弘匠塾~石組研修の様子~

先日、弊社にて行われた石組研修の様子をお伝えしていきます。

整地

 

石組み庭園の舞台となるのは、弊社の土場の一画。

我らが親方、会長の頭にある自然味溢れる風景の一コマが果たしてどんな形でこの土場に体現されていくのか。

会長の手となり足となり動く私たちに過る一抹の不安と責任感。

そしてそれらをはるかに上回る期待と喜びを感じながら、ひたすら土場を整地していきます。

今回の研修に参加していただいたのは15名程の方々。皆で整地したのであっという間にきれいになりました!

位置だし

会長が今朝数十分で描いたという、風流な一大絵巻物と見紛う図面をみながら、会長自ら景石や流れの形をマーキングしています。

どうやら大まかに滝石組と流れ、蹲踞をつくるみたいです。

ピンクのマーキングは盛り土する箇所。

中央の流れの部分を深く掘り下げ、出た土で周りにいくつか築山をつくっていきます。

さあ、ここからユンボのターン!

掘削・盛り土

ユンボで流れの部分を掘り進めていきます。

掘るものと築山を成形するものとで分かれて作業。

土が濡れているのは、土が乾いていると扱いずらいので濡らして固めやすくしています。

だんだんと庭の地形ができてきて、その全貌が明るみになってきました。

土のアンジュレーションだけでこれ程までに場の動きが出せるものなのかと感心してしまいました。

滝石組

ある程度地形ができたところで、いよいよ石を据えていきます。

まずはこの庭の主役といっても過言ではない滝石組からです。

ユンボの動線の関係で、予定とは異なる場所に滝石組をつくることになりました。

想定外の事象をものともしない臨機応変な柔軟な判断は、底知れない経験値から導き出されたものでしょう。さすが会長です。

倒れそうで倒れない、動きのある石組が滝石組のポイントなのだそう。

金八先生じゃないですけど、「人」の字の様に石と石とが重ね合わさる点の力の均衡が、この滝石組からはじりじりと力強く感じられます。

よく石の向きや形が空間に作用する力を「気勢」といいますが、このじりじりとした芯を揺さぶる地響きのような力は「気響」とでもいえましょうか。

楽器で例えるなら気勢がギターで、気響がベース。

この2つの音色が奏でる心地いいハーモニーが、会長の石組の真骨頂だと私は勝手に思っています。

流れ蹲踞

ある程度滝石組ができたところで、次はつくばいをつくっていきます。

つくばいはつくばいでも、流れのつくばいです。

水の流れの中に手水鉢があることを想定して石を据えていきます。

つくばいは庭の中でも実用性の高いところなので、実際に屈んで使いやすい位置に据え付けます。

また、手水鉢の中に実際水を入れ、水の溢れる向きを微調整していきます。

手燭石と湯桶石も据え付け、流れ蹲踞の完成です。

灯籠・飛び石・仕上げ

中くらいの石を3つ合わせていますが、これは灯籠を据え付ける土台です。

飛び石も着々と据えられていき、岬灯籠も置かれました。

岬灯籠は桂離宮にあるものが有名で、池を海に、岬灯籠は海を照らす灯台に見立てられて据えられています。

滝石組の周りにも景石が据えられ、更に迫力のある石組になっていきます。

最後に切石を据え、仕上げに全体を慣らして完成です。

切石を据えたことでアクセントになり、より自然石の野趣感や石組の力が強まりました。

完成

最初の写真の土場とはまるで見違えるよう。同じ空間とは到底思えません。

会長の底知れない凄さを垣間見ることができ、自ずから恐悦至極の域に達っすることを禁じ得ませんでした。

今回の研修で学んだことは大きく3つ。

まずは土の効果的な使い方。

庭づくりにおいて土盛りが最も安価でありながらダイナミックな演出ができることを身をもって知りました。

そして今回の目玉、景石や石組の据え方。

状況や目的によって据え方は異なり、中でも動きのある石組について学ぶことができました。

そして思想的な面では、近ごろ考えていた日本庭園における石の重要性についての答えを導き出してくれました。

日本庭園の3大要素とは木、水、石だといわれますが、木や植物だけ植えてあってもそれは樹木園や花壇に他ならないし、水だけが流れていてもそれはビオトープや噴水で日本庭園ではありません。

しかし、石や土さえあれば日本庭園はつくれてしまう。

というかそれこそが日本庭園の特色だということは石以外を排した枯山水の庭で歴史が証明していますね。

石とは日本庭園の中核をなす骨格であり、石が無ければ日本庭園とはいえないとまでいえるでしょう。

日本庭園の伝統は石と共にある。それはこれから先どんな庭がつくられようとも変わることのない鉄の掟ならぬ石の掟なのだと思います。

 

以上、石組講習の様子をお伝えしました。

弘匠塾、まだまだ塾生募集中ですので気になった方はぜひ近江庭園までご連絡くださいませ。

記事・・・飛田亮

☆新商品入荷☆ガラス玉のような真っ赤な実「マイヅルソウ」など

 

今週の新着商品の入荷は、

・マイヅルソウ

が一点と、

・キントラノオ

・スミレイワギリソウ

などの商品が再入荷しております。

今回はこの中からマイヅルソウとキントラノオについて紹介していきます。

マイヅルソウについて

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  • 学名・・・Maianthemum dilatatum
  • 属名・・・キジカクシ科マイヅルソウ属
  • 花期・・・5~6月
  • 花色・・・白色
  • タイプ・・.・多年生宿根草

 特徴

春になると伸ばした花茎に小さな白い花を数輪咲かせます。

花後には実ができ、秋には真っ赤に熟します。

葉はハート形をしており、葉脈の模様が家紋の舞鶴紋に見えることが名前の由来です。

草丈は10~20cm程で、ランナーで増えていきます。

鉢植えやお茶花におすすめです。

 原産地

ユーラシア北東部、北アメリカ北西部などに広く分布しています。

亜高山帯の森林や林縁、湿地に好んで生育します。

 育て方

秋~春までは日なた、夏の間は強い日差しを避けて涼しい日陰で育てます。

乾燥に弱く、空中湿度を好むので水やりの際は周囲も濡らしたり、葉水をやるといいです。

 

キントラノオについて

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  • 学名・・・Galphimia glauca
  • 属名・・・キントラノオ科キントラノオ属
  • 花期・・・7~10月
  • 花色・・・黄色
  • タイプ・・・非耐寒性常緑低木

 特徴

夏から秋にかけて黄色い小花をたくさん咲かせます。

耐寒性がないためあまり流通していませんが、鮮やかな花を一面咲かせる様は美しいです。

冬は室内で観葉植物として楽しめます。

鉢植えにおすすめです。

 原産地

メキシコ原産です。

   育て方

耐暑性は強いですが耐寒性はありません。

10~13℃以上必要なので、冬季は室内で越冬させましょう。

水やりは表土が乾いたらたっぷりと、冬は乾燥気味に与えます。

 

以上、本日入荷した商品の中から2点を紹介しました。

 

記事・・・飛田亮

☆新商品入荷☆濃色ピンクの花と斑入り葉がおしゃれな「斑入りボタンクサギ」など

 本日も新着商品がいくつか入荷しております。

今回入荷したのは、

・ヤエイワタバコ

・ムシトリスミレ「セトス」

・フイリボタンクサギ

・シラキ

・イワヒバ

の5点の草花たちです。

今回はフイリボタンクサギとイワヒバについて紹介していきます。

斑入りボタンクサギについて

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  • 学名・・・Clerodendrum bungei
  • 属名・・・クマツヅラ科クサギ属
  • 花期・・・7〜8月
  • 花色・・・ピンク色
  • タイプ・・.・落葉低木

 特徴 

 

 漢字で「臭木」と書くように、葉には独特の香りがあるボタンクサギですがその名前には似つかわしくない美しい花を咲かせます。

夏になると色鮮やかなピンク色をした五弁花をドーム状に咲かせ、まるでアジサイの様な雰囲気があります。

また本種は葉の縁に白い斑模様が入る斑入り品種ですので、カラーリーフとしても楽しむことが出来ます。

葉を揉んだり千切ったりしなければそれ程臭いは気になりません。

洋風のお庭や鉢植え、寄せ植えにおすすめです。

 

 原産地

ボタンクサギの園芸品種です。

ボタンクサギ自体は中国南部に自生しています。

 

 

 育て方 

アジサイと似たような環境で育ててあげるといいです。

ただ亜熱帯地域原産の植物ですので、アジサイよりは日なたを好みます。

暑さには強い代わりに、耐寒性は-5℃程度とそこまで強くはありません。

なので暖地以外では室内で越冬させるのがおすすめです。

 

 

イワヒバについて

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  • 学名・・・Selaginella tamariscina
  • 属名・・・イワヒバ科イワヒバ属
  • タイプ・・.・シダ植物

 特徴 

 

 江戸時代から日本で好まれ様々な品種が生み出されてきた古典園芸植物の一つです。

一風変わったシダ植物の仲間で、青々とした葉を平面的に展開させる羽のような姿が魅力的です。

成長が遅いため大きさがあまり変わらず、長寿なところも特徴です。

乾燥して水分がなくなると葉が内側に巻き込む習性がありますが、水を与えると再び葉が開くので復活草とも呼ばれています。

岩の窪みなどに植えてロックガーデンに活用したり、草盆栽としても楽しめます。

 

 原産地

日本や東南アジアが原産です。

主に岩場に着生していることが多いです。

 

 

   育て方

 

日照は日なた〜半日陰を好みます。

夏季の強い直射日光はなるべく避けましょう。

用土は水はけの良いものを好みます。

岩に着生させる場合は、岩の窪みに土を詰めて植えるといいです。

葉が内側に巻き込んだら乾燥しているサインなので、葉の上からたっぷりと与えます。

 

 以上、本日入荷した商品の中から2点を紹介しました。

記事・・・飛田亮

☆新商品入荷☆ピンクのねこじゃらし?「カライトソウ」など

 本日も新着商品がいくつか入荷しております。

今回入荷したのは、

・ツルビランジ

・タイリントリアシスミレ

・カライトソウ

・カムイビランジ

・アオバナホタルブクロ

の5点の草花たちです。

今回はカライトソウとアオバナホタルブクロについて紹介していきます。

カライトソウについて

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  • 学名・・・Sanguisorba hakusanensis 
  • 属名・・・バラ科ワレモコウ属
  • 花期・・・6〜7月
  • 花色・・・ピンク色
  • タイプ・・.・多年生宿根草

 特徴 

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ワレモコウという植物はみなさんよくご存知だと思いますが、このカライトソウはその仲間です。

初夏になると花茎を伸ばし、ピンク色をしたネコジャラシのような房状の花を咲かせます。

房状の花は先端がおじぎをするように垂れ下がり、先の方から順番に開花していくのが特徴です。

この糸のような花を唐糸に見立てて名付けられました。

葉にも魅力があり、楕円形の葉に波型の鋸歯が規則正しく入っていて可愛らしいです。

花壇や寄せ植えにおすすめで、お茶花としても使われます。

 

 

 原産地

本州中部が原産です。

高山の草原帯に自生しています。

 

 

 育て方

高温多湿と乾燥を嫌います。

夏季は涼しい半日陰〜日陰の環境で、水切れに注意して管理します。

耐寒性は強いので、寒さの心配はいりません。

用土は水はけが良く、有機質に富んだものを好みます。

花期が終わりに近づくと花が白っぽく見苦しくなるので、花茎のつけ根から摘芯してあげるといいです。

 

 

アオバナホタルブクロについて

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  • 学名・・・Campanula “Sarastro”
  • 属名・・・キキョウ科ホタルブクロ属
  • 花期・・・5〜6月
  • 花色・・・青紫色
  • タイプ・・.・多年生宿根草

 特徴

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夏に花を咲かせるホタルボクロは、これからの季節とても人気のある草花ですが、その仲間の一つを紹介します。

アオバナといっても真っ青な花を咲かせるわけではなく、濃い青紫色をした釣り鐘状の花を咲かせます。

ホタルブクロの中でも花の色が濃く、深みがあるのが特徴です。

冬季はロゼット状の根生葉で休眠し越冬します。

カンパニュラ・サラストロという名前でも流通しており、ケントベルという品種とよく似ていますがケントベルの方が背丈が大きくなります。

寄せ植えや庭植えにもおすすめで、切り花としても人気がある品種です。

 

 

 原産地

ヨーロッパ原産です。

山野などに自生しています。

 

 

 育て方

日当たりは日なた〜明るい半日陰を好みますが、夏季は風通しの良い涼しい環境で葉焼けや水切れに注意して育てます。

アブラムシやヨトウムシなどの被害を受けることがあるので、オルトラン等の殺虫剤を使うのも有効です。

どちらかというと乾燥気味の環境を好むので、水やりは表土が乾いたらたっぷりと与え、冬の休眠期には鉢内が完全に乾ききらない程度に与えます。

 

 以上、本日入荷した山野草の中から2点を紹介いたしました。

記事・・・飛田亮

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インド洋のガラパゴス!ソコトラ島のおもしろ植物7選

突然ですが皆さん、ソコトラ島という島をご存知でしょうか。

中東のイエメンという国に属しており、独自の進化を遂げた生物たちが住み着くことからインド洋のガラパゴスと言われています。

その独特の生態系と奇観ゆえに2008年には世界遺産にも登録されました。

1999年に空港ができるまで外国人の渡航は禁止されていたため、ようやく近年知られるようになりましたが、ソコトラ島は他に類を見ない魅力で溢れています。

南米はエクアドルのガラパゴス諸島は、独自に進化を遂げたゾウガメやイグアナなどの動物たちで有名ですが、一方ソコトラ島は奇妙な植物たちが最大の見どころです。

今回はそんなソコトラ島に自生するユニークな植物たちを紹介していこうと思います。

リュウケツジュ

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  • 学名・・・Dracaena cinnabari
  • 属名・・・リュウゼツラン科ドラセナ属
  • タイプ・・・常緑高木

幹には下枝がなく、半円球状に葉を茂らせた姿が印象的なソコトラ島を代表する樹木です。

葉の感じから一見マツの様な針葉樹に見えますが、ドラセナの仲間というのだから驚きです。

樹皮からは竜血と呼ばれる赤い樹脂が採れ、古くから貴重な輸出品にされてきました。

アデニウム・ソコトラナム

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  • 学名・・・Adenium socotranum
  • 属名・・・キョウチクトウ科アデニウム属
  • タイプ・・・落葉高木

徳利の様なぷっくりとした幹が特徴の植物で、竜血樹と同じくソコトラ島の奇特な景観を構成する代名詞的な木です。

ボトルツリー、デザートローズとも呼ばれ、ピンク色の美しい花を咲かせます。

乳香木

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出典:http://yemen.way-nifty.com/blog/2008/06/

  • 学名・・・Boswellia dioscorides
  • 属名・・・カンラン科ボスウェリア属
  • タイプ・・・常緑高木

樹皮を傷づけると乳白色の樹脂が採れる植物です。

固めた樹脂を炙ると芳香がすることから、紀元前から神聖な香として使われてきました。

近年急速に減少しているため、希少な植物となっています。

デンドロシキオス・ソコトラーナ

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  • 学名・・・Dendrosicyos socotrana
  • 属名・・・ウリ科デンドロシキオス属
  • タイプ・・・常緑高木

ウリ科の植物の中で唯一の木本植物なことからキュウリの木とも呼ばれています。

白く太い幹が特徴で、ギザギザが目立つ葉は細かい毛で覆われかろうじてウリ科特有の面影を見ることが出来ます。

カランコエ· ファリナケア

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  • 学名・・・Kalanchoe farinacea
  • 属名・・・ベンケイソウ科カランコエ属
  • タイプ・・・常緑多年草

ソコトラ島に多く自生する多肉植物の仲間です。

緑色の丸くぷっくりした葉が特徴で、鮮やかな赤い筒状花を咲かせます。

群生して花を咲かす様は美しいです。

エキザカム

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  • 学名・・・Exacum affine
  • 属名・・・リンドウ科ベニヒメリンドウ属
  • タイプ・・・多年草

ベニヒメリンドウという和名が付くほど園芸種として日本でも流通しているエキザカムですが、実はもともとはソコトラ島が原産です。

夏になると紫色の可愛らしい花をさかせますが、日本の気候では冬越しが難しいため一年草として扱われることが多いです。

エディスコレア・グランディス

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  • 学名・・・Edithcolea grandis
  • 属名・・・ガガイモ科エディスコレア属
  • タイプ・・・多年草

全身トゲトゲの歪なサボテンの様な植物です。

その見た目とは裏腹にぺルシャ絨毯の様な緻密な柄が特徴の大きな花を咲かせます。

別名カーペットフラワーとも呼ばれていますが、花が咲いているのはめったに見れない希少な植物です。

以上、ソコトラ島の植物たちをほんの一部ですが紹介してきました。

こんな魅力あふれる植物の島、ぜひ行ってみたいですね。

ちなみに日本からだと、いったんトルコのイスタンブールで乗り継ぎイエメンの首都サナアへ。

そこから国内線でソコトラ島へ乗り継いでいくのが一般的だそうです。

結構な長旅になるかと思いますが、それに見合った感動は必ずあると思います!

私は死ぬまでには行く予定ですが、ぜひ皆さんもソコトラ島を旅行の候補にいれてみてはいかがでしょうか。

記事・・・飛田亮

 

☆新商品入荷☆キクの季節ですね!「サガギク」など

本日も新着商品がいくつか入荷しております。

今回入荷したのは

・ダイモンジソウ「シラナミ」

・ダイモンジソウ「ベニツカサ」

・ツワブキ「ウキグモ」

・モモバナサガギク

・スズフリラッキョウ

・オキナワギク

・チシマラッキョウ

の計7点の草花たちです。

今回はこの中からモモバナサガギクとオキナワギクについて紹介していきます。

嵯峨菊について

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  • 学名・・・Chrysanthemum grandiflorum cv. Saga
  • 属名・・・キク科 キク属
  • 花色・・・桃色
  • 花期・・・11月
  • タイプ・・・多年草

 特徴

サガギクとは、京都府右京区嵯峨で生育された観賞菊です。

ふつうの菊と比べて、華が咲くのが遅伊のが特徴で、11月頃から咲き始めます。見頃は11月です。

見た目は、糸のように細い管弁が特徴で、花を見ているとクラゲのようにも見えてきます。大きさは大きいもので1メートルほどまで成長します。

サガギクにはたくさん種類があり、それぞれいろんな色の花を咲かせます。

今回仕入れたサガギクは桃色の花を咲かせる「華」と、黄色の花を咲かせる「」です。

蕾の時点では見分けがつきませんが、花が咲くとそれぞれの色がはっきりしていてとてもきれいです。

嵯峨菊で有名なのが京都嵯峨にある「大覚寺」です。

嵯峨菊はヒゴギク、イセギクと共に古典菊といわれます。

切り花や茶花におすすめです。

 原産地

約170年前に京都府右京区嵯峨で品種改良されたものです。

 育て方

日当たりの良い場所で育てますが、花期は日差しが強いので半日陰で管理します。
表土が乾いたらたっぷり水をあげます。

冬季はほとんど水はあげなくても大丈夫です。

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オキナワギクについて

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  • 学名・・・Aster miyagii
  • 属名・・・キク科 属
  • 花色・・・白〜青紫色
  • 花期・・・11月
  • タイプ・・.・多年草

 特徴

沖縄に自生する菊です。

葉は小さく秋に白い花を咲かせます。

沖縄の菊と言えば、みなさん「電照菊」というものをしっていますか?

電照菊というのは、沖縄で行われている菊を育てる方法の一つのことです。

菊は、日照時間が短くなると花芽を形成し、やがて蕾をつけ開花するという性質があります。

その性質を利用し、花芽が形成される前に光を当てて花芽の形成や、開花を遅らせます。

電照菊は愛知県などでもみられます。

有名なもので、かりゆし58さんの歌に「電照菊」という歌があります。

ちょっと話がそれましたが、オキナワギクは小さくてかわいいです。

 原産地

沖縄、奄美大島に自生する中部琉球列島の固有種です。

海岸の岩礁などに生えます。

 育て方

日当たりの良い場所でそだてます。

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以上、今回入荷した草花の中から2点を紹介いたしました。

みなさん、キクの季節がやってきました!

ぜひチェックしてみてくださいね!!

記事・・・宇都宮

 

【5/1〜5/5】GW休業のお知らせ

誠に勝手ながら5/1〜5/5までGardenPorterはお休みとさせていただきます。

それに際して次回の新着商品入荷は5/12となります。

ブログはGW中も更新していきますのでよろしくお願いいたします。

記事・・・飛田亮

 

庭師とめぐる、庭めぐり〜大池寺蓬莱庭園・前篇〜

今回の庭めぐりは、滋賀県甲賀市にある禅寺「大池寺」です。

大池寺にはいくつかの庭園があり、なかでも小堀遠州が作庭したと伝えられる「蓬莱(ほうらい)庭園」は滋賀県の中でも有名な庭です。

ちょっと変わった庭でもあるので、初めて目にする方はきっと驚かれると思います。

それでは早速見ていきましょう。

駐車場から大池寺に向かうまでの道。

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紅葉真っ盛りでした。気分を盛り上げてくれますね。

果たしてこのモミジのトンネルの先にはどんなお寺があるのでしょうか。

期待に胸が膨らみます。

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きました、大池寺。庭と自然に囲まれた素敵なお寺です。

ちなみにここはまだ蓬莱庭園ではありません。前庭です。

ここでまず注目してほしいのは左手前にあるマツ。

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  下枝がめっちゃ長いんです。

これは否が応にも注目してしまいます。一体どこまで伸ばす気なのでしょう・・・。

でもこのように枝を長く伸ばす仕立て方は、関西の古いお寺やお庭で意外とよく目にします。

私は関東の人間なので、初めて目にしたときはとても驚きました。

皆さんの近くにもありますか?

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そして参道の脇の小さな生垣にも注目して頂きたいです。

恐らく樹種は「コクチナシ」。クチナシの、小さな品種です。

こんな小さな生垣、とても可愛らしくないですか?

いい香りのする花が咲く時期になったら毎日でも参拝したくなっちゃいますね。

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沙羅双樹(サラソウジュ)

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菩提樹(ボダイジュ)

次に気になったのが対に植えられた2本の木。

仏教では聖木とされていて、沙羅双樹の下でブッダが入滅し、菩提樹の下でブッダが悟りを開いたと言われています。

ちょっとややこしい話なのですが、この2本の木はインドの木なので日本の風土では生育できず、似たような木が日本に持ち込まれました。

これが大池寺にも植わっているもので、沙羅双樹は「ナツツバキ」、菩提樹は本来はクワ科のインドボダイジュですが、シナノキ属の「ボダイジュ」が使われています。

うーん。ややこしいですね。

ちなみにブッダが生まれたときに側にあった「ムユウジュ」も含め仏教三大聖木なのですが、こちらは替えの木も日本にはないようです。

大抵植物園の温室では目にすることができるので、気になる方はどうぞ。

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他にも秋を感じさせてくれる「ニシキギ」の実や、

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紅葉した「ドウダンツツジ」なども目を楽しませてくれました。

以上で前篇は終わりです。

次回はいよいよメインの蓬莱庭園を紹介していきますので、お楽しみに!

記事・・・飛田亮

山野草の初心者も安心のネットショップ“GardenPorter”(ガーデンポーター)は、9月11日にリニューアルオープンいたしました。

よろしくお願いいたします。

 

〜用途色々、グラウンドカバーにも最適!〜コトネアスター

先週に引き続き、今回も赤い実が綺麗な植物”コトネアスター”をご紹介したいと思います!

コトネアスター

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お届け時の大きさ:30cm程
科:バラ科
花色:白
花時期:5〜6月
実時期:10〜1月
日照:日向を好む
水:真夏の高温期を除き、とくに必要なし

春過ぎに白い花を咲かせ、秋になると真っ赤な実をつけるようになります。

大きな特徴として非常に強健であること、乾燥や寒さにも強いため育てやすいです。

また、このコトネアスターは横に伸びようとする力が非常に強くお庭のグラウンドカバーとして用いる事が出来ます。

《グラウンドカバー》
ガーデニングをする際、地面を覆い隠すために植えられる草丈が低いか匍匐(ほふく)性の植物の事。この植物を植えることで雑草が生え難くなり、下草管理が楽になる。芝生等がよく知られる。
グラウンドカバーとして一面に植えれば、雑草の抑制効果は大きいです。
その上刈込等にも強いため手入れも専門性が少なくても大丈夫です。

ただ、注意点としては広い範囲に伸びすぎてしまう事。上記のような用途であればある程度の間隔で手入れは必要です。

もし、広く伸ばしたくないのであれば、盆栽やプランターで楽しむのも良いと思います。

コトネアスターには数多くの種類があり、明治末期から昭和初期にかけては様々な原種が入ってきて、生垣や庭園木とされたそうです。

この様に、様々な方法で楽しむ事が出来るコトネアスターを是非、ご家庭にいかがでしょうか?

 

記事・・・清水秀明

 山野草の初心者も安心のネットショップ“GardenPorter”(ガーデンポーター)は、9月11日にリニューアルオープンいたしました。

 

よろしくお願いいたします。