植物好きの桃源郷!世界遺産に登録された植物園・国立公園6選

死ぬまでに一度は行ってみたいところは誰しもがあると思いますが、植物好きの皆さんが興味を持ちそうな場所を今回は紹介していきます。

それもユネスコに登録された世界遺産の中から、植物に満ち溢れたものを選りすぐってみました。

ぜひゴールデンウィークの旅行の参考にして見てくださいね。

カーステンボッシュ植物園

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  • 国名・・・南アフリカ共和国
  • 分類・・・自然遺産

カーステンボッシュ植物園は「ケープ植物区保護地域群」として2004年にユネスコ自然遺産に登録されました。

喜望峰のあるアフリカ大陸南端のケープ半島には世界遺産に登録された8つの植物保護区があります。

そのうちの一つ、テーブルマウンテンの南側斜面に位置するのがカーステンボッシュ植物園です。

南アフリカの国花でもあるプロテアが約100種植えられたプロテアガーデンをはじめ、ここでしかみれないアフリカの貴重な植物たちが勢ぞろいしています。

2014年に完成した空中に浮かぶ歩行通路・キャノピーウォークウェイからは、園内の美しい自然を一望できます。

パドヴァの植物園

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  • 国名・・・イタリア
  • 分類・・・文化遺産

ヴェネツィアの西、ヴェネト州のパドヴァ大学に付属する植物園です。

1545年に設立された世界最古といわれる研究目的の植物園で、ヨーロッパの植物学や自然科学に様々な形で貢献してきました。

ヨーロッパで初めてヒマワリの開花に成功させたり、イタリアで初めてジャガイモの栽培を行った歴史があります。

建築や装飾物にも価値があり、西欧文化と植物が好きな方にはおすすめしたいスポットです。

シンガポール植物園

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  • 国名・・・シンガポール
  • 分類・・・文化遺産

もともとは1822年に実験的に開かれた植物園で、それが様々な歴史を辿り現代まで受け継がれ、2015年にシンガポール初めての世界遺産に登録されました。

東京ドーム13個分の広さがあり、朝の5時から夜の24時まで年中無休、なんと無料で公開されています。

唯一有料なのは約3000種、6万株のランが見られる国立洋ラン園のみで、市民や観光客の憩いの場として人気のようです。

園内には様々なガーデンや図書館、アトラクション、湖に浮かぶコンサート会場などがあり一日いても飽きる気がしませんね。

キューガーデン

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  • 国名・・・イギリス
  • 分類・・・文化遺産

ロンドン南西部のキューにある王立植物園です。

1759年に宮殿に併設された庭園としてつくられましたが、今では植物園として2003年には世界遺産に登録されました。

園内は一日では回りきれないほど広く、温室や空中散策路、日本庭園も存在します。

研究施設としても活躍しており、世界の植物研究の最先端といってもいいほど進んでいます。

イギリスへイングリッシュガーデンを見に行った際にはぜひ見て回りたい場所ですね。

キナバル自然公園

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  • 国名・・・マレーシア
  • 分類・・・自然遺産

キナバル山はマレーシア最高峰、アジアで2番目に標高が高い山です。

このキナバル山を含む3つの山が自然公園として2000年に世界遺産に登録されました。

キナバル自然公園にはラフレシアや食虫植物のウツボカズラなど珍しい植物が自生しており、頂上までいかずとも公園本部付近にある山岳植物園では珍しい植物たちを目にすることが出来ます。

近くには日本軍が発見したポーリン温泉もあるので、登山の疲れを癒すのにもってこいです。

花の谷国立公園

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  • 国名・・・インド
  • 分類・・・自然遺産

インドの北部、チベット・中国の国境付近のヒマラヤ地方に位置するナンダ・デヴィ峰を中心とする国立公園です。

花の谷はおよそ標高3500m程にありますが、国立公園なだけにトレッキングしやすい環境にあるようです。

モンスーンが過ぎる8〜9月あたりが最も見ごろで、花の絨毯が現れたように美しく彩られます。

以上、世界遺産に登録された植物園・国立公園を紹介してきました。

記事・・・飛田亮

サボテンとカピバラの聖地・伊豆シャボテン動物公園へ行ってきました!ー後編ー

前回に引き続き、伊豆シャボテン公園の温室内を紹介していきます。

 

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引き続き、5棟ある温室の中の一つ目、南アメリカ館から紹介していきます。

このニョキニョキと生えているユニークな細長いサボテンは金昇丸(きんこうまる)です。

金色の毛並みが綺麗で、子株がモコモコ生えている感じも気に入りました。

水族館によくいるチンアナゴを思い出しました。

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アルゼンチン原産の黒鳳モドキ。

珍しいほふく性のサボテンです。

ニョキニョキと地面を這うように成長し、最後に鎌首をもたげるように立ち上がるのが面白いです。

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ここからアフリカ館に入ります。

赤い花を咲かせているのはハナキリンというトウダイグサ科の低木です。

本当はマダガスカル原産ですが、アフリカ館にも展示されていました。

茎にはトゲトゲがあり、痛そうです。

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こちらは塊根植物の蒼角殿(そうかくでん)。

青くつるんとしたタマネギのような塊根が特徴で、他の植物に絡まりながら成長します。

英名では「クライミング・オニオン」と呼ばれています。

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南アフリカ原産の小さな多肉植物、リトープスです。

石のように見えることから「生ける宝石」とも呼ばれています。

プニプニとした感触が気持ちよく、中央の割れ目から花を咲かせます。

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かなり大型のアロエの仲間で、鬼切丸(おにきりまる)といいます。

葉裏にはゴツゴツとした突起が見られ、名前負けしないかっこよさがありますね。

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3棟目、森林性シャボテン館にやってきました。

頭上の木に着生しているビカクシダと、下垂しているモジャモジャはリプサリスというサボテンです。

このような見た目のサボテンは葦サボテンともいい、独特な雰囲気があります。

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マダガスカル原産のカランコエの仲間です。日本では「胡蝶の舞」という名前で流通しています。

赤い可愛らしい花がたくさん咲いていて、温室内を賑やかにしていました。

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マダガスカル館にはユニークなサボテンや多肉植物がたくさんありました。

中でもこの亜阿相界(ああそうかい)という植物は名前からして際立ってユニークでした。

幹の頂上に葉を付けるキョウチクトウ科の多肉性低木で、成長すると10m程になります。

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亜阿相界と同じ仲間の塊根植物、恵比寿笑いです。

仲間といっても全く姿は異なり、白い塊根にトゲが生えているのが特徴です。

どんな葉や花が咲くのか気になります。

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途中、季節の催しとしてしゃぼてん雛が展示されていました。

サボテンの表情に合った配置と、かなり凝った着物に感心させられました。

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最後を飾るのはメキシコ館。

この巨大なアガベはテキラーナといいます。

名前でピンと来た方もいると思いますが、あのメキシコを代表するお酒、テキーラの原料です。

テキーラを作る際は葉を全て切り落とし、パイナップルみたいになったアガベを蒸して発酵させてお酒にします。

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再び、這って成長するタイプのサボテン。今度は入鹿(いるか)という種です。

成長するにつれて根元が枯れていくので、まるで移動しているかのように見えることからメキシコでは不気味がられているようです。

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前編で、温室外に生えているものを紹介した鋸歯竜です。

繊細な葉が際立って美しく、温室内でも存在感を放っていました。

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こちらは吉祥天(きっしょうてん)というアガベの仲間です。

青白い葉の縁に、赤黒い鋸歯のコントラストが独特な雰囲気を醸します。

温室外にもたくさん自生しており、園内で最も多く目にしたアガベかもしれません。

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アガベから生える巨大な花。天井を余裕で衝く勢いでびっくりしました。

普段は物言わぬ感じのアガベですが、かなり生命力に満ち溢れていました。

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最後には多肉・シャボテン狩りコーナーがありました。

ここで温室で気になった植物を購入できる仕組みです。

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私が気に入った玉翁もここで買えます。

白いフサフサとピンクの花が可愛らしいサボテンです。

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出口には多肉の苔玉。色んな動物がいますが、どれが欲しいかと問われれば巨大カピバラ一択でしょう。

以上、シャボテン公園の植物たちを紹介してきました。

それでは最後はカピバラ露天風呂でしめたいと思います!

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温かい温泉に浸かれて、青草も食べれて幸せそうでした。

ちなみにこの青草はミレットと呼ばれるイネ科の植物。

カピバラはイネ科の青草が大好物です。

記事・・・飛田亮

 

サボテンとカピバラの聖地・伊豆シャボテン動物公園へ行ってきました!ー前編ー

先日、関東へ帰郷した際、静岡県の伊豆シャボテン公園へ立ち寄ったのでその時のことを記事にしたいと思います。

伊豆シャボテン公園には温室が5棟もあり、中には世界中のサボテンが1500種類も見られます。

また、園内には120種類の動物たちが暮らしていて、中でもカピバラが人気者です。

特にこの冬季にはカピバラが露天風呂に入る様子を眺められるイベントが開催されるため、シャボテン公園随一の見どころともいえます。

植物好きで動物好きな私にとってはまさに楽園のような場所で、時間を忘れて楽しんでしまいました。

動物たちを紹介したいのは山々ですが、今回は園内で出会ったサボテンや多肉植物たちを中心に紹介していきます。

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シャボテン公園入口。

朝一に来たのでまだ数人しか人がいませんでした。

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チケット販売窓口には多肉の寄せ植えと苔玉が。

カピバラの形をしていることから、その人気ぶりが覗えますね。

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ちなみにこのシャボテン公園、けっこう高い場所にあります。

国の天然記念物に指定されている大室山の麓にあり、駐車場からは相模湾を一望できます。

これだけ景観に恵まれているとランドスケープ的な観点からも期待が膨らんできますね。

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さて、前置きはこれくらいにして入場ゲートへ。

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園内はこんな感じです。

なだらかな大室山を借景に、公園の中央には池泉が巡り、動物たちが住まう小島が点在しています。

奥に見える建造物はレストランとお土産屋で、温室や室内で動物たちと触れ合える施設などもあります。

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園内には放し飼いにされている動物たちもたくさん。

こちらはクジャク。

一瞬羽を広げた所を目撃したのですが、写真は取れずじまいでした・・・。

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リスザルの大群も放し飼いにされていました。

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リュウゼツラン科のアガベに群がっているようですが、これはアガベの下に住んでいるダンゴムシなどを探して食べていました。

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園内にあるロックガーデン。

大量のユッカやアガベ、サボテンが植えられています。

所々に石碑や石像のレリーフが見られますが、これは古代メキシコのオルメカ文明やマヤ文明のもの。

どうやらメキシコと交流があるようで、園内の至る所にそびえています。

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繊細な葉が特徴的なのはダシリリオン。和名は鋸歯竜といいます。

シュッとした葉と細やかな鋸歯が見とれるような美しさです。

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鋸歯竜に似ているものを発見。

球状に整然と並んだ葉が美しいアガベ。和名は吹上といいます。

このように、温室の中以外にもリュウゼツラン科の植物やサボテンがいっぱいです。

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謎のトリ?ドラゴン?らしき巨像。

なんとこのドラゴンの懐が温室への入り口です。

入ると少し地下に潜るのですが、温室同士は地下で繋がっている仕組みになっています。

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さあ、いよいよ温室探索開始です。

温室には世界中の珍しいサボテンや多肉植物がいっぱいでかなり見応えがあります。

5つの温室はそれぞれ世界の地域ごとに分けられて展示されています。

まずは南アメリカ館から見ていきましょう。

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白く丸っこい形が可愛らしいサボテン。雪晃(セッコウ)といいます。

濃いオレンジ色の花が美しく、サボテンにしては花期が長いのが特徴です。

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鮮やかなピンクの花を咲かせているサボテンはネオポルテリアの一種です。

サボテンの中では、春先に最も早く花を咲かせる種です。

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こちらはオオバキリン。

落葉した樹木のように見えますが、れっきとしたサボテンの仲間です。

樹木と同じように緑の葉をつけますが、幹にはちゃんとトゲが生えています。

春にはピンク色の花を咲かす、最も古い部類の原始的なサボテンです。

次はアフリカ館ですが、続きはまた次回更新していきます。

お楽しみに!

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記事・・・飛田亮

滋賀県のおすすめスポット紹介!〜お菓子の大農園「ラ コリーナ近江八幡」〜Part2

↓約半年ほど前、ラ コリーナ近江八幡というお店へ行った時の事を記事にしました。↓

あの時でも十分に楽しめましたが、 今回新たにカステラ店がオープンしたと聞き再び訪れることに。

行ってみた結果、期待以上の感動を味わえたのでまた皆さんに紹介したいと思います。

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ラ コリーナ近江八幡のシンボルともいえるメインショップの芝屋根。

前回行ったのは夏だったため青々としていましたが、今は冬らしい素朴な風情を楽しめます。

季節によって姿を変える建築、素敵です。

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ショップの中の寄せ植えも変わっています。

夏場は青々としたモミジとセキショウが植わっていましたが、クリスマスシーズンに合わせてヒイラギに変わっていました。

赤い実がたくさんなっているのはヒイラギの仲間のセイヨウヒイラギ。

クリスマス・ホーリーとも呼ばれ、角ばった葉と真っ赤な実をたわわに実らせます。

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この寄せ植えも正月らしくセキショウにヤブコウジが追加され、

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黄色い蕾が可愛らしいロウバイとピンクのマツムシソウもまだ咲いていました。

さて、そんな山野草たちが出迎えてくれるメインショップを抜けたところに、新たにオープンしたカステラショップが待っています。

期待を胸にメインショップを抜けると・・・

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広い。

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広い・・・。

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広い!!

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ご覧のとおり滅茶苦茶広いです。

カステラショップの他にも建造物がいくつかあり、田んぼが広がっていました。

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田んぼの中にはいくつかの石が鎮座しており、頂上には小さなマツの子供がにょきっと生えています。

まるでミステリーサークルやストーンヘンジを連想してしまいますが、なんともいえない大地のたくましさを感じます。

五穀豊穣の神に祈るような力強さがあり、稲も健やかに育ちそうです。

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さて、まずは早速カステラショップで舌鼓を打つことに・・・。

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「栗百本」

カステラショップ、その名も「栗百本」。

栗の木を百本以上も使ったことから命名されたそうです。

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ショップに入る前からすでに栗の柱の迫力がすごいです。

めちゃくちゃかっこいい。

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ショップの入り口にも寄せ植えが。マンサクの蕾がまだ遠い春を予感させました。

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店内の様子がこちら。

ご覧の通り栗の柱がふんだんに使われています。

曲がりくねった野趣溢れる栗材がこんなにも・・・なんと贅沢な空間でしょう。

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テーブルや椅子も栗材でできています。

木材の接合部の千切りもお洒落で可愛らしいです。

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栗柱にはそれぞれ大胆ななぐり仕上げが施されていました。

規則正しく細かいなぐりももちろん美しいですが、こういった空間にはこれくらい大胆なほうが映えるのだなあと感心しました。

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店内では2種類のカステラを選んで頂けます。

左の焼きたて八幡カステラはあんこを添えて食べるのですが、これがとても美味しい。

アセビとセキショウの寄せ植えに癒されながらいただきました。

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カウンターにはグミ、マツムシソウ、セキショウの寄せ植えも飾られていました。

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ちなみにお手洗いの扉も野趣あふれるなぐり仕上げでした。凝っています。

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カステラショップを出て、敷地をひと回り探索してみることに。

カステラショップの草屋根から滴り落ちた水が雨落ちに溜まり、田んぼに流れる川になっていることにひと驚き。

園路の石橋の下に小川が流れているのにぐっときます。

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右手の建物には大きな丸い銅屋根がそびえ立っています。

これはラコリーナができてから移転したたねやの本社です。

スタッフオンリーの施設なので通常は入ることはできませんが、予約制のラコリーナツアーに参加すれば入ることができるそうです。

ぜひとも一回は登ってみたいですね。

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ちなみに本社の端には大きなクスノキが建物を貫通して植えられているのも見どころです。

自然と共生したいという意識がこんなところにまで現れていますね。

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灯りもいちいち可愛らしくて素敵です。

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少し歩くとハリネズミの様な形の建造物が現れました。

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その名も「ヨシドーム」。

滋賀県の学生たちが地元のヨシを素材につくりあげたそうです。

ラコリーナの建造にあたって地元の建築関係の学生が度々協力しているようで、非常に羨ましく思います。

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もちろん中にも入れます。

インパクトのある斬新な建物ながら、なんだか母胎に還ったような安堵感があり不思議な感覚に陥りました。

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ヨシドーム越しに見る青空も、何だか素敵でした。

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ヨシドームの近くにはまたもやおもしろい建物が。

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まるでメルヘンチックなおとぎ話にでてきそうな小人の家。

ちなみに扉は開閉することができ、裏に通じています。

終始子どもが遊んでいました。

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よく見るとゴヨウマツの子どもが生えています。

どうやって生きてるんだ?水やりは?大きくなったら?もし枯れたら?などなどそんな疑問点が沸いてきますが、とにかく面白いと思わせる建造物でした。

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さて、がらりと雰囲気が変わりますがここはコンテナショップ。

ここもカステラショップ同様最近オープンした人気スポットです。

パン屋やお菓子のギフト、ちょっとした飲食スペースなどがあります。

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パン屋の前には生木のクリスマスツリーが飾られていました。

裏が白いモミの木なのでウラジロモミ。

ドイツトウヒと並び、日本では最もポピュラーなツリーに使われる木です。

ナチュラルな飾りつけが可愛らしいツリーでした。

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サザンカとセキショウ、ヤブコウジの寄せ植え。

どんな場所でも草花でもてなす心を忘れないたねやの精神、素敵です。

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ここでアランチーノと言うイタリア料理を始めて食べましたが、これがおいしい。おすすめです。

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以上、ラ コリーナ近江八幡について紹介してきました。

まだまだ自然と共に成長を続けるたねやグループから目が離せません。

自信をもって勧められる滋賀県のおすすめスポットですので、ぜひ機会があれば皆さんも行ってみてください。

記事・・・飛田亮

庭師とめぐる、島めぐり〜インド洋の真珠のネックレス・モルディブ【前編】〜

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しばらくぶりの「庭師とめぐる〜」シリーズ。今回はなんと島めぐりです。

それというのも実は私、1週間ほどお休みをいただき新婚旅行もかねて海外で式を挙げてきました。

どこの国で挙げるか非常に悩みましたが、選んだのはモルディブという島国。

インド、スリランカの南西に位置するモルディブは、およそ1200もの小さな島々が環礁を形づくっている美しい国です。

モルディブとはサンスクリット語で「島々の花輪」という意味で、別名「インド洋の真珠のネックレス」とも呼ばれています。

そんな名前からして華やぎ溢れるモルディブは、まさにイメージ通りの南国の楽園でした。

今回はそこで見つけた植物たちを、旅行記っぽく庭師の目線で紹介していきます。

 シンガポール・チャンギ国際空港での乗り継ぎ

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日本からモルディブへは直行便が飛んでいないため、シンガポールのチャンギ国際空港で乗り継ぎすることに。

トランジットで入国するほどは時間が無かったため、空港内をうろうろしているとたくさんの植物たちに出会いました。

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ユリやキクで装飾された貝のようなオブジェ。

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大きなヤシかと思ったら、大きな木立性のシダ植物でした。

こんな大きいシダは日本ではなかなか見れないし、まさか空港にこんなものがあるとは思えなかったので大興奮でした。

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小さな子どもも生えていて、渦巻き状のワラビがとってもキュートでした。

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私的欲しい観葉植物ランキングNO.1のディジゴセカ。アラレアという名前でも流通しています。

ギザギザの葉っぱがスタイリッシュでかっこ良く、和の雰囲気にも似合うと思います。

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インパクトのある葉っぱが特徴のビカクシダ。

近年、日本でも人気が出て園芸店でも流通しているそうです。

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30品種ものランが楽しめるオーキッド・ガーデンもありました。

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さすが東南アジアと言わんばかりの品ぞろえ。

これだけのランを空港で暇つぶしがてら楽しめるなんて贅沢ですね。

ニシキゴイが優雅に泳ぐ池もありました。

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斑入りのシェフレラ。

シェフレラは日本では一応観葉植物として出回っていますが、比較的耐寒性があるため寒地でなければ地植えでもいける場合が多いです。

きっとシンガポールでは普通に町中に植わっているのでしょう。

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あえて苦言を呈するとすればこの階段の石張りくらいでしょうか。

同じようなサイズの石ばかりを使っているせいか目地が揃いがちになっています。

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かわいらしいテラリウム的なものもありました。

他にも無数の蝶が飛び交うバタフライガーデンなどもあり、本当にここは空港なのかと疑ってしまうほどの華やぎっぷりでした。

さて、いよいよモルディブに到着。空港は首都のマーレにあります。

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空港を出るとすぐにプール・・・ではありません。港があります。

プールと見間違える程の鮮やかな青さ。まさかこれ程までとは思いませんでした。

モルディブには歩いて回れるほどの小さな島が丸ごとリゾートになっているものが多く、1200の島の内およそ100島がリゾート化されているといいます。

私が泊まったのはその中の一つ、ギリ ランカンフシというリゾートです。

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マーレの町なかにもちらほらと花が咲いていました。

こちらはハナキリン。

マダガスカル原産のトウダイグサ科の低木です。

乾燥と暑さに強いため、厳しい環境にも耐える頑強な植物です。

トゲトゲの茎とは裏腹に可愛らしい花を咲かせます。

港からスピードボートに揺さぶられること20分程でリゾートに到着です。

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モルディブといえば水上ヴィラ

一言にモルディブと言えども各々のリゾートによってその雰囲気はガラリと変わります。

このギリ ランカンフシでは環境を大切にするエコフレンドリー精神を何よりも大事にしているため、建築素材から食材まで天然のものばかりを使っています。

そのため水上ヴィラもラグジュアリーさを前面に押し出すものではなく、落ち着いた素朴な佇まいをしているのが特徴です。

内装も曲がりくねった野性味溢れる柱をそのまま使ったりしていて、どこか日本の草庵と同じような雰囲気を感じました。

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ヴィラ前の桟橋に設置してある壺

このリゾートでは靴を履かない生活を推奨していて、行きのボートで「No Shoes No News」と書かれた袋に靴を没収されます。笑

ふわふわの白い砂浜を素足で歩くのはとても気持ちいいのですが、日中の桟橋を歩くときは結構足が熱いのです。

そんな時にこの水の溜まった壺を使う訳ですが、注目して欲しいのがこの柄杓。

日本で柄杓と言えばやはり竹を思い浮かべる方が多いと思いますが、ここでは木の枝とココナッツの殻を使っています。

他にもココナッツの殻を使ったアイテムがたくさんあって、地産地消といいますか、これにはとても感心させられました。

逆に日本に来た海外の方にとっては竹細工に同じ感動を覚えると思うので、もっと竹の世界をよく知りたい、そしてココナッツの殻で柄杓作りに挑戦したいと思いました。

あまりモルディブの植物を紹介できませんでしたが、後編ではちゃんと紹介していきますのでお楽しみに!

記事・・・飛田亮

www.gardenporter.com

アートと自然の融合!世界のぶっ飛んだ公園・テーマパーク10選

世界には、私たちを楽しませてくれる場所がたくさんあります。

世界遺産や絶景、美術館、庭園、遊園地、山や海などとにかくたくさんあります。

中でも私が好きなのが人が作りだしたアートと自然の美しさが融合した空間です。

それをインスタレーションのように自分で体験し、五感をフル活用して探検できるものであれば尚いっそう楽しめます。

今回は私の行きたいorオススメのそういった場の中から激選したものを紹介していきます。

養老天命反転地

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出典:http://www.kankou-gifu.jp/kr/portfolio/art/440/

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出典:http://4travel.jp/travelogue/11133897

名前からしてヤバい臭いがプンプンしますが、日本一破天荒なテーマパークと呼ばれるところです。

岐阜県の養老にあり、1995年に開園。

今は亡き芸術家の荒川修作が手掛け、常識を逸したエピソードを数多くもつ彼だけに、このテーマパークもとんでもないことになっています。

クレーターみたいに窪んだフィールド上に無数の芸術作品やオブジェがあり、道もぐにゃぐにゃでまさに異次元に迷い込んだよう。

かなり危険な場所もあり、開園初日から骨折などのけが人が続出するも荒川修作は「あんがい少ないな」の一言。

もうこれは行ってみるほかありませんね!

モエレ沼公園

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出典:http://www.welcome.city.sapporo.jp/find/nature-and-parks/moerenuma_park/

北海道の札幌市にある大きな公園で、2005年にグランドオープンしました。

彫刻家のイサム・ノグチが手掛け、「全体をひとつの彫刻作品にする」というコンセプトのもとつくられました。

園内にはガラスのピラミッド、海の噴水、モエレ山などの作品があり、北海道の雄大な自然の中で楽しめる内容となっています。

冬はスキーやソリ遊びもでき、四季折々の魅力を楽しむことが出来ます。

直島

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香川県にある、瀬戸内海に浮かぶ島の一つです。

島まるごと美術館とも呼ばれるアートの島として知られ、島のあちこちに突如アートが出現したり、建築家の安藤忠雄氏が設計した地中美術館などもあります。

以前書いたレポート記事を載せておきます。

室生山上公園芸術の森

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出典:http://jmyk.myhome.cx/~two/photo/index2.html

2006年に開園した奈良県にある公園です。

園内には環境造形の第一人者であり、彫刻家のダニ・カラヴァン氏がデザインしたモニュメントが立ち並びます。

地すべり防止に整備した土地をアートとして使おうとつくられた、いわば環境工事とアートの融合ともいえます。

室生村の風土に根差したアート作品を楽しめます。

ボマルツォの怪物公園

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イタリア中部に位置する公園で、歴史は古く1552年につくられました。

ルネッサンスを代表する建築家のピッロ・リゴーリオが、当時この地を治めていた貴族の命を受けて完成させます。

貴族が衰退した後、およそ400年間人々から忘れ去られていましたが、1954年、この土地を買ったイタリア人が公園を修復し、今では世界的に有名な公園になったそうです。

園内には大迫力の怪物の石像や建物が点在し、ファンタジーの世界を楽しむことが出来ます。

ノンヌット・トロピカルガーデン

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タイの観光地、パタヤにあるとんでもなく広い庭園です。

もともとは植物園だったらしく、植物の量が尋常じゃありません。

園内にはストーンヘンジのようなものや大量の寺院や動物のオブジェが配され、正直アートの方はあまり期待できませんが滅茶苦茶なセンスが面白いです。

タイの伝統的な踊りやゾウのショーなども楽しむことが出来ます。

グエル公園

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スペインのバルセロナにある、世界遺産にも登録されている公園です。

同じく世界遺産のサグラダ・ファミリアで有名なアントニオ・ガウディによって作られました。

「自然と芸術に囲まれて暮らす」がコンセプトで、カラフルなタイル張りの建造物や、曲線の美しい石の回廊などが見どころです。

ブルーノの森

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それはオーストラリア南部の森の中にあります。

アーティストのブルーノ・タフス氏がつくった彫刻が木々に溶け込み、おとぎの世界の住人になったような感覚に陥ります。

2009年に起こった山火事で一度彫刻は燃えてしまいましたが、再びつくり出し今では100以上もの彫刻たちが、森の中で密かに息づいています。

Garden of Cosmic Speculation

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1989年、建築家のチャールズ・ジェンクスによってつくられたスコットランドの庭園です。

一年に一度しか一般公開されないため滅多にお目にかかれない希少価値の高い庭園で、数学的・科学的な意匠が特徴です。

BURNINGMAN

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https://www.instagram.com/p/-gjJ-kxZxG/

アメリカはネバダの砂漠で毎年夏に行われるイベントです。

1986年から始まり、今では世界中から数万人もの人々が集まる大規模なイベントとなりました。

なにもない砂漠で約一週間サバイバルするのですが、その間参加者それぞれが自由にアートを表現し合います。

活動は人によって様々で、ダンス、建築、アートカー、バンド、マッサージ、料理、大規模な遊具などなどなんでもありです。

美しくも厳しい砂漠の中で隣人と助け合いながらアートを感じ、また感じさせる素晴らしいイベントです。

以上、アートと自然が合体した世界の公園・テーマパークを紹介してきました。

とりあえず私は養老天命反転地が気になって仕方ないので、近々行ってそのうち記事にしたいと思います。

記事・・・飛田亮

 

滋賀県最高峰・伊吹山で出会った山野草たちを紹介します【後編】

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前回に引き続き、伊吹山で見つけた植物たちを紹介していきます。

↓前回の記事はこちら↓

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淡いピンク色の小さな花が可愛らしいイワアカバナ

  • 学名・・・Epilobium cephalostigma
  • 属名・・・アカバナ科アカバナ属
  • 花色・・・白色〜淡いピンク色
  • 花期・・・7〜8月
  • タイプ・・・多年草

葉や茎が所々赤みを帯びていたため、草原の中でかろうじて見つけられたイワアカバナ。

小さな花なので、葉茎が緑色だったら見逃していたかもしれません。

夏の間、淡いピンク色をした可愛らしい花を咲かせます。

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伊吹山固有種のミヤマコアザミ

  • 学名・・・Cirsium japonicum var. ibukiense
  • 属名・・・キク科アザミ属
  • 花色・・・ピンク色
  • 花期・・・6〜8月
  • タイプ・・・多年草

ノアザミの変種とされ、通常のアザミよりも背丈が30〜50cmと低く、棘や毛が多いことが特徴です。

他にもイブキアザミ、コイブキアザミなど伊吹山固有のアザミが数種存在します。

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凛として咲くツリガネニンジン

  • 学名・・・Adenophora triphylla var. japonica
  • 属名・・・キキョウ科ツリガネニンジン属
  • 花色・・・淡紫色
  • 花期・・・8〜10月
  • タイプ・・・多年草

淡い色合いで繊細な花姿ながら、とても存在感のあるツリガネニンジン。

細い茎に釣鐘状の可愛らしい花を咲かせます。

春に出る若い芽は山菜として食べられるそうです。

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段々に花を咲かせるウツボグサ

  • 学名・・・Prunella vulgaris ssp. asiatica
  • 属名・・・シソ科ウツボグサ属
  • 花色・・・紫色
  • 花期・・・6〜8月
  • タイプ・・・多年草

紫色の唇形花を規則的に咲かし、花の形が弓矢を入れる靭(うつぼ)に似ていることから名付けられました。

ハーブとしても使える薬用植物の一面もあります。

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夏の伊吹山の主役・シモツケソウ

  • 学名・・・Filipendula multijuga
  • 属名・・・バラ科シモツケソウ属
  • 花色・・・ピンク色
  • 花期・・・7〜8月
  • タイプ・・・多年草

夏の伊吹山をピンク色に染めるシモツケソウ。

皆この花の群落を目当てにやってきているようでした。

しかし鹿の食害やアカソ等他の植物との生存競争で近年激減し、お花畑という感じは見られなく残念でしたが、まばらに咲いていても美しかったです。

木本のシモツケや、キョウガノコなどと花の雰囲気が似ていますが、葉の付き方や形状で見分けがつきます。

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花を見つけながら歩いていると、あっという間に山頂に到着です。

本当に山の頂上か?と疑ってしまうほどの賑わいっぷりでした。

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頂上の草原と、琵琶湖を望む絶景

広い山頂でも今まで出会った多種多様な高山植物を目にすることができました。

中でも黄色い花のメタカラコウがよく咲いていました。

一休止を終え、絶景を楽しんだら下山します。

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秋に咲くサラシナショウマの群落

  • 学名・・・Actaea matsumurae
  • 属名・・・キンポウゲ科サラシナショウマ属
  • 花色・・・白色
  • 花期・・・8〜10月
  • タイプ・・・多年草

中央登山道も高山植物でいっぱいでした。

1m程の背丈に白い穂状の花を咲かせるサラシナショウマ。

まだ数輪程しか咲いていませんでしたが、この一面の群落がすべて開花すればかなり見応えがあると思います。

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可愛らしい黄花のダイコンソウ

  • 学名・・・Geum japonicum
  • 属名・・・バラ科ダイコンソウ属
  • 花色・・・黄色
  • 花期・・・6〜8月
  • タイプ・・・多年草

葉の形が大根に似ていることから名付けられたダイコンソウ。

花はイチゴに雰囲気が似ています。

もう終わりかけでしたが、かろうじて見ることができました。

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草丈の大きなウバユリ

  • 学名・・・Cardiocrinum cordatum
  • 属名・・・ユリ科ウバユリ属
  • 花色・・・白色
  • 花期・・・7〜8月
  • タイプ・・・多年草

ユリにしては珍しく、ハート形の大きな葉を持つウバユリ。

花が開花すると、葉は枯れていきます。

普通草丈は1m程度ですが、このウバユリは1.6m以上はあって驚きました。

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夏らしい黄花のキリンソウ

  • 学名・・・Phedimus aizoon var. floribundus
  • 属名・・・ベンケイソウ科キリンソウ属
  • 花色・・・黄色
  • 花期・・・6〜8月
  • タイプ・・・多年草

マンネングサのような黄色い花を咲かせるキリンソウ。

葉も肉質で、多肉植物のような様相を呈しています。

アキノキリンソウという植物もありますが、あちらはキク科なので完全な別種です。

以上、伊吹山で出会った山野草たちでした。

本当はまだまだ紹介したいのですが、キリがないのでここら辺にしておきます。

オマケに九合目で頂いた人気のソフトクリームがこちら。

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薬草ソフト(左)とよもぎソフト(右)

薬草ソフトは伊吹山限定!お味の方は・・・ぜひお試しあれ(笑)

山の日も近いことですし、夏休み中滋賀県に立ち寄る際は伊吹山に登ってみてはいかがでしょうか。

記事・・・飛田亮

祝・山の日!一度は登ってみたい山野草を楽しめる日本の山9選

8月11日が今年から新たに国民の祝日として制定されました。

その名も「山の日」

海の日があるなら山の日もということで、日本山岳会の方々が推し進めてくれたそうです。

山の日に込められた思いは「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」

近頃、地震や噴火などでなにかとネガティブな印象を受ける山ですが、もともと日本は山岳信仰、自然崇拝の国なのでこれを機に登山に挑戦する人々が増えればと思います。

さて、そこで今回は完全に私の主観で登ってみたい山をいくつか紹介していきます。

どれもメジャーな山々ですので気になった山があればぜひ登ってみてください。

1.アポイ岳

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出典:http://www.apoi-geopark.jp/event/2014/06/post_93.html

・北海道様似郡様似町

・標高・・・810m

日高山脈最南端に位置し、低山ながらも地質や生態系に特徴のある魅力あふれる山です。

アポイとはアイヌ語で「火のあるところ」という意味で、かつて鹿の狩猟祈願に火を焚いたからだそうです。

国の特別天然記念物にも指定されているヒダカソウはここでしか見れず、他にもアポイキキョウ、アポイキンバイ、アポイトリカブトなどアポイ岳が原産の山野草が多数存在します。

2.早池峰山(はやちねさん)

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出典:http://www.seiyo.org/yama/10/hayachine/sohayachine.html

・岩手県遠野市

・標高・・・1917m

日本百名山にも指定されていて、日本で最も古い山のひとつとして知られています。

高山植物・山野草の宝庫としても知られ、なかでもエーデルワイスの仲間であるハヤチネウスユキソウは人気があります。

百名山に指定されているだけに絶景を望めますが、それなりの準備と体力が必要です。

3.秋田駒ケ岳(あきたこまがたけ)

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出典:http://toby.seesaa.net/upload/detail/image/P1130317-thumbnail2.jpg.html

・秋田県仙北市〜岩手県岩手郡雫石町

・標高・・・1637m

秋田県最高峰を誇る花の名山として知られ、田尻湖を望む絶景を楽しめます。

コマクサ、チングルマなどの山野草の大群落が見られ、他にも様々な品種の山野草が生息しています。

山中には温泉郷もあるので、山野草と温泉に癒されましょう。

4.槍ヶ岳(やりがたけ)

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出典:http://www.club-t.com/theme/hyakumeizan/nagano/yarigatake.htm

・長野県松本市

・標高・・・3180m

北アルプスを代表する日本で5番目に高い山で、日本百名山及び花の百名山にも選定されています。

天を衝く槍のような山頂が登山家に人気ですが、険しい岩場があり初心者には危険です。

様々なルートがあり、日帰りでは厳しく本格的な装備が必要です。

5.霧ヶ峰(きりがみね)

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出典:http://joy-trip.jp/6378

・長野県茅野市〜諏訪市

・標高・・・1925m

「遊ぶ山」の代名詞的存在で、初心者でも気軽に登ることができます。

高原、湿原、大小の湖沼、そして高山植物と見どころ満載です。

夏には一面色鮮やかなニッコウキスゲの群落を目にすることができます。

6.石鎚山(いしづちさん)

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出典:http://kobo-smap.sakura.ne.jp/wordpress/%E5%A4%8F%E3%81%AE%E7%9F%B3%E9%8E%9A%E5%B1%B1%E7%99%BB%E5%B1%B12010-8-19/

・愛媛県西条市

・標高・・・1982m

西日本最高峰の険しい山で、山伏が修験の為に登った山岳信仰のメッカでもあります。

高山植物の種類も豊富で、イシヅチリンドウ、イシヅチボウフウ、イシヅチザクラなど石鎚山系の貴重な植物が見られます。

スリル満点な鎖場のコースもありますが、自信のない方は迂回路もあります。

7.伊吹山(いぶきやま)

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出典:http://find-travel.jp/article/5527

・滋賀県米原市

・標高・・・1377m

滋賀県の最高峰である伊吹山は、薬草の宝庫として知られています。

280種以上もの薬用植物が生息する珍しい環境で、百名山、花の名山としても選定されています。

夏には山頂が色とりどりの高山植物が咲き誇り、たくさんの人で賑わいます。

登山道は草原をひたすら進むという珍しいルートで、9合目までいけるドライブウェイも人気です。

8.剣山(つるぎさん)

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出典:http://www.miyoshinavi.jp/02miru/detail.php?genr=101&uid=SS000068

・徳島県三好市、美馬市

・標高・・・1954m

徳島県最高峰、近畿以西の西日本第二の高さで日本百名山に選定されています。

石鎚山と同じく修験山としても知られていますが、比較的初心者でも登りやすいコースもあるので安心です。

高山植物も豊富で、夏になるとキレンゲショウマの群生を目にすることができます。

9.宮之浦岳(みやのうらだけ)

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出典:http://awl-web.com/wp/archives/88

・鹿児島県屋久島

・標高・・・1936m

九州最高峰の山で、ユネスコの世界遺産に「屋久島」として登録されています。

屋久島にはジブリ映画「もののけ姫」のモチーフといわれる白谷雲水峡や大きな縄文杉、ウィルソン株など見どころがいっぱいです。

ヤクシマと名の付く山野草もたくさんあり、屋久杉、苔、高山植物を楽しむことができます。

以上、私が挑戦したい&再び登ってみたい山を中心に紹介してみました。

ぜひとも山の日に向けて登山の計画をたててみてはいかがでしょうか。

記事・・・飛田亮

 

第4回「インスタグラムで人気のあった画像」TOP10!

かなり不定期で更新中のインスタグラムから、人気のあった写真を紹介していきます。

↓前回の結果はこちら↓

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人気SNSの一つのインスタグラムは、なにか投稿する際には必ず画像を添付する必要があるため写真好きが集まる写真中心のSNSとなっております。

お花や庭の美しさをダイレクトに発信することができるためGardenPorterもアカウントをもっているわけですが、今まで投稿した中から人気のあったものをトップ10で紹介していきます。

しかし!毎度毎度上位が同じ写真になってしまうため、今回からは「いいね!」が300以上ついたものは殿堂入りと勝手に決めました。(笑)

前回の結果から2ヶ月程経過したわけですが、一体どう変わったのか見ていきましょう。

10

https://www.instagram.com/p/BBt4AEiRZxD/

221いいね!

リメ缶を作った時の写真です。

我ながらよくもまあこんな手のかかるものを作ったなあと思います。

作ってる最中は夢中になるので楽しいのですが、また作り始めるとなるとちょっと勇気がいりますね。(笑)

いくつかは百万遍さんの手づくり市で売れて、残りは自宅に飾っています。多肉も元気にやっています。

9

https://www.instagram.com/p/BBPnW1dRZ92/

230いいね!

毎週お手入れさせていただいてる京都・東山にあるお庭です。

冬の寒い時期だったので下草のシダやシャガの勢いが弱く心配でしたが、先週くらいから元気な新芽がニョキニョキと生えてきたので安心しています。

すぐ近くに高台寺や清水寺があるため観光客が多く、よく掃除していると写真撮らせてください!と声をかけられるのが嬉しいです。

あ、ちなみに私の写真ではなくお庭の写真です。

8

https://www.instagram.com/p/BAwjx0vRZ5A/

236いいね!

雪が積もった日に撮った我が社の庭です。

暖冬のせいもあってか例年に比べ雪が降らず、数少ない積雪デーでした。

雪化粧と呼ぶには少々けばけばしいですが、山水画の世界のようでとてもきれいでした。

7

https://www.instagram.com/p/_rPCi-RZ6B/

245いいね!

前回3位。クリスマスイブにつくったお菓子の家に、侵略を開始するハリネズミのメロちゃんです。

いくら狭いところが好きなメロちゃんでも、お菓子の家には入れませんでした。

6

https://www.instagram.com/p/BAcLyEdxZ5Q/

246いいね!

前回7位。三重県にある四日市コンビナート、いわゆる工場夜景というやつです。

いつも自然と接しているためか、その反動でたまにこういう所に行きたくなります。

5

https://www.instagram.com/p/BAUkGFsRZ-C/

249いいね!

メロちゃんのお腹の下に潜り込み、アフロヘアーみたくなっているソニ君です。

メロちゃんが少々針を立てているのが笑えます。

ソニ君の片思いは一体いつになったら成就するのでしょうか。

4

https://www.instagram.com/p/BA128tSRZ6Z/

251いいね!

去年の2月頃に行った日光にある雲竜渓谷の氷瀑です。

周りのつららが結構な勢いで落ちていく中のスリリングな記念撮影でした。

最近は忙しくめっきり山に行けてないので、お盆休みは北岳に行きたいなあなんて考えています。

3

https://www.instagram.com/p/_ZMl44xZ1A/

257いいね!

前回4位。バックパッカー時代に撮った、エジプトの紅海沿いの町・ダハブにいた猫です。

ダイビングライセンスの講習の合間、きれいな海と猫をぼーっと眺めるのが日課でした。

2

https://www.instagram.com/p/BB2ENqKRZ2p/

259いいね!

京都・東山にある結婚式場の苔張りをした時の写真です。

実質私一人で張ったわけですが、途中お昼ご飯で10分休憩したのを除き朝から夕方までぶっ続けでひたすら張ったので腰が痛くなりました。(笑)

達成感といいめちゃくちゃ楽しかったです。

1

https://www.instagram.com/p/BCeitNtRZ6b/

285いいね!

京都・大徳寺の塔頭の高桐院です。

苔と竹の緑が鮮やかで、自然石で作られた延段の参道がよく映えています。

高桐院については3月5日の記事、「庭師とめぐる、庭めぐり〜大徳寺塔頭・高桐院編〜」で紹介しましたので、ぜひご覧ください。

殿堂入り

https://www.instagram.com/p/-yjd3uRZ5p/

329いいね!

屋久島のウィルソン株です。

https://www.instagram.com/p/_BptMVRZ77/

372いいね!

滋賀県にあるメタセコイア並木です。

以上、人気のあった画像TOP10でした!

アカウントIDは「@garden_porter」ですので、どうぞ気軽にフォローしてくださいませ。

よろしくお願いいたします。

記事・・・飛田亮

 

第3回「インスタグラムで人気のあった画像」TOP10!

今回で3回目を迎えるこの企画。

毎月最終の土曜日に更新していこうかと思っています。

↓前回の結果はこちら↓

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一応知らない方のために説明しておきますが、インスタグラムとはSNSの1つで、投稿するには必ず画像を付けなければならない為、より視覚的で直感的、ダイレクトな反応を楽しむことができます。

言葉の通じない海外のユーザーからもバンバンいいね!やフォローが届きます。

自然の美しさや日本文化を発信するにはもってこいのツールなのでGardenPorterも利用させてもらっている訳なのです。

それでは今まで私が投稿した中で、人気のあった画像をTOP10で紹介していきます。

10

https://www.instagram.com/p/-n349yRZ3U/

前回4位。いつかの旅すがらに見た夕景です。

確か日本海側、島根県あたりの道の駅で見た気がします。

この場所がその日の野宿スポットになったことは間違いないです。

203いいね!

9

https://www.instagram.com/p/_LSjxIRZ3S/

前回8位。12月15日の記事「竹の器と瓦を使って山野草のミニ寄植えを作ってみました!」で初登場した瓦の寄植えです。

手づくり市に出品した際、お客さんが買おうか迷っていましたが、その重さにあえなく断念。

手づくり市の運営さんに気に入って頂けたようで、一時期HPの写真館に載せてくれていました。

私の写真も写っていたので、恥ずかしかったのでお知らせはしませんでした。(笑)

204いいね!

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https://www.instagram.com/p/BAJwniNRZ4d/

お正月休み中、富士山にお参りに行ったときに撮った写真です。

河口湖にある大石公園のイルミネーションを見に行きました。

まだ日が沈んですぐだったのでうっすら明るく富士山がのぞめます。

208いいね!

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https://www.instagram.com/p/BAcLyEdxZ5Q/

三重県にある四日市コンビナートを見に行ったときのものです。

日本三大工場夜景にも選ばれていて、スチームパンクな世界が広がっていました。

同じ場所で撮影をしていた人々は皆一眼レフを持っていたので、欲しくなってしまいました。

いつも自然のことばかり考えているので、たまには鉄分が異様に摂りたくなります。

217いいね!

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https://www.instagram.com/p/_rN1hmRZ3d/

クリスマス・イブにつくったお菓子の家です。

まず生地を作るところから始まるので、完成するまでにかなりの時間がかかっていました。一日で全部作ろうとするにはかなりの根気が必要です。

あと家のオーブンが小さかった為屋根がひん曲がってしまいましたが、味はおいしかったです。

218いいね!

5

https://www.instagram.com/p/BAUkGFsRZ-C/

前回3位。我が家のハリネズミ、ソ二くんとメロちゃんの動画なのですが貼り付けられないので、代わりにメロちゃんの下にもぐってアフロみたくなってるソ二くんを載せておきます。

221いいね!

4

https://www.instagram.com/p/_ZMl44xZ1A/

前回5位。エジプトの東、紅海沿いにあるダハブという町です。

ダイビングスポットとして有名で、ライセンスを取りに世界中から旅人が集まって来ます。

私もおよそ一週間、アドヴァンスのライセンスを取るために滞在していました。

233いいね!

3

https://www.instagram.com/p/_rPCi-RZ6B/

先ほどのお菓子の家に、ハリネズミのメロちゃんが遊びにきたところです。

フンフン匂いをかいで今にも食べそうだったので、壊されないように引きとめました。(笑)

235いいね!

2

https://www.instagram.com/p/-yjd3uRZ5p/

不動の2位。屋久島のウィルソン株です。

朽ちた屋久杉の巨大な株の中から空を見上げると、ハート形に見えるというなんともロマンチックなものです。

319いいね!

1

https://www.instagram.com/p/_BptMVRZ77/

不動の1位。12月9日のブログ「滋賀県のおすすめ紅葉スポット!メタセコイア並木に行ってきました」に掲載した写真です。

どこまでもオレンジ色のメタセコイアが続く様は美しいの一言に尽きます。

360いいね!正直この記録を塗り替えられる気がしません。

以上、人気のあった画像TOP10でした!

また来月やろうと思いますので、位の記録が変わるよう、インスタグラムも頑張って更新していきたいと思います。

アカウントIDは「@garden_porter」ですので、どうぞ気軽にフォローしてくださいませ。

よろしくお願いいたします。

記事・・・飛田亮