☆おすすめの商品紹介☆小ささが魅力の山野草「ヒメユキノシタ」など

本日はGardenPorterのおすすめの草花たちを紹介していきます。

今回紹介するのは、カンザキアヤメとヒメユキノシタです。

どちらも冬の間も楽しめる山野草ですので、ぜひチェックしてみてください。

カンザキアヤメについて

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  • 学名・・・Iris unguicularis
  • 属名・・・アヤメ科アヤメ属
  • 花期・・・1〜3月
  • 花色・・・紫
  • タイプ・・.・常緑多年草

 特徴

アヤメと言えば通常なら初夏に花咲くことから、夏の季語としても知られている植物です。

暑い夏の水辺に咲くのがなんとも涼やかで見ていて癒される花の一つです。

ところが本種はその名の通り寒咲き。冬に咲く珍しいアヤメです。

1月〜3月頃になると紫色の優雅な花を咲かせます。

また、通常のアヤメと比べ草丈が低いのも特徴で、成長しても3〜40cm程度とあまり植え場所に困りません。

花が咲く位置も低く、葉の陰に隠れるように咲く小型の種です。

 原産地

地中海沿岸〜西アジア原産のアヤメの仲間です。

 育て方

耐寒性・耐暑性共に備えている丈夫な植物ですので、あまり手間はかかりません。

日当たりと、水はけのよい用土を好みます。

冬の寒さの心配はいりませんが、降雪地帯では雪の重みの折れてしまうことがあるので雪対策はしっかりとしておきましょう。

ヒメユキノシタについて

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  • 属名・・・ユキノシタ科ユキノシタ属
  • 花期・・・4月〜5月
  • 花色・・・白
  • タイプ・・.・多年生宿根草

 特徴

ユキノシタといえば様々な種類があり、当店でもいくつか斑入り種のものを取り扱っています。

しかし本種の特徴はその大きさ。葉っぱがとても小さく可愛らしいのが特徴です。

あくまで小さな葉の鑑賞価値が大きいですが、春には花茎を伸ばし白い花を咲かせることがあります。

とても小さくコンパクトにまとまるため、鉢植えや寄せ植え、草盆栽などに人気の品種です。

小さな植物がお好きな方はぜひ育ててみてはいかがでしょうか。

 原産地

日本各地に自生するユキノシタの矮小品種です。

 育て方

直射日光と乾燥を嫌う植物です。

日なたには置かず、半日陰か明るい日陰で管理してください。

湿った環境を好むので、どちらかというと水持ちの良い用土を好みます。

なめくじが発生しやすい環境にあるので、食害に注意しましょう。

以上、おすすめの商品2点を紹介しました。

記事・・・飛田亮

滋賀県のおすすめスポット紹介!〜お菓子の大農園「ラ コリーナ近江八幡」〜Part2

↓約半年ほど前、ラ コリーナ近江八幡というお店へ行った時の事を記事にしました。↓

あの時でも十分に楽しめましたが、 今回新たにカステラ店がオープンしたと聞き再び訪れることに。

行ってみた結果、期待以上の感動を味わえたのでまた皆さんに紹介したいと思います。

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ラ コリーナ近江八幡のシンボルともいえるメインショップの芝屋根。

前回行ったのは夏だったため青々としていましたが、今は冬らしい素朴な風情を楽しめます。

季節によって姿を変える建築、素敵です。

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ショップの中の寄せ植えも変わっています。

夏場は青々としたモミジとセキショウが植わっていましたが、クリスマスシーズンに合わせてヒイラギに変わっていました。

赤い実がたくさんなっているのはヒイラギの仲間のセイヨウヒイラギ。

クリスマス・ホーリーとも呼ばれ、角ばった葉と真っ赤な実をたわわに実らせます。

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この寄せ植えも正月らしくセキショウにヤブコウジが追加され、

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黄色い蕾が可愛らしいロウバイとピンクのマツムシソウもまだ咲いていました。

さて、そんな山野草たちが出迎えてくれるメインショップを抜けたところに、新たにオープンしたカステラショップが待っています。

期待を胸にメインショップを抜けると・・・

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広い。

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広い・・・。

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広い!!

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ご覧のとおり滅茶苦茶広いです。

カステラショップの他にも建造物がいくつかあり、田んぼが広がっていました。

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田んぼの中にはいくつかの石が鎮座しており、頂上には小さなマツの子供がにょきっと生えています。

まるでミステリーサークルやストーンヘンジを連想してしまいますが、なんともいえない大地のたくましさを感じます。

五穀豊穣の神に祈るような力強さがあり、稲も健やかに育ちそうです。

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さて、まずは早速カステラショップで舌鼓を打つことに・・・。

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「栗百本」

カステラショップ、その名も「栗百本」。

栗の木を百本以上も使ったことから命名されたそうです。

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ショップに入る前からすでに栗の柱の迫力がすごいです。

めちゃくちゃかっこいい。

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ショップの入り口にも寄せ植えが。マンサクの蕾がまだ遠い春を予感させました。

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店内の様子がこちら。

ご覧の通り栗の柱がふんだんに使われています。

曲がりくねった野趣溢れる栗材がこんなにも・・・なんと贅沢な空間でしょう。

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テーブルや椅子も栗材でできています。

木材の接合部の千切りもお洒落で可愛らしいです。

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栗柱にはそれぞれ大胆ななぐり仕上げが施されていました。

規則正しく細かいなぐりももちろん美しいですが、こういった空間にはこれくらい大胆なほうが映えるのだなあと感心しました。

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店内では2種類のカステラを選んで頂けます。

左の焼きたて八幡カステラはあんこを添えて食べるのですが、これがとても美味しい。

アセビとセキショウの寄せ植えに癒されながらいただきました。

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カウンターにはグミ、マツムシソウ、セキショウの寄せ植えも飾られていました。

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ちなみにお手洗いの扉も野趣あふれるなぐり仕上げでした。凝っています。

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カステラショップを出て、敷地をひと回り探索してみることに。

カステラショップの草屋根から滴り落ちた水が雨落ちに溜まり、田んぼに流れる川になっていることにひと驚き。

園路の石橋の下に小川が流れているのにぐっときます。

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右手の建物には大きな丸い銅屋根がそびえ立っています。

これはラコリーナができてから移転したたねやの本社です。

スタッフオンリーの施設なので通常は入ることはできませんが、予約制のラコリーナツアーに参加すれば入ることができるそうです。

ぜひとも一回は登ってみたいですね。

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ちなみに本社の端には大きなクスノキが建物を貫通して植えられているのも見どころです。

自然と共生したいという意識がこんなところにまで現れていますね。

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灯りもいちいち可愛らしくて素敵です。

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少し歩くとハリネズミの様な形の建造物が現れました。

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その名も「ヨシドーム」。

滋賀県の学生たちが地元のヨシを素材につくりあげたそうです。

ラコリーナの建造にあたって地元の建築関係の学生が度々協力しているようで、非常に羨ましく思います。

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もちろん中にも入れます。

インパクトのある斬新な建物ながら、なんだか母胎に還ったような安堵感があり不思議な感覚に陥りました。

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ヨシドーム越しに見る青空も、何だか素敵でした。

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ヨシドームの近くにはまたもやおもしろい建物が。

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まるでメルヘンチックなおとぎ話にでてきそうな小人の家。

ちなみに扉は開閉することができ、裏に通じています。

終始子どもが遊んでいました。

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よく見るとゴヨウマツの子どもが生えています。

どうやって生きてるんだ?水やりは?大きくなったら?もし枯れたら?などなどそんな疑問点が沸いてきますが、とにかく面白いと思わせる建造物でした。

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さて、がらりと雰囲気が変わりますがここはコンテナショップ。

ここもカステラショップ同様最近オープンした人気スポットです。

パン屋やお菓子のギフト、ちょっとした飲食スペースなどがあります。

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パン屋の前には生木のクリスマスツリーが飾られていました。

裏が白いモミの木なのでウラジロモミ。

ドイツトウヒと並び、日本では最もポピュラーなツリーに使われる木です。

ナチュラルな飾りつけが可愛らしいツリーでした。

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サザンカとセキショウ、ヤブコウジの寄せ植え。

どんな場所でも草花でもてなす心を忘れないたねやの精神、素敵です。

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ここでアランチーノと言うイタリア料理を始めて食べましたが、これがおいしい。おすすめです。

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以上、ラ コリーナ近江八幡について紹介してきました。

まだまだ自然と共に成長を続けるたねやグループから目が離せません。

自信をもって勧められる滋賀県のおすすめスポットですので、ぜひ機会があれば皆さんも行ってみてください。

記事・・・飛田亮

【正月飾り】創作門松をつくってみた【日本文化】

皆さん、今年もいよいよあと一週間を残すのみとなりました。早いものですね。

そして本日はクリスマス・イブ。

去年ならクリスマスリースの記事を書いたし、ここはクリスマスに因んだ記事を書きたいところですが、そうはいきません。

なぜなら私はここ最近、門松づくりに没頭していたからです。

門松といっても普通の門松ではなく、創作門松です。

創作門松とは、基本の門松をベースに素材や形を自分なりにアレンジしてつくるオリジナルの門松で、庭師の腕の見せどころでもあります。

この一年で培った技術を、年の一番最後に門松という作品に集約し、年を跨いで新年を飾る。

これは庭師にとって一年を反省し振り返り、そして次の年へのチャレンジ精神を表明する意思表示ともいえます。

私は今回庭師になって2回目の正月を迎えるわけですが、今年からは創作門松づくりに挑戦してみようと思い立ちました。

果たしてどんな作品になるのか、私の処女作ができる過程を見て頂けたらと思い記事にしていきます。

 

テーマは「編む」と「かわいい」

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まず、なんとなく頭の中で思い浮かべている完成形を絵にしてみます。

庭師になってからの経験を頭の中で反芻し、私は一体何を学んできたのか・・・。

まずはやはり「竹」でしょう。GardenPorterの作品で竹の花かごを作ったし、最近では一人で光悦寺垣の制作を手がけました。

門松にとってのシンボルマークである3本竹にここは凝りたいところ。そして思い切って土台を竹の花かごにアレンジします。

図の3本竹に付いてる丸い物体は苔玉です。遊びで書いたので気にしないでください(笑)

そして門松にとって欠かせない若松。ただ若松を挿していくのもいいですが、私は生け花を習っているので生け花要素を取り入れることに。

・・・などなどいろいろ考慮して、技術的には竹をひご状にして「編む」ということと、全体的には日本人の類まれなる美意識である「かわいい」と思える門松を目指すことにしました。

ちなみにこの絵を妻に見せたところ、「キモイ」と一蹴されました(爆笑)

 

創作門松をつくる

さてさて、そんな妻に「かわいい」と言わせる門松をつくってみせる為、まずは土台の花かごから作っていきます。

https://www.instagram.com/p/_9gsaIxZwJ/

以前つくった四海波花籠は、言わば手のひらサイズです。

門松にするならこの5倍の大きさは欲しいところ。

そのためには長くて太い竹ひごを作らなくてはいけません。

そしてできるだけ肉をそぎ落とし薄く剥ぐ。籠にするには強く曲げる必要があるからです。

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本当にできるのか?という疑問を抱きつつも、長さ3m、幅3cmほどのひごを16本つくります。この作業が一番大変でした。

竹は円形のため、幅3cmもあるひごを作ろうと思うと中心の肉の厚みのせいで均一には薄くなりません。

そこで中心の肉だけをスプーン状の道具で抉り取る必要があり、小刀でコツコツそぎ落とした結果ひご1本につき1時間以上かかりました。

本当にできるかの保証もないのにひごをつくるだけで軽く16時間以上も費やし、これで失敗したら二度と立ち直れないかもしれません・・・。

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そしたら編んでいきます。16時間以上の孤独に耐えかねついに自宅に持ち込みました。

いくら薄く剥いだとはいえ厚みがあり、かなり固いため浴槽にしばらく付けてから編みました。

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これを・・・

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こうして・・・

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こうなって・・・

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完成!

縁のひごを結ぶ所でかなり力が必要なため、一人では難しく妻と綱引きのようにしてなんとか完成。

これでもひごの長さが若干足りず、なんとか無理矢理銅線で縛って形にしました。

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さて、お次は3本組竹の作成です。

細長い風船に、竹ひごを巻き付けていきます。

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風船を割れば完成!ですが思ったより細い・・・。

これをそのまま立てても貧弱に見える為、もう一工夫加えることに。

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三角コーンにタオルを巻いたものにひごを巻き付け・・・

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合体!

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私的には「かわいい」3本組竹ができあがりました!

妻に見せたところ「キモイ・・・。うさぎさん?」とのこと。

まだキモイか・・・。ん?でもまてよ。うさぎって可愛いってことじゃ?

なんとかなくかわいいに向かっているのではないかという手ごたえを感じてきました。

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さて、お次は若松です。

門松と言えばどうしても3本組竹が目立ちますが、その本来の姿は松。

ここは生け花の技術を駆使して若松を目立たせてあげたいところです。

生ける器の竹筒と、7本組の若松を用意しました。

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松を生ける為、竹筒に又木と言われる竹を入れ込みます。

私が習っているの流派は未生流。

三才格という決まった生け方で生けていきます。

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若松を寸法で切り、美しいラインを描くようにためていきます。

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「七」本の松。「五」羽の水引。「三」才格の格花。

七五三のおめでたい生け花の完成です。

これを番いでつくって飾ります。

片方は華道の先生と一緒につくったものなので、それに近づけるように生けました。

同じ寸法や曲線にためるのに苦労しました。

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花かごの中に設置するとこんな感じになりました。

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いよいよ大詰めです。

水をたっぷり吸わせたオアシスをセットし、

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三本組竹を真ん中に設置。

ひごの先をオアシスに差し込んで固定しました。

あとは足元を松であしらえば・・・

https://www.instagram.com/p/BOV3Y_ZleMO/

完成です!!

足元は松だけでシンプルにいっても良かったのですが、ついつい欲が出てナンテンを生けこんでみました。

良くも悪くも通った人が振り返るような、インパクトとオリジナリティ溢れる仕上がりになったと思います。

なんとか妻からは「キモかわいい」の称号を授かったので、これで良しとしましょう。

 

以上、創作門松の記事でした!

この作品づくりを通して、日本人独特の美意識「かわいい」についてかなり深く考えさせられたので、そのことはまた別の記事にまとめたいと思います。

また来年の終わりには納得のいく創作門松がつくれるよう、いろんなことに挑戦し、技術を身に付けていきたいです!

 

記事・・・飛田亮

 

☆おすすめの商品紹介☆奥ゆかしくも可憐な華「モモバナヒカゲツツジ」など

本日は新着商品入荷の日のはずでしたが、冬の間はどうしても流通する花数が減りがち・・・というわけで残念ながら今回の商品入荷はございません。

その代わり今回の記事では今までに入荷したものの中から紹介しきれなかった草花たちを紹介していこうと思います。

そして誠に勝手ながらGardenPorterは12/29~1/8までお正月休みをいただくので来週、再来週の商品入荷もございません。

ですので3週にわたってお店にある商品を紹介していきますが、どうぞお付き合いくださいませ。

それでは最近入荷したものの中から、モモバナヒカゲツツジとハコネコメツツジについて書いていきます。

モモバナヒカゲツツジについて

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  • 属名・・・ツツジ科ツツジ属
  • 花期・・・4〜5月
  • 花色・・・ピンク
  • タイプ・・.・常緑低木

 特徴

日本人にとってサクラと同じくらいポピュラーな花木、ツツジ。

日本の風土にあった丈夫な性質と長く楽しめる色鮮やかな花を咲かせることから街路樹やお庭の生垣、県の花に指定されているところも多いです。

そんなツツジにもたくさんの品種があり、本種はツツジの中でもシャクナゲに非常に近い性質をもっています。

春になると淡いピンク色の花を咲かせますが、シャクナゲほど派手ではない奥ゆかしい美しさを感じさせます。

名前の通り、明るい日陰でも生育することが可能なツツジです。

 原産地

ヒカゲツツジは関東以西〜九州の山地の岩場や水辺に好んで生育しています。

山間の沢の近くに咲くことからサワテラシという別名もあります。

 育て方

名前に「ヒカゲ」と付きますが完全な日陰ではさすがに生育不良を起こしてしまいます。

日なたでも育ちますので、半日陰の環境で夏季は遮光して育ててあげるといいです。

水辺に生育することからある程度湿度のある環境を好みますので、乾燥のしすぎには気を付けましょう。

剪定は必要があれば花後すぐに行いますが、成長が遅く自然樹形でもきれいにまとまるのでそれほど必要はありません。

ハコネコメツツジについて

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  • 学名・・・Rhododendron tsusiophyllum
  • 属名・・・ツツジ科ハコネコメツツジ属
  • 花期・・・5月〜6月
  • 花色・・・白
  • タイプ・・.・半常緑性低木

 特徴

またもやツツジの仲間の紹介です。

といってもモモバナヒカゲツツジとは似ても似つかない姿をしており、本当にツツジの仲間かと疑ってしまうほどです。

それもそのはず、属名が「ツツジ属」ではなく「ハコネコメツツジ属」。オリジナリティに溢れている訳です。

春になるととても小さな白い花を咲かし、よく見るとちゃんとツツジの形をしているのが可愛らしいです。

小さな葉には細かい毛が密生し、枝がよく分岐し全体がコンパクトにまとまるのが特徴です。

鉢植えや盆栽として人気があります。

 原産地

箱根や伊豆を中心に本州に自生する日本固有種の山野草です。

高山の草原や岩場に好んで自生しています。

 育て方

日当たりの良い場所を好みますが、夏季の直射日光を受けると葉焼けの恐れがある為、夏場は涼しい日陰か半日陰で管理します。

用土は水はけの良いものを好み、鹿沼土や火山レキなどを混ぜてあげるといいです。

箱根町では天然記念物に指定され、絶滅危惧種にも登録されている希少な植物ですので大切に育ててあげましょう。

以上、春の訪れが楽しくなるようなおすすめの商品2点を紹介しました。

記事・・・飛田亮

 

落葉してからが真骨頂!?幹肌を楽しめる落葉樹10選

街の景色がどこか殺風景に感じるこの季節。

その原因の一つは、夏にはあんなに茂っていた街路樹たちが一斉に葉を落とし、幹だけになったしまったことが大きな要因だと思います。

今まで当たり前にあったはずのものがなくなっている。

気温の変化もそうですが、そんな喪失感で日本の冬をしみじみと実感する方も多いのではないでしょうか。

さて、そんな葉を落としてしまった落葉樹たちですが、なにも残念がる必要はありません。

春にはまた芽吹きを楽しめますし、なによりこの季節だけが、幹が露わになった樹木たちをまじまじと眺めることが出来るのです。

美しい幹の線や幹肌、枝ぶりのたくましさ、梢の繊細さなどなど、日の光を求めてこの一年生き抜いたそれぞれの樹木たちの自然樹形をいくらでも観察できるのです。

そう考えるとなんだか冬がとても貴重な季節に思えてきますね。笑

さて、そこで今回は幹の線や色、枝ぶりなどが美しい落葉樹たちを紹介していきます。

サルスベリ

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  • 学名・・・Lagerstroemia indica
  • 属名・・・ミソハギ科サルスベリ属
  • 花期・・・7月〜10月
  • 花色・・・ピンク、白

夏にピンクや白の縮れた花を咲かせるポピュラーな樹木で街路樹、庭園樹ともによく植栽されています。

幹肌がツルツルしていて艶があり、樹皮がはがれた模様が美しいです。

街路樹などで同じ所で強剪定されているものはコブができていて自然樹形のものと比べると美観を損ねます。

ナツツバキ

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  • 学名・・・Stewartia pseudocamellia
  • 属名・・・ツバキ科ナツツバキ属
  • 花期・・・6月〜7月
  • 花色・・・白

夏に白い花を咲かせるツバキの仲間です。

仏教に出てくる沙羅双樹に似ているためシャラノキとも呼ばれます。

樹皮は赤みを帯びて艶々しており、つい幹肌に触ってみたくなるような魅力があります。

ヒメシャラ

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  • 学名・・・Stewartia monadelpha
  • 属名・・・ツバキ科ナツツバキ属
  • 花期・・・7月〜8月
  • 花色・・・白

ナツツバキの仲間で、夏に白い小振りの花を咲かせます。

ナツツバキと比べると葉や花が小さめなのが特徴です。

幹が赤みを帯びて美しく、スラーっと伸びた株立ちのものはより幹の線の美しさが際立ちます。

アオダモ

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  • 学名・・・Fraxinus lanuginosa f. serrata
  • 属名・・・モクセイ科トネリコ属
  • 花期・・・4月〜5月
  • 花色・・・白

春に白く細かい花を咲かせるトネリコの仲間です。

株立ちのものが人気で、細くスラーっと伸びた幹の線が美しく雑木の庭によく植栽されます。

年月が経つと灰色の幹に白い模様が現れます。

ケヤキ

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  • 学名・・・Zelkova serrata
  • 属名・・・ニレ科ケヤキ属
  • 花期・・・4月〜5月

街路樹としてよく植栽されており、樹形の美しい樹木の代名詞といっても過言ではありません。

まるで箒を逆さましたような樹形で、太い幹と繊細な梢からなる整然とした樹形の美しさが魅力です。

アズキナシ

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出典:http://sentimentalroad.blogspot.jp/2013/01/blog-post_16.html

  • 学名・・・Sorbus alnifolia
  • 属名・・・カバノキ科ナナカマド属
  • 花期・・・5月〜6月
  • 花色・・・白

街路樹や庭木として雑木の庭などに植栽される落葉高木です。

春に白い小花を咲かせ、秋に真赤な実をつけます。

ケヤキ同様、箒を逆さまにしたような樹形に育ちます。

イヌシデ

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  • 学名・・・Carpinus tschonoskii
  • 属名・・・カバノキ科クマシデ属
  • 花期・・・4月〜5月

日本の山野に生える落葉高木で、街路樹や庭園木として植栽されます。

樹皮は灰白色で、縦に美しい縞模様が入ります。

カリン

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  • 学名・・・Pseudocydonia sinensis
  • 属名・・・バラ科カリン属
  • 花期・・・3月〜5月
  • 花色・・・白、ピンク

春にピンクや白色の花を咲かし、秋に黄色い果実を付ける果樹です。

幹肌は赤みを帯び、スベスベで樹皮の剥がれた模様が美しいです。

花も果実も幹肌も、四季を通して楽しめる樹木です。

シラカンバ

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  • 学名・・・Betula platyphylla
  • 属名・・・カバノキ科カバノキ属
  • 花期・・・4月〜5月

北海道や本州の中部などの冷涼な地域に分布する落葉樹です。

白い幹肌が美しく、日の光を反射してきらきらと輝きます。

以上、幹肌が美しい落葉樹たちを紹介してきました。

これを機に、ぜひ葉が落ちた後の樹木たちにも目を向けてみてくださいね。

記事・・・飛田亮

 

どうせなら植える鉢にもこだわりたい!植木鉢の種類まとめ!

まだ冬が始まったばかりだというのにつま先がしもやけになり、その痒さに悶え苦しみながら記事を書いているGardenPorterです。よろしくお願いします。

さて、今回の内容は草花を植える鉢、植木鉢についてです。

今まで散々植物のことについてとやかく言ってきましたが、そういえば肝心の植える鉢についてなにも触れていなかったとふと気付きました。

植木鉢は寄せ植えやベランダガーデニングにとって不可欠なものですし、なにより山野草は扱いが難しいものがわりとあるので、鉢植えとして個々に育てている方もきっと多いはず。

鉢にも様々な種類がありますが、そのデザイン性と機能性を鑑みて皆さんどれにしようか選ばれていると思います。

そこで今回はその手助けになるかはわかりませんが、市場に流通している鉢たちをざっと紹介してみようと思います。

プラスチック鉢

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プラ鉢という略称でよく使われている鉢の一つです。

まず軽い。その軽さからハンギングとして吊るすのに適しています。

そして安い。安価で手に入りますが、どこか大量生産の安っぽい印象があるのは否めません。

水はけは悪く、温度を通しやすいため夏季は高温で鉢内が蒸れ根を痛める可能性があります。

素焼き鉢

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プラ鉢と同様、ポピュラーな鉢の一つです。

プラ鉢よりも重く、割れやすいという欠点はありますが、排水性と通気性がいいという利点があります。

鉢全体に小さな穴が開いており、蒸れにくいため山野草の鉢としては相性ばっちしです。

テラコッタ鉢

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テラコッタとはイタリア語で「焼いた土」を意味しており、海外制の素焼き鉢を指すことが多いです。

素焼き鉢よりも重く、やや水はけが悪いですがデザイン性が高く様々な意匠を凝らした鉢が流通しています。

陶器鉢

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釉薬を塗って焼いているので、艶がありデザイン性が高くインテリアとしても使えます。それ故に高価です。

温度は通しませんが通気性は悪く、水はけを好む植物にはあまり向いていません。

合成樹脂素材鉢

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FRP、ポリプロピレン、グラスファイバー等の合成樹脂を用いた植木鉢です。

どれも軽く耐久性に優れますが、通気性は悪く高価という欠点があります。

なかには健康被害が懸念されているものもあり、グラスファイバーなんかは触るとチクチクすることがあります。

スリット鉢

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濃い緑色をしているものが主流で、サイドに深いスリットが入っているのが特徴です。

スリットのおかげで水はけが良く、根に優しい構造となっています。

ただし見た目が安っぽいのが難点です。

木鉢

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木材で作られた鉢です。

見た目がナチュラルで可愛らしいですが、腐りやすいのが欠点です。

一時的なものとしてはいいと思います。

竹鉢

https://www.instagram.com/p/_Wm0BoRZ2i/

竹材で作られた鉢です。

木材同様、朽ち易いのが難点です。

和風の寄せ植えや正月の飾りなんかにいいと思います。

石鉢

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石材で作られた鉢で、主に軽石をくり抜いているものが流通しています。

軽石なので見た目ほど重くなく、ロックガーデン的な雰囲気で山野草にもよく合います。

セメント鉢

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セメントを固めて作られた鉢です。

無機質な印象でシンプルモダンな雰囲気と良く調和します。

衝撃に弱く割れやすいという欠点があります。

金属鉢

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金属でできた鉢で、リメ缶などもこれに入るでしょう。

セメント鉢同様無機質でモダンな雰囲気に調和します。

錆び易いという欠点があり、水やりの際なにか対策が必要です。

以上、植木鉢の種類をざっと紹介してきました。

皆さんのお気に入りの草花に合う植木鉢を探してみてくださいね。

記事・・・飛田亮

 

☆新商品入荷☆春に咲く日本固有種の大文字草「越前ダイモンジソウ」など

本日も新着商品がいくつか入荷しております。

今回入荷したのは

・アオバナマルバオーレン

・エチゼンダイモンジソウ

・ガビサンリンドウ

の3点の草花たちです。

今回はこの3点の商品について紹介していきます。

青花マルバオーレンについて

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  • 学名・・・Sanicula caerulescens
  • 属名・・・セリ科ウマノミツバ属
  • 花期・・・1月〜2月
  • 花色・・・青
  • タイプ・・.・多年生宿根草

 特徴

オーレンと名前につきますがオーレンの仲間ではなくウマノミツバの仲間です。

青花ミツバやブルーサニクルとも呼ばれ、早春に花茎を伸ばし青色と白色の混ざった繊細な小花を咲かせます。

葉は三つ葉で、丸みを帯びています。

最近人気が出てきている種で、丈夫な性質と花つきがよく次々に花を咲かせることからグラウンドカバーとしても使われています。

残念ながらミツバとは異なるので、食用には向きません。

 原産地

原産地は中国です。

重慶、四川省中央と南部、雲南省に分布しています。

 育て方

丈夫な性質ですが、強い直射日光を受けると葉焼けを起こしてしまう恐れがある為夏期は涼しい日陰で管理しましょう。

水やりは表土が乾いたらたっぷりやりますが、冬季の休眠期は控え目にするといいです。

用土は鹿沼土や火山レキを混ぜた水はけの良いものを好みます。

エチゼンダイモンジソウについて

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  • 学名・・・Saxifraga acerifolia
  • 属名・・・ユキノシタ科ユキノシタ属
  • 花期・・・5月〜6月
  • 花色・・・白
  • タイプ・・.・多年生宿根草

 特徴

ダイモンジソウといえば秋に花を咲かすことで知られていますが、本種は春に花を咲かすことが最大の特徴です。

春になると花茎を伸ばし、感じの「大」の字のような白い花を咲かせます。

また通常のダイモンジソウには見られない葉の深い切れ込みも特徴的で、カエデダイモンジソウという別名もあります。

 原産地

日本固有種の山野草です。

本州の福井県、石川県の越前地方に自生し、山地の湿った岩上に好んで生育しています。

 育て方

もともと高山や渓谷の岩場に自生する植物なので、水はけのよい環境を好みます。

ただし乾燥を嫌うので、湿り気のある明るい日陰、半日陰で育ててあげるのがベストです。

気温の上昇にも弱いので、真夏は明るい日陰などの冷涼な環境で管理してあげましょう。

冬の寒さには強いですが、あまり寒風をあてると春の芽が痛む可能性があるので気を付けましょう。

基本一日一回水やりをしますが、冬場の休眠期は少し乾燥気味にやります。

ガビサンリンドウについて

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  • 学名・・・Gentiana rubicunda
  • 属名・・・リンドウ科リンドウ属
  • 花色・・・ピンク
  • 花期・・・4〜5月
  • タイプ・・.・多年生宿根草

 特徴

リンドウにも様々な種類がありますが、本種は中でも一風変わった品種です。

一言でいえば矮性種で、春になるととても小さなピンク色の花を咲かせます。

花茎が伸びてもコンパクトにまとまるので鉢植えや寄せ植えなどにおすすめです。

 原産地

原産地は中国です。

雲南省、四川省、貴州省、湖北省などの高山に自生しています。

峨眉山は中国四川省にある名山です。

 育て方

夏季の蒸れと暑さが苦手なので、できるだけ風通しの良い涼しい環境で夏越しさせます。

花後に枯れた花がらを摘んであげると、タネに養分がいかなくて済むので株が弱まるのを抑えられます。

以上、今回入荷した山野草を紹介いたしました。

記事・・・飛田亮

一足早い春の訪れ。雪の中から花を咲かせる山野草8選

あっという間に秋が過ぎ、気づけば冬真っただ中。

毎朝車のフロントガラスに張り付いた氷を擦り溶かして通勤する厳しさを味わっております。

この寒い季節は我々園芸好きにはちょっと厳しいかもしれませんが、春の麗らかな陽気に咲く花々に思いを馳せながらなんとか乗り切っていきたい所です。

ところで春の訪れというと、皆さんは何を想像するでしょうか。

各々思う所があるでしょうが、私が思う最も最速で最も心ときめくものは、降り積もった雪を突き破って咲く健気な花たちです。

厳しい冬の寒さに耐え、雪の重みに耐え、凛として咲いて春の訪れを告げる。

その姿は力強くも美しく、雪解けとともにやってくる新たな一年の幕開けを祝福しているかのようで見ているだけで元気づけられます。

そしてそんな花たちは山野草と呼ばれるものが非常に多い。雪の中から咲く花たちは山野草の大きな魅力の一つといえるでしょう。

というわけで今回はそんな春の訪れを告げる山野草たちを紹介していきます。

フクジュソウ

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  • 学名・・・Adonis remosa
  • 属名・・・キンポウゲ科フクジュソウ属
  • 花期・・・1月〜4月
  • 花色・・・黄
  • タイプ・・.・宿根草

古くから親しまれてきた日本原産の山野草で、早春の花の代名詞として元日草、朔日草(ついたちそう)とも呼ばれてきました。

正月の飾りとしてもよく使われるため、園芸店では1月頃に開花するものが売られますが、実際は3月〜4月に雪解けとともに黄色い花を咲かせます。

ザゼンソウ

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  • 学名・・・Symplocarpus foetidus
  • 属名・・・サトイモ科ザゼンソウ属
  • 花期・・・1月〜3月
  • 花色・・・赤紫
  • タイプ・・.・宿根草

雪や氷の層を自身の熱で溶かして開花する変わった植物です。

花の姿が座禅を組んでいる僧侶に見えることからザゼンソウ、ダルマのようにみえることからダルマソウとも呼ばれています。

開花する際に25℃まで発熱しますが、そのメカニズムはいまだ解明されていないようです。

ユキワリイチゲ

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  • 学名・・・Anemone keiskeana
  • 属名・・・キンポウゲ科イチリンソウ属
  • 花期・・・3月〜4月
  • 花色・・・白、淡紫
  • タイプ・・.・宿根草

雪がまだ残っている早春に可憐な小さな花を咲かせる山野草です。

葉に特徴があり、黒褐色の3枚の葉が三角形に生えるのが特徴です。

日本固有種で滋賀県から九州にかけて自生しています。

ユキワリコザクラ

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  • 学名・・・Primula modesta var. fauriei
  • 属名・・・サクラソウ科サクラソウ属
  • 花期・・・5月〜6月
  • 花色・・・ピンク
  • タイプ・・.・宿根草

ユキワリソウの仲間です。

花期は春から梅雨の時期とちょっと遅いですが、雪が残る高山では雪の中から顔を出して咲きます。

花は他のプリムラ類と一緒で、ピンクと黄色のコントラストが可愛らしい花を咲かせます。

ミスミソウ

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  • 学名・・・Hepatica nobilis var. japonica
  • 属名・・・キンポウゲ科ミスミソウ属
  • 花期・・・2月〜5月
  • 花色・・・ピンク、赤、白、紫、複色
  • タイプ・・.・宿根草

別名のユキワリソウで広く流通していますが、ミスミソウといいます。

品種がたくさんあり、早春に様々な色形の可愛らしい花を咲かせます。

丸みのある肉厚の葉も可愛らしいです。

セツブンソウ

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出典:http://sysizu15.blog46.fc2.com/blog-entry-816.html

  • 学名・・・Shibateranthis pinnatifida Maxim.
  • 属名・・・キンポウゲ科セツブンソウ属
  • 花期・・・2月〜3月
  • 花色・・・白
  • タイプ・・.・宿根草

節分の頃に咲くことから名付けられ、白い小花に黄色い蜜腺と青い葯が可愛らしい山野草です。

現在では数が少なくなり希少な植物になっていますが、埼玉県や栃木県、広島県に群生地が確認されています。

カタクリ

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  • 学名・・・Erythronium japonicum
  • 属名・・・ユリ科カタクリ属
  • 花期・・・3月〜4月
  • 花色・・・ピンク
  • タイプ・・.・宿根草

古くから春の訪れを告げる植物として愛でられてきた歴史のある山野草です。

雪解けとともにピンク色の可憐な花を下向きに咲かせます。

片栗粉の原料としても生活に利用されてきました。

フキノトウ

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出典:http://yatsugane.exblog.jp/14205092

  • 学名・・・Petasites japonicus
  • 属名・・・キク科フキ属
  • 花期・・・3月〜5月
  • 花色・・・白
  • タイプ・・.・宿根草

深い雪の下で育ち、早春になると雪の中からにょきっと顔を出すフキノトウ。

山菜としても人気で、春の魅力が詰まったほろ苦い味はなんともいえない美味しさです。

見ても食べても楽しめる、春を代表する山野草の一つです。

以上、春の訪れを告げる山野草たちを紹介してきました。

まだ冬は始まったばかりですが、我々も寒さに負けずにガーデニングライフを満喫しましょう。

記事・・・飛田亮

飾れば和モダン!?和風の雰囲気に合う観葉植物9選

昨今、植物好きに限らずおしゃれなインテリア好きにも人気の観葉植物。

部屋の中に緑があるだけで雰囲気が和み、癒されますよね。

しかし観葉植物を飾る部屋というと、おしゃれでモダンなリビングやどちらかというと洋風な雰囲気の印象が強いのは私だけでしょうか。

まあ最近の建築事情や、そもそも流通している観葉植物のほとんどが海外原産ということを考慮すれば当たり前かもしれません。

和風の空間に合わせたいならそれこそ山野草や生け花を飾ればいいのでは?という意見も多数でしょう。

しかしそれでも、和風の空間に合う観葉植物があっても面白いと私は思うのです。

茶花や生け花など、伝統美を孕むものも当然なくてはならない存在ですが、そこから一歩新たに踏み出して観葉植物を飾ってみる。

そんな和モダン的な雰囲気を楽しむのもまた一興でしょう。

というわけで今回は、和風な雰囲気にもマッチする観葉植物を紹介していきます。

エバーフレッシュ

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  • 学名・・・Pithecellobium confertum
  • 属名・・・マメ科ピテケロビウム属

ネムノキの仲間で、風にそよぐ軽やかな葉が涼し気な観葉植物です。

南米原産で、夜になるとオジギソウのように葉が閉じるのが特徴です。

幹を曲げて育てたものは、より和の雰囲気に合うと思います。

シュロチク

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  • 学名・・・Rhapis humilis
  • 属名・・・ヤシ科ラピス属

竹ではなくヤシの仲間の一種です。

中国原産で葉の形と幹の繊維がシュロに似ていることと、立ち姿が竹を思わせるのが名前の由来です。

京都の旅館や料亭なんかにもよく植栽されています。

カンノンチク

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  • 学名・・・Rhapis excelsa
  • 属名・・・ヤシ科ラピス属

シュロチクと同じく古典園芸植物として人気の高い植物です。

沖縄の観音山という寺院で発見され、竹に似ていたことから名付けられました。

シュロチクよりも葉の幅が広いです。

ディジゴセカ

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  • 学名・・・Dizygotheca elegantissima
  • 属名・・・ウコギ科シェフレラ属

南太平洋、オーストラリアの東にあるバヌアツが主な原産国の観葉植物です。

濃緑色の細い葉にギザギザの切れ込みが入るのが特徴で、涼やかでアジアンな雰囲気があります。

アラレアという名前でも流通しています。

セラギネラ

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  • 学名・・・Selaginella
  • 属名・・・イワヒバ科イワヒバ属

クッションモスやヒカリゴケという名で流通することもありますが、苔ではありません。

セイヨウイワヒバとも言われるように、江戸時代から古典園芸で親しまれてきたイワヒバの仲間です。

小さな鉢に植えて苔玉のように飾るのも可愛らしいですね。

ミリオンバンブー

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  • 学名・・・Dracaena sanderiana
  • 属名・・・リュウケツジュ科ドラセナ属

バンブーとつきますが竹ではなくドラセナの仲間です。

茎が竹の様な姿をしている為に名付けられ、台湾では幸運を呼ぶ木として人気があります。

茎が曲げて育てるのが容易なため、様々な形状のものが流通しています。

リュウビンタイ

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  • 学名・・・Angiopteris lygodiifolia
  • 属名・・・リュウビンタイ科リュウビンタイ属

日本に自生する古代からの性質を受け継ぐ大型のシダ植物です。

根茎と呼ばれるゴツゴツした塊状の茎からゼンマイの様な可愛らしい新芽を伸ばし、大きな葉を広げます。

ワイルドな魅力たっぷりの観葉植物です。

ラセンイ

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  • 学名・・・Juncus effusus ‘Spiralis’
  • 属名・・・イグサ科イグサ属

畳に使われるイグサの園芸品種です。

葉が退化した緑色の茎が、螺旋を描いて立ち上がるのが特徴です。

古くから草もの盆栽や山野草としても親しまれてきました。

トキワシノブ

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  • 学名・・・Humata tyermannii
  • 属名・・・シノブ科キクシノブ属

台湾原産のシダの仲間で、繊細で整った葉が特徴です。

通常のシノブは落葉性ですが、トキワシノブは常緑で丈夫な性質をもっています。

ここまでくると観葉植物というよりも山野草ですが、和風の空間を演出する観葉植物としても使えます。

以上、和風の雰囲気に合う観葉植物を紹介してきました。

ぜひ和室に観葉植物を飾りたいという方や、お部屋に和のテイストを取り入れたいという方は参考にしてみてくださいね。

記事・・・飛田亮

☆新商品入荷☆南アフリカ原産の奇妙な植物「マッソニア」など

本日も新着商品がいくつか入荷しております。

今回入荷したのは

・カンザキアヤメ

・シライトソウ

・シンジュノキ

・ハコネコメツツジ

・ムシトリスミレ「福娘」

・マンリョウ「紅孔雀」

・マッソニア

の計7点の草花たちです。

今回はこの中からムシトリスミレ「福娘」とマッソニアについて紹介していきます。

ムシトリスミレ「福娘」について

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  • 学名・・・Pinguicula
  • 属名・・・タヌキモ科ムシトリスミレ属
  • 花色・・・ピンク
  • 花期・・・四季咲き
  • タイプ・・.・多年生宿根草

 特徴

食虫植物というとちょっとグロテスクで怖いイメージがつきものですが、このムシトリスミレは全くそんな雰囲気を感じさせず、本当に食虫植物なの?と疑ってしまうほど可愛らしい姿をしています。

ロゼット状に開く葉から花茎を伸ばしピンク色の花を咲かせますが、花期は定まっておらず年間を通して咲いては枯れてを繰り返します。

夏場は休眠しがちですが、フリルのように波打つ可愛らしい花が上がってくる度に嬉しい気持ちになります。

さて、このムシトリスミレのどこに食虫要素があるのかというと、それはずばり葉っぱです。

葉の表面には消化酵素を含んだ粘液が出ていて、葉に止まった虫を捕らえます。

なので葉っぱには小さな虫がついていることが多々あり、ちょっとギョッとしますが花自体は可愛いのでそれほど気になりません。

食虫植物の中では比較的敷居が低いと思うので、妖しくも可愛らしい魅力をもつムシトリスミレを育ててみてはいかがでしょうか。

 原産地

福娘はムシトリスミレの交雑種です。

ムシトリスミレ自体は世界中に分布していて、その特性や草姿も様々です。

 育て方

直射日光を避け、明るい日陰で管理します。

風通しの良い環境と、やや湿り気のある土壌を好みます。

夏の暑さが苦手なので、夏季は涼しい環境で管理しましょう。

増やし方は、株分けや葉差しで増やすことが出来ます。

マッソニアについて

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  • 学名・・・Massonia pustulata
  • 属名・・・ユリ科マッソニア属
  • 花期・・・12月〜1月
  • 花色・・・白
  • タイプ・・.・球根植物

 特徴

写真のとおりとにかくユニークな植物です。

秋になると多肉質の葉を2枚、地上に対に出します。

この2枚の葉以外には新葉を出すことなく、そのままのっぺりと這う様に大きく成長していきます。

葉には溝状に凹んだ葉脈と小さな隆起物がたくさん付いており、触るとおもしろい感触です。

12月頃になると葉の中央に蕾ができ、花柱と呼ばれる白い糸状の花をたくさん咲かせます。

花期は長く、2〜3週間と長い間楽しむことが出来ます。

春が過ぎると葉が枯れて休眠期に入り、球根の状態で夏を越します。

 原産地

南アフリカに分布しています。

乾燥した平原や粘土質の土壌に好んで生息しています。

 育て方

成長期の秋から春にかけては風通しのいい日なたか半日陰で管理します。

あまり西日にあてると葉焼けが起きることがあるので注意しましょう。

葉が枯れて休眠期に入ったら涼しい日陰に移して管理します。

水やりも夏から秋までは断水気味に管理し、新葉が出たらまた徐々に水やりを開始します。

肥料は秋と春に薄めた液肥を与えるといいです。

以上、今回入荷した草花の中から2点を紹介いたしました。

記事・・・飛田亮