品がいくつか入荷しております。

今回入荷したのは

・ヒトツバショウマ

・ヒメオミナエシ

・イワショウブ

・ヤクシマハギ

・ユウギリソウ

・フイリアメリカヅタ

・フイリシラサギカヤツリ

の計7点の草花たちです。

今回はこの中からフイリアメリカヅタとフイリシラサギカヤツリについて紹介していきます。

フイリアメリカヅタについて

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  • 学名・・・Parthenocissus quinquefolia
  • 属名・・・ブドウ科 ツタ属
  • 花色・・・淡緑
  • 花期・・・6〜7月
  • タイプ・・・落葉ツル性木本

 特徴

どちらかというと花よりも葉を楽しむ山野草です。白散斑の入った美しい品種のフイリアメリカヅタは、ブドウ科のツル性植物で草丈は20センチぐらいです。

建物の外壁や岩、立木などに這い登って伸びます。

花は淡緑であまり目立ちません。秋には葉が赤く紅葉しブドウのような黒い実をつけます。冬場は落葉し、ツルだけがのこります。

ハンギングや寄せ植えにおすすめです。

 原産地

北アメリカ原産で、オランダやカナダなどにも分布しています。

   育て方

湿気を好み、空中湿度が高いと生育が良くなります。

土の表面が乾いたらたっぷり水をあげます。日当たりの良い所で育てます。半日陰では葉色が悪くなります。ですが、夏場の強い直射日光にあたり過ぎると葉焼けするので注意しましょう。

鉢植えの場合は支柱などを立てて誘引してください。

挿し木で増殖することができます。病害虫はほとんどありません。

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フイリシラサギカヤツリについて

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  • 学名・・・Rhynchospora colorata(Dichromena colorata)
  • 属名・・・カヤツリグサ科 リンコスポラ属
  • 花色・・・白
  • 花期・・・5〜6月
  • タイプ・・・多年草

 特徴

花にように見える白く色づいた部分は”苞”で、実際の花はあまり目立ちません。

シュッとした茎や苞からは涼しさが感じられどこか風情もあります。

草丈は30〜60㎝ほどで、春から秋にかけてとぎれることなく花が立ってきます。

水辺でも育つので池や湿地、水盤の寄せ植えなどにも広く利用されています。

別名「シューティング・スター」「スターグラス」などの名前でも流通しています。

 原産地

アメリカ南東部原産で、水辺でも育ちます。

 育て方

日当たりを好み、土のひょうめんが乾いたらたっぷり水をあげます。

腰水や腰水栽培や水盤で育てると、水切れの心配もなくなり水やりの手間も省けます。

高温多湿や乾燥にも強いです。

開花期が長く、強健なので初心者にも簡単に育てられます。

株分けで増やせます。

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以上、今回入荷した草花の中から2点を紹介いたしました。

記事・・・宇都宮盟

 

これで旅行時も心配無用!留守中のガーデニング対策7つの方法

長かった梅雨ももうじき終わりを告げ、いよいよ待ちに待った行楽シーズンがやってきます。

夏休みやお盆休みを利用して、どこか遠くに旅行に行かれる方も多いのではないでしょうか。

その間家を留守にする訳ですが、我々にはあるひとつの不安が付きまとうことでしょう。

「植物、ほったらかしで大丈夫かな?枯れたりしないかな?」

家を留守にし水やり等の管理ができないのは、やはり植物たちにとって良い状況とはいえません。

しかも酷暑が続くこの季節ですから、長期間放っておけば弱り枯れてしまう植物も多いことでしょう。

そこで今回は、留守中でもなんとか植物たちを生き延びさせる方法を思いつく限り挙げてみましたので、よければ参考にしてみてください。

①水分の蒸発を避ける

いくら日当たりを好む植物でも、満足に管理もできない状況で日なたに置かれていてはどんどん土中の水分が蒸発して水切れを起こしてしまう恐れがあります。

水切れを防ぐためにも、鉢物は日陰に移動させたり、遮光ネットをかけるなどして直射日光を極力避ける対策をしてから出かけましょう。

また、株もとの土の表面をバークチップや腐葉土で覆うマルチングも蒸発を抑制する効果があります。

②ペットボトルでつくる簡単水やり道具

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自宅で簡単に作れる水やり道具として、ペットボトルを使ったものが良く知られています。

ペットボトルの中に7〜8割水を入れ、ふたにキリで穴を空け逆さに向けて土に刺すというものです。

このときボトル内の水が日光で熱され高温にならないように、遮光が必要になってきます。

ただし2Lのペットボトルでもすぐに水がなくなるので、長期の旅行にはあまり向かないでしょう。

③毛細管現象を利用した簡単水やり装置

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続いても自宅で簡単につくれる水やり装置です。

用意するものは紐や布の切れ端と、バケツやコップなどの水を入れる容器。これだけです。

容器に水を入れ、紐の端を水に沈ませ、もう一方の紐の端を土に差し込みます。

そうすると毛細管現象により少しずつ水が与えられるという仕組みです。

長期で家を留守にする場合は、お風呂場の浴槽に水を張り、そこから紐を繋げば長い間水を与え続けることが可能です。

④保水材を使う

大宮グリーンサービス 水のお留守番 土150L分 150g

大宮グリーンサービス 水のお留守番 土150L分 150g

少しコストはかかりますが、保水材を活用することで2〜3日程度なら植物の水やりの心配はなくなります。

保水材は水を大量に吸収し、少しずつ適度に放出してくれます。

土に混ぜ込むタイプや表土に置くタイプなど、様々な種類が市販されています。

⑤底面灌水式の鉢に植える

底面灌水ラクアインナーセット310型アイボリー

底面灌水ラクアインナーセット310型アイボリー

こちらも少しコストはかかりますが、一週間ほど水やりをしなくても平気なものもあります。

鉢の底に水を貯めておけるタンクがあり、植物は根から適度に水分を吸水していきます。

ただし直射日光に当てていると水がお湯状になる恐れがある為遮光が必要です。

⑥自動灌水を購入する

一番手っ取り早くかつ確実なのはこの方法でしょう。

取り付けも簡単で、電池式のものが大半なので工事も不要です。

ですが結構なお値段なのでそこだけ覚悟しなければなりません。

長期間頻繁に家を空ける方には必須の道具といえましょう。

⑦人頼み

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親戚や友人、ガーデニング好きの隣人などに頼み込んで水やりしてもらうのもいい手だと思います。

これがきっかけでガーデニング仲間が増えればそれは嬉しいことですね。

ただ、逆に人間関係のトラブルを招かないよう注意が必要です・・・。

以上、留守中のガーデニング対策を紹介してきました。

他にも留守中に役立つ様々な水やりグッズが市販されているので、この夏旅行に行かれる方はぜひチェックしてみてください。

記事・・・飛田亮

 

庭師とめぐる、庭めぐり〜半夏生の咲く庭・両足院〜

久しぶりの庭めぐり、今回見ていくのは建仁寺の塔頭・両足院です。

京都でも名高い寺院の一つである建仁寺。竹垣の建仁寺垣でも有名ですね。

本坊の庭は割といつも公開していますが、今回紹介する両足院はなんと期間限定です。

今年は6/6〜7/6までの特別拝観でした。残念ながらもう終わってしまってます。

何故この期間だけの公開なのか、それはずばりハンゲショウが咲く庭だからです。

ハンゲショウを知らない方の為に、少し解説します。

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  • 学名・・・ Saururus chinensis
  • 属名・・・ドクダミ科ハンゲショウ属
  • 別名・・・カタシログサ
  • 花期・・・6〜7月
  • タイプ・・・多年草

七十二候のひとつである半夏生の時期に咲くハンゲショウ。

名の由来の一つには、葉が片側だけ白く変色し化粧をしているように見えるためだとも言われています。

花期にはドクダミに似た香りを放ちます。

近年は減少傾向にあり、絶滅の危機に瀕している地域もある模様。

どおりで私は今回初めてハンゲショウを目にしました。

さて、それではいよいよ両足院の庭をめぐっていきたいと思います。

なおカメラの関係で写真が少しセピア色がかって見づらいですが、お気になさらずに(笑)

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こちらが両足院の入り口です。

建仁寺の境内の端っこの方にあるので、見つけづらいかもしれません。

この階段を上がった先の境内では寅市という手づくり市がたまに開かれていて、前にちらっと覗いたときは賑わっていました。

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順路の通りに進んでいくと、まず目にするのがこの枯山水の庭です。

建仁寺は臨済宗の大本山でもあるので、禅僧の庭である枯山水もつくられました。

ここで注目したいのが中央にそびえる大きなイヌマキです。

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普段目にするイヌマキとは想像もつかないほどの軽やかな姿。

幹や枝ぶりがよく見え、まるでマツと見間違えるほどの緻密な葉の透かしようです。

凛とした涼しげな雰囲気にしばし見とれてしまいました。

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続いてはマツとスギゴケの緑を楽しめる、京都のお寺の代名詞的なお庭。

男松と女松を対比したりしてのんびりと眺めていました。

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ちなみに皆さん、この写真中央に置かれた石がなにかご存知ですか?

見づらいと思うので拡大写真を。

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出典:http://www.geocities.jp/sekimoriishipage/

どうでしょう。日本庭園に行った際には割とよく目にすると思います。

正解は、関守石といいます。

こぶし大程の石にシュロ縄を結んだだけの簡単な作りですが、ここから先は入ってはいけませんよという結界の意味があります。

なにも知らない海外の人は気にせず通ってしまうかもしれませんが、我々日本人には知らずともなにか心に引っかかるものがあるかと思います。

竹垣や生垣、障子や襖、そして関守石。

こうして考えてみると日本の境界・結界はとても興味深いですね。

しようとおもえば簡単に乗り越えたり壊してしまえるものを境界にすることは西欧ではあまり考えられません。

特に関守石なんてちっぽけな石一つですからね(笑)

ほぼ全てが受け手の裁量に委ねられている。ここに日本人の高い精神性が垣間見えた気がします。

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さて、ハンゲショウの咲く庭を紹介する前に一つ気になったものを。

こちらは寺院内の書院にあった天袋ですが、引き手に注目してください。

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そう、これは以前の記事で紹介したあの植物の家紋です!

ようやく実際に目にすることができました。

なんの植物か気になる方や、忘れてしまった方はぜひ以前の記事をチェックしてみてくださいね。

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こちらがハンゲショウの庭、メインだけあって広いです。

大きな池を縁どるようにハンゲショウが植えられていました。

それもそのはず、ハンゲショウは乾燥が苦手で湿った土壌を好みます。

よく考えて植えられているなあと感心しました。

私が訪ねたのは7月に入ってからだったので、もう葉の白さも落ち着いてしまったそうですが十分に白く輝いていました。

ちなみに花が終わると地面から30cm程のところで刈り込んでしまうのだそうです。

普段あまり見られない花だけに、毎年ここで咲き続けて欲しいですね。

以上、建仁寺塔頭・両足院でした。

ぜひ気になった方は半夏生の時期になったら訪れてみてください。

記事・・・飛田亮