どうせなら植える鉢にもこだわりたい!植木鉢の種類まとめ!

まだ冬が始まったばかりだというのにつま先がしもやけになり、その痒さに悶え苦しみながら記事を書いているGardenPorterです。よろしくお願いします。

さて、今回の内容は草花を植える鉢、植木鉢についてです。

今まで散々植物のことについてとやかく言ってきましたが、そういえば肝心の植える鉢についてなにも触れていなかったとふと気付きました。

植木鉢は寄せ植えやベランダガーデニングにとって不可欠なものですし、なにより山野草は扱いが難しいものがわりとあるので、鉢植えとして個々に育てている方もきっと多いはず。

鉢にも様々な種類がありますが、そのデザイン性と機能性を鑑みて皆さんどれにしようか選ばれていると思います。

そこで今回はその手助けになるかはわかりませんが、市場に流通している鉢たちをざっと紹介してみようと思います。

プラスチック鉢

f:id:GardenPorter:20161216150400j:plain

プラ鉢という略称でよく使われている鉢の一つです。

まず軽い。その軽さからハンギングとして吊るすのに適しています。

そして安い。安価で手に入りますが、どこか大量生産の安っぽい印象があるのは否めません。

水はけは悪く、温度を通しやすいため夏季は高温で鉢内が蒸れ根を痛める可能性があります。

素焼き鉢

f:id:GardenPorter:20161216150617j:plain

プラ鉢と同様、ポピュラーな鉢の一つです。

プラ鉢よりも重く、割れやすいという欠点はありますが、排水性と通気性がいいという利点があります。

鉢全体に小さな穴が開いており、蒸れにくいため山野草の鉢としては相性ばっちしです。

テラコッタ鉢

f:id:GardenPorter:20161216150746j:plain

テラコッタとはイタリア語で「焼いた土」を意味しており、海外制の素焼き鉢を指すことが多いです。

素焼き鉢よりも重く、やや水はけが悪いですがデザイン性が高く様々な意匠を凝らした鉢が流通しています。

陶器鉢

f:id:GardenPorter:20161216151841j:plain

釉薬を塗って焼いているので、艶がありデザイン性が高くインテリアとしても使えます。それ故に高価です。

温度は通しませんが通気性は悪く、水はけを好む植物にはあまり向いていません。

合成樹脂素材鉢

f:id:GardenPorter:20161216151034j:plain

FRP、ポリプロピレン、グラスファイバー等の合成樹脂を用いた植木鉢です。

どれも軽く耐久性に優れますが、通気性は悪く高価という欠点があります。

なかには健康被害が懸念されているものもあり、グラスファイバーなんかは触るとチクチクすることがあります。

スリット鉢

f:id:GardenPorter:20161216151115p:plain

濃い緑色をしているものが主流で、サイドに深いスリットが入っているのが特徴です。

スリットのおかげで水はけが良く、根に優しい構造となっています。

ただし見た目が安っぽいのが難点です。

木鉢

f:id:GardenPorter:20161216151340j:plain

木材で作られた鉢です。

見た目がナチュラルで可愛らしいですが、腐りやすいのが欠点です。

一時的なものとしてはいいと思います。

竹鉢

https://www.instagram.com/p/_Wm0BoRZ2i/

竹材で作られた鉢です。

木材同様、朽ち易いのが難点です。

和風の寄せ植えや正月の飾りなんかにいいと思います。

石鉢

f:id:GardenPorter:20161216151631j:plain

石材で作られた鉢で、主に軽石をくり抜いているものが流通しています。

軽石なので見た目ほど重くなく、ロックガーデン的な雰囲気で山野草にもよく合います。

セメント鉢

f:id:GardenPorter:20161216150856j:plain

セメントを固めて作られた鉢です。

無機質な印象でシンプルモダンな雰囲気と良く調和します。

衝撃に弱く割れやすいという欠点があります。

金属鉢

f:id:GardenPorter:20161216152004j:plain

金属でできた鉢で、リメ缶などもこれに入るでしょう。

セメント鉢同様無機質でモダンな雰囲気に調和します。

錆び易いという欠点があり、水やりの際なにか対策が必要です。

以上、植木鉢の種類をざっと紹介してきました。

皆さんのお気に入りの草花に合う植木鉢を探してみてくださいね。

記事・・・飛田亮

 

株分けを成功させる5つのポイント【ガーデニング初心者必見】

暑さも幾分か和らいできたかな?と感じる今日この頃。

真夏の暑さにぐったりとしていた植物たちも、日に日に元気を取り戻しつつあります。

ガーデニング意欲も湧き始めるこの時期にやっておきたい作業はいろいろありますが、今回は「株分け」について書いていきます。

春〜夏に花を咲かせた宿根草や、ハーブ類などは丁度この時期9月頃が株分けの適期です。

株分けとは名前の通り一つの株を二つ以上に分けることを言い、ガーデニング初心者でも簡単に植物を増やせる方法として知られています。

とはいっても一度植えた植物を掘り出し根っこをいじくる訳ですから、初めての方は成功するか不安で敬遠しがちな作業だと思います。

しかし株分けは植物を増やすだけではなく、弱った株が生育旺盛に若返り花つきが良くなる等の効果も期待できるのでぜひ挑戦して頂きたいところです。

そこで今回は株分けの成功率を上げるポイントをまとめましたので参考にしてみてください。

①株を分けすぎない

f:id:GardenPorter:20160905134759p:plain

株を細かく分けすぎると、株が小さくなりすぎて弱ってしまったり、生育が遅くなって花つきが悪くなることがあるので注意しましょう。

分けるときには一つの株に3〜5つ程の新芽が残るようにしてあげると株への負担も減ります。

株の大きさにもよりますが、せいぜい2〜4株ほどに分けてあげるといいでしょう。

②古い根を取り除く

先述した通り、株分けは植物を増やすためだけではなく植物の衰えを解消する更新の効果もあります。

植物に気持ちよく若返ってもらうためにも無駄なものは排除しておきたいところです。

そこで植物の根をほぐす際には根に付着した古い土をふるい落とし、カサカサになっている古い根や死んだ根を取り除いてあげましょう。

そうすると新たに植え付けた際に、株が根付きやすくなります。

③株分け後はしばらく日陰で管理する

いくら丁寧に株分けを行っても、根っこを触る訳ですから植物は少なからず弱っています。

そんな時に直射日光を浴びせてしまうのは植物にとって刺激が強すぎるため控えた方がいいです。

なので株分け後の数日間は風通しの良い日陰で管理し、ゆっくり休ませてあげましょう。

④株分け後に葉を少し剪定する

株分け直後は根っこが弱っており、また根っこ自体も少なくなっているため水分の吸い上げがあまり機能していない状態です。

そんな中地上部の葉は相変わらず蒸散作用を続けているので、葉が茂っている場合はどんどん植物内の水分が蒸散していき弱ってしまうでしょう。

そんなときは蒸散作用を抑えるために、葉茎を切りすぎない程度に剪定してあげれば解決です。

古葉や変色している葉も一緒に取り除いてあげましょう。

⑤水やりは控えめに

f:id:GardenPorter:20160905135456p:plain

上述した通り、株分け直後の根っこは土中の水分を吸い難くなっています。

それなのにジャブジャブと水を与えてしまっては根腐れを起こしてしまう恐れがあります。

ですので株分け後の水やりは控えめに、雨のあたるところは避け、表土が乾いてからたっぷりとあげるようにしてください。

また、分けた株はひと回り大きい程度の鉢に植えるようにしてください。

鉢が大きすぎると土中の水分が乾きづらく根腐れの原因になるので注意が必要です。

以上、株分けのポイントについてまとめてみました。

他にも植物の増やし方には挿し木・挿し芽、接ぎ木、種まきなどがあり、中には株分けが向いていない植物もあります。

株分け適期も植物によって違うので、一度増やしたい植物のことを調べてみることも重要です。

これらのことを踏まえ、ぜひ株分けに挑戦しみてください。

記事・・・飛田亮

ガーデニング初心者必見!下草におすすめの植物25種〜後編〜

前回に引き続き、初心者にもおすすめの下草残り12種を紹介していきます。

後半は特に洋風のお庭に合う下草を選んでみました。

↓前回の記事↓

セキショウ

f:id:GardenPorter:20160421162339j:plain

  • 学名・・・Acorus gramineus
  • 属名・・・ショウブ科ショウブ属
  • 花色・・・淡黄色
  • 花期・・・5〜7月
  • タイプ・・・常緑性多年草

ショウブの仲間なので水辺を好み、日当たりは半日陰で元気に育ちます。

水はけがよくない庭でもグラウンドカバーとして利用できますが、少し増えるスピードが遅いので株分けして増やすといいです。

 シラン

f:id:GardenPorter:20160421162651j:plain

  • 学名・・・Bletilla striata
  • 属名・・・ラン科シラン属
  • 花色・・・赤紫色、白色
  • 花期・・・5〜6月
  • タイプ・・・多年生宿根草

ランの中でも比較的簡単に栽培される、最も人となじみの深いランの一つです。

冬を迎えると地上部が枯れますが、春になると新芽がでてきて、初夏に赤紫色の花を咲かせます。

ランと聞くと栽培が難しそうですが、夏の日差しで少々葉焼けしてもビクともせず、繁殖力も旺盛な丈夫なランです。

キチジョウソウ

f:id:GardenPorter:20160421163959j:plain

  • 学名・・・Reineckea carnea
  • 属名・・・ユリ科キチジョウソウ属
  • 花色・・・淡紫色
  • 花期・・・10〜11月
  • タイプ・・・常緑性多年草

草丈30cm程で、秋になると淡紫色の花を穂状に咲かせます。

やや湿った半日陰の環境を好み、耐寒性・耐陰性のある丈夫な性質でグラウンドカバーにも向いています。

トクサ

f:id:GardenPorter:20160421164325j:plain

  • 学名・・・Equisetum hyemale
  • 属名・・・トクサ科トクサ属
  • タイプ・・・常緑性多年草

まるで小さな竹のような姿のスギナ(ツクシ)の仲間です。

地下茎で広がり直立して増えていきます。

半日陰のやや湿った環境を好みます。

ユキノシタ

f:id:GardenPorter:20160421165451j:plain

出典:http://www.kumanokodocenter.com/system/media/2/20070330-070325-1.jpg

  • 学名・・・Saxifraga stolonifera
  • 属名・・・ユキノシタ科ユキノシタ属
  • 花色・・・白、ピンク
  • 花期・・・5〜7月
  • タイプ・・・常緑性多年草

半日陰〜明るい日陰の湿った土壌を好む下草です。

耐陰性・耐寒性が強く、根元から匍匐糸を伸ばし横へ這うように広がっていきます。

様々な品種があり斑模様がそれぞれ違います。

ヒューケラ(ツボサンゴ)

f:id:GardenPorter:20160421170004j:plain

  • 学名・・・Heuchera
  • 属名・・・ユキノシタ科ツボサンゴ属
  • 花色・・・白、朱色
  • 花期・・・5〜6月
  • タイプ・・・常緑性多年草

カラーリーフプランツとして人気で、品種によって様々な色や模様を楽しめます。

耐陰性・耐寒性はありますが夏場の暑さが苦手なので、夏季は半日陰〜明るい日陰で管理します。

クリスマスローズ

f:id:GardenPorter:20160421170911j:plain

  • 学名・・・Helleborus
  • 属名・・・キンポウゲ科ヘレボルス属
  • 花色・・・白、緑、ピンク、紫
  • 花期・・・12〜4月
  • タイプ・・・常緑性多年草

花の少ない冬場にかわいらしい花を咲かせる人気の下草です。

落葉樹の下のような、秋冬はよく日が当たり夏場は日陰になるような環境を好みます。

耐陰性・耐寒性が強く、下草といえどお花も楽しみたいという方におすすめです。

グレコマ

f:id:GardenPorter:20160421171528j:plain

出典:http://www.niwagatari.com/?cat=218&paged=2

  • 学名・・・Glechoma hederacea
  • 属名・・・シソ科カキドオシ属
  • 花色・・・紫
  • 花期・・・4〜5月
  • タイプ・・・常緑性多年草

横に這うように伸びていき、ツタのように伸びた茎から根を出して成長していく強健な下草です。

丸くギザギザの入った葉と斑模様が可愛らしく、その特性からグラウンドカバーとしても使われています。

ハーブとしても知られています。

アジュガ

f:id:GardenPorter:20160421172128j:plain

  • 学名・・・Ajuga reptans
  • 属名・・・シソ科キランソウ属
  • 花色・・・ピンク、青紫
  • 花期・・・4〜6月
  • タイプ・・・常緑性多年草

株元からランナーを出して増えていくグラウンドカバーとして人気の下草です。

様々な葉色をした品種があり、春から初夏にかけて立ち上げた花茎に小さな花を咲かせます。

明るい日陰を好み、適湿な土壌で元気に育ちます。

ヒメツルソバ

f:id:GardenPorter:20160422151654j:plain

  • 学名・・・Polygonum capitatum
  • 属名・・・タデ科イヌタデ属
  • 花色・・・ピンク
  • 花期・・・5〜11月
  • タイプ・・・常緑性多年草

強健な性質と横に這って成長することから、グラウンドカバーとして使われているのをよく目にします。

春から秋にかけてピンク色の丸い花を咲かせるのがとても可愛らしいです。

日当たり〜半日陰を好み、冬に霜に当たると地上部は枯れることがありますが、春になるとまた新芽がでてきます。

ワイヤープランツ

f:id:GardenPorter:20160422151851j:plain

  • 学名・・・Muehlenbeckia
  • 属名・・・タデ科ミューレンベッキア属
  • 花色・・・白
  • 花期・・・5〜8月
  • タイプ・・・つる性低木

ワイヤーのような細い枝を這うように伸ばし、小さくてつやのある葉をわさっと茂らせます。

刈込みにもよく耐える強健な性質をもっているので、夏場は蒸れを防ぐために透かしてあげるといいです。

霜に当たると枯れることがありますが、根が生きていればまた新芽を出します。

シロタエギク

f:id:GardenPorter:20160422152037j:plain

  • 学名・・・Senecio cineraria
  • 属名・・・キク科キオン属
  • 花色・・・黄色
  • 花期・・・6〜7月
  • タイプ・・・常緑性多年草

強健な性質を持つシルバーリーフで、洋風の庭に植えられているのをよく目にします。

日当たりと水はけのいい環境を好み、夏になると黄色い花を咲かせます。

花後に種ができると株が弱ってしまうので、花後に摘芯するといいです。

以上、前編と合わせて25種を紹介しました。

あくまで植栽の引き立て役の下草たちですが、見せ方次第では十分これだけでもいい雰囲気をつくれると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。

記事・・・飛田亮

ガーデニング初心者必見!下草におすすめの植物25種〜前編〜

↓以前、下草の植え方について紹介した記事がありました。↓

pz-linkcard: Incorrect URL specification.(url=)

この中で、下草を植えるにあたって重要なのがまず骨格となる常緑の下草を植えることだと述べました。

そこで今回はなるべく丈夫なおすすめの下草をリストアップして紹介していこうと思います。

タマリュウ

f:id:GardenPorter:20160420104934j:plain

  • 学名・・・Ophiopogon japonicus
  • 属名・・・ユリ科ジャノヒゲ属
  • 花色・・・淡紫色
  • 花期・・・5〜6月
  • タイプ・・・常緑性多年草

ジャノヒゲの矮小種で、耐暑性、耐陰性、耐寒性があり、多少踏んでも枯れない強健な性質を持っています。

小さな草姿を活かしコンクリートの目地の隙間や、グラウンドカバーとしても使われています。

フッキソウ

f:id:GardenPorter:20160420105414j:plain

  • 学名・・・Pachysandra terminalis
  • 属名・・・ツゲ科フッキソウ属
  • 花色・・・白色
  • 花期・・・4〜5月
  • タイプ・・・常緑小低木

草丈30cm程の小さな低木です。

地下茎を伸ばして増えていくので、グラウンドカバーとしても向いています。

新葉の照りが美しく、斑入り種もあります。日陰でもよく育ちます。

シャガ

f:id:GardenPorter:20160420105652j:plain

  • 学名・・・Iris japonica
  • 属名・・・アヤメ科アヤメ属
  • 花色・・・淡紫色
  • 花期・・・4〜5月
  • タイプ・・・常緑性多年草

通年スラっとした葉姿を楽しむことができ、春になると淡い紫色の花を咲かせます。

生育旺盛で根を横に伸ばして増えていき、明るい日陰を好んで育ちます。

シダ植物

f:id:GardenPorter:20160420110201j:plain

  • 学名・・・Pteridophyta
  • タイプ・・・多年生宿根草

山林などの人手の届かないところに自生するシダ植物は、自然の鬱蒼とした雰囲気を醸し出すにはもってこいの下草です。

冬季の寒さで少し葉が枯れこむことがありますが、基本的に丈夫な性質を持っています。

ヤブラン

f:id:GardenPorter:20160420110433j:plain

  • 学名・・・Liriope platyphylla
  • 属名・・・ユリ科ヤブラン属
  • 花色・・・淡紫色
  • 花期・・・8〜10月
  • タイプ・・・常緑性多年草

草丈は20〜50cmくらいで、細長い葉が涼やかな下草です。

夏から秋にかけて花茎を伸ばし、淡い紫色の花を咲かせます。

斑入りの葉も美しいです。

ノシラン

f:id:GardenPorter:20160420111241j:plain

出典:http://blog.goo.ne.jp/bgfanclub/e/45e9f0cb937bad0d309c93c56e771314

  • 学名・・・Ophiopogon jaburan
  • 属名・・・ユリ科ジャノヒゲ属
  • 花色・・・白色
  • 花期・・・7〜9月
  • タイプ・・・常緑性多年草

草丈は30〜80cmくらいで、ヤブランを全体的に大きくしたような感じです。

日陰にも病気にも強く、斑入り種もあります。

ハラン

f:id:GardenPorter:20160420111721j:plain

出典:ハラン (植物) – Wikipedia

  • 学名・・・Ophiopogon jaburan
  • 属名・・・ユリ科ハラン属
  • 花色・・・紫色
  • 花期・・・5〜6月
  • タイプ・・・常緑性多年草

50cmを超える大きな葉が特徴の下草です。

日陰にも強く、強健な性質をもっています。

ジャノヒゲ

f:id:GardenPorter:20160420112303j:plain

出典:ジャノヒゲ – Wikipedia

  • 学名・・・Ophiopogon japonicus
  • 属名・・・ユリ科ジャノヒゲ属
  • 花色・・・白色
  • 花期・・・7〜8月
  • タイプ・・・常緑性多年草

草丈10〜30cm程度の下草で、本種と掛け合わせて数多くの品種が作られています。

タマリュウと同じく耐暑性、耐陰性、耐寒性を兼ね備え、グラウンドカバーとしても使われています。

オオバジャノヒゲ

f:id:GardenPorter:20160420113221j:plain

出典:http://www.ootk.net/cgi/shikihtml/shiki_1149.htm

  • 学名・・・Ophiopogon planiscapus
  • 属名・・・ユリ科ジャノヒゲ属
  • 花色・・・白色
  • 花期・・・7〜8月
  • タイプ・・・常緑性多年草

草丈30〜50cm程度になる大型種で、同属のジャノヒゲと比べると葉が厚く広いのが特徴です。

葉が濃い黒色をしたコクリュウという品種もあります。

ヤブコウジ

f:id:GardenPorter:20160420113503j:plain

  • 学名・・・Ardisia japonica
  • 属名・・・ヤブコウジ科ヤブコウジ属
  • 花色・・・白色
  • 花期・・・7〜8月
  • タイプ・・・常緑小低木

大きくなってもせいぜい30cm程の低木で、地下茎を伸ばし横へと増えていきます。

秋〜冬にかけて真っ赤な実をつけるのがかわいらしいです。

やや湿った土壌と日陰を好み、グラウンドカバーや樹木の根締めとしての下草によく使われています。

ギボウシ

f:id:GardenPorter:20160420113648j:plain

  • 学名・・・Hosta
  • 属名・・・ユリ科ギボウシ属
  • 花色・・・紫色、白色
  • 花期・・・6〜9月
  • タイプ・・・多年生宿根草

葉の大きさ、色、斑入り種など様々な種類があり、和洋を問わず人気の下草です。

明るい日陰〜日陰の環境とやや湿った土壌を好みます。

ツワブキ

f:id:GardenPorter:20160420114444j:plain

  • 学名・・・Farfugium japonicum
  • 属名・・・キク科ツワブキ属
  • 花色・・・黄色
  • 花期・・・10〜12月
  • タイプ・・・常緑性多年草

古くから庭園に下草として使われ、フキのような形をした光沢のある葉が特徴的です。

耐陰性もあり丈夫で、白斑や黄斑、覆輪など様々な品種があります。

コグマザサ

f:id:GardenPorter:20160420115034j:plain

  • 学名・・・Farfugium japonicum
  • 属名・・・イネ科ササ属
  • 花色・・・黄色
  • 花期・・・10〜12月
  • タイプ・・・常緑性多年草

草丈10〜30cmと小型に改良されたクマザサの園芸品種です。

強健な性質ゆえにグラウンドカバーとして広くつかわれています。

冬には葉の周りが白くなり、美しい覆輪ができます。

次回の後編では残り12種を紹介していきます。

記事・・・飛田亮

 

竹の器と瓦を使って山野草のミニ寄植えを作ってみました!

先日、現場で大きな孟宗竹の廃材がでました。

なんと直径にして15cm程・・・!

あまりにも立派な竹なので、このまま捨てるには惜しく、せっかくなので寄植えをしてみることに。

時期も時期だし「松竹梅」の竹ということで、テーマはやはりお正月。

それでは早速作っていきます。

まず、竹を洗います。

かなり太い竹の根元部分なので、結構汚れています。

特に節の周りが汚れているので入念にこすります。

f:id:GardenPorter:20151214094236j:plain

続いて水が抜けていくように穴を開けます。

底の節にドリルでちょちょいと。

これだけ太いと節の厚みもなかなかのものですね。

f:id:GardenPorter:20151214094329j:plain

そうしたらある程度土を入れ、植物を植えていきます。

今回植えるのはクロマツ、フクジュソウ、斑入りユキノシタ「雪月花」です。

植えたい場所に配植したら、土を均します。

ただフラットにするんじゃ面白くないので、少し盛土して石も据えてみました。

f:id:GardenPorter:20151214094510j:plain

そしてヤマゴケを張って化粧砂をまけば完成です。

f:id:GardenPorter:20151214094602j:plain

竹の中に小さな庭園が現れました!かぐや姫もびっくりですね?

箱庭ならぬ竹庭とでもいいましょうか。

小さな人形や石灯籠の模型なんかを置いてもおもしろそうです。

この作品は玄関先にでも置いて楽しみたいと思います。

さて、以前の記事で瓦を使った寄植えに挑戦したことがありました。

このとき植えた草花がもう見ごろを過ぎてしまったので、お正月バージョンとして植え変えてみました。

それがこちらです!

https://www.instagram.com/p/_LSjxIRZ3S/

使った草花はヤブコウジ、チゴザサ、イワウチワ、コガネシダです。

紅葉したイワウチワとヤマゴケのコントラストが綺麗で気に入ってます。

使った苔もハイゴケからヤマゴケに変えてみました。

個人的に今、ヤマゴケブームがキてます。

本日開催中の百万遍さんの手づくり市に持っていきますが、結構重いのであくまで飾りとして机に置いておこうと思います。

以上、ちょっとした寄植え作品たちでした。

記事・・・飛田亮

 

山野草でお庭の弱点補強&ちょっとしたアクセント

山野草はお好きな鉢に植えて、ちょっと飾るようなインドアに楽しみたいという方も多いと思います。

しかし、今回はそんな方でもお庭に植えて楽しむのも悪くないかな?
そう思って貰えるように、山野草をお庭にうまく取り込んで楽しむ際のコツをご紹介したいです。

まず、こちらに景石があります。

f:id:GardenPorter:20151019152240j:plain

このままですと、画面中央の赤色で示した所が表面も平たく、地面と石の境界を見ても直線的で人工的に見える為に芳しくありません。

そこで山野草を活用してみます!

今回、用意したのはこちらのコバノイシカグマと言う山野草です。

f:id:GardenPorter:20151019144439j:plain

シダの仲間に属し、私が住んでいる滋賀県ではよく見られるシダです。

このコバノイシカグマを景石の弱い部分に植えてみます。

f:id:GardenPorter:20151019144533j:plain

結果として景石のあまり良くなかった部分が隠れつつ、山野草も程良く引き立っている事により全体的に良くなりました。

シダが石に対して小さかった事が駄目でしたが、人工的だった地面に沿った真っ直ぐなラインをぼかす事が出来たので効果はあります。

また、今後育てば葉は大きくなり、石の弱い部分はほとんど気にならなくなるでしょう。

 

ここでのポイントは二つ

①一年間を通して葉を残すもの(常緑性)であること。

②たくさん植すぎない。

①は地表部が枯れている間は弱点がまた見えてしまうからと言う理由でご納得いただけると思います。

②は説明が難しいのですが。。。閉塞感や繁茂感じさせない、石の存在感をなくさない為と私は考えます。

また、以前のブログ(下バーナー参照)にあるような、下草同士の”間”に草花を植えるのと同様の方法で、山野草を植栽をするのも手だと思います。

 

皆様のお庭にも弱点を補強しつつ、良いアクセントにもなる山野草を植えてみてはいかがでしょうか?

記事。。。清水秀明

 

山野草の初心者も安心のネットショップ“GardenPorter”(ガーデンポーター)は、9月11日にリニューアルオープン致しました。

よろしくお願い致します。

プロが教える下草の自然風植栽!3つのポイント

先日滋賀県の守山市で行われた、庭づくりの講習会に参加してきました!

テーマは「花の庭」で、おもに下草の植栽を勉強してきました。

そこで学んできたことを元に、今日はみなさんに下草の自然風な植え方をお伝えします!

f:id:GardenPorter:20151005093246j:plain

この庭に下草を植えていきます

庭づくりにおいて主役となる樹木は「主木」といって重要な要素ですが、その下に植える下草も同じくらい重要です。

木を植えたはいいけど、足元がちょっと寂しい。。。なんて思ってる方は結構いるんじゃないでしょうか。

そこでおすすめなのが樹木の足元をカバーする下草です。

下草を植えることで樹木がより引き立ち、美しくまとまったお庭になります。

それもただ植えるのではなく、より庭全体を美しく見せる植栽の方法をお教えします。

①常緑性の下草をメインに植える

寂しい空間をどうにかしたいと思い、ついついカラフルなお花をたくさん植えたい気持ちに駆られますが、一旦ちょっと冷静になって考えてみます。

お花の咲く時期は年間を通してわずか。一年草でしたら冬には枯れてお終いですし、宿根草でも春に再び芽を出しても、絶対にお花が咲くとは限りません。

むしろ下草を植える前よりも枯れてしまった後のほうが余計寂しく感じませんか?

そこでまずは、常緑性の下草。とくに細葉のものを土台として植えていきます。

常緑を植えることで、花が終わった後も寂しい思いをしなくてすみます。細葉を選ぶ理由は、葉の形状がシャープなので、たくさん植えてもうるさく見えないからです。

具体的にいうと、ヤブラン、ジャノヒゲ、タマリュウ、ノシランあたりが適しています。

また、それぞれ斑入りの品種を組み合わせることによって、お庭の雰囲気を変えることもできます。

この常緑の下草こそが中核を担う存在であり、上手に植栽すればこれだけで十分にお庭をいい雰囲気にすることができます。

②常緑性の下草の植え方

f:id:GardenPorter:20151005093506j:plain

今回は主にヤブラン、タマリュウ、ノシラン(斑入り)を植えました

ではどこにどうやって植えていけばいいのでしょうか。

ここで少し自然を想像してみてください。

平原に一本の木が生えていて、その枝に鳥たちが羽を休めにやってきます。

そこで種の混じったフンを落とし、やがて発芽し、下草になる。

こうしたとき、まさか等間隔に下草が並ぶことなんてなかなか無いですよね。

ですので、自然風の植栽の基本は「不等辺三角形」です。

こうすることでランダムに植えてある様に見えるのですが、もう一つきれいに見せるポイントがあります。

それは「つけるものはつける、離すものは離す」とうことです。

中途半端に株間の間隔を空けるのではなく、つけるものはぎゅっとくっつけ、離すものは飛ばしてしまう。これがポイントです。

これらの植え方を駆使し、自分がここに花が咲いたらいいな~と思うポイントに間をつくっていきます。

③できた間に花を植えていく

最後はそうしてできた間に、花を植えていきます。

f:id:GardenPorter:20151005095006j:plain

常緑の下草でつくった間を赤線で囲みました。このように、赤線の中に花を植えていきます

宿根草か一年草か、ランナーで広がるのか、ほふく性なのか立ちあがるのか、どれくらい大きくなるのか、色合いはどうかなど、植物の性質をよく考えて植えると、よりいい庭になりますし、植えるのが楽しくなってくると思います。

今回はニチニチソウ、コスモス、アカバセンニチコウ、ユーリオプスデイジー、スイートアリッサムなどを植えました。

f:id:GardenPorter:20151005093100j:plain

完成です!

とても勉強になった講習会でした。

内容が濃すぎてここには全部書ききれませんでしたが、基本のことは大方皆さんに伝えれたかと思います。

また、このような機会があればレポートしていきますので、お楽しみに!

記事・・・飛田亮

山野草の初心者も安心のネットショップ“GardenPorter”(ガーデンポーター)は、9月11日にリニューアルオープンいたしました。

よろしくお願いいたします。

 

ガーデニング超初心者にワンポイントアドバイス 〜暑くても枯れる心配ご無用幼児・低学年と一緒にガーデニング〜

 酷暑の中、お盆に突入です。夏休みの機会にガーデニングをお子さんと、お孫さんと一緒に体験してみませんか? いつものパターンのお子様やお孫さんがお手伝い役ではなく主体でガーデニングをするのです。自分が手をかけて植えたお花は、なにより可愛く思えるものです。そしてそのお花が育っていくという夏休み体験をご家族で共有しましょうという提案です。

f:id:GardenPorter:20150812190727j:plain

★ポーチュラカ

 (和名:ハナスベリヒユ)

・草丈・・・地表を這う。

・花期・・・5月〜10月

 花の色がいろいろバリエーションに富んでいます。

 

 

f:id:GardenPorter:20150812201348j:plain

★メランポジューム

 ・草丈・・・30㎝〜40㎝

 ・花期・・・5月半ば〜9月

 

体験の共有で生まれるもの。

  • お花植えの成功体験をすることによって、お子さんお孫さんの気持ちが嬉しくなるとともにアイデンティが高まる。
  • ガーデニング作業に積極的に関わろうとする。→水やりや草引きを率先して、また喜んでするようになる。
  • お家の方やおばあちゃん、おじいちゃんと共通の話題が生まれる。

 

お花植えを成功に導くには・・・

  • 植えたお花が、暑さでヘニャヘニャっと萎(しお)れたり、枯れてしまっては、逆効果を生んでしまいますから、暑さにも耐える丈夫なお花を選びましょう。初めての体験でいい結果が得られないことは悲しいことですからね。

 

では、何植えればいいの?

  • 一番のオススメは、ポーチュラカというお花です。
  1. 酷暑にも耐え、さらに乾燥にも強いです。そして、ちょうど今がお花の咲いている時期です。
  2. 花の色のバリエーションも赤色、濃いピンク、淡いピンク、白、黄色、白ベースで赤い筋の模様が入る花びらのものといろいろありますので、お子さんも大人の方も好きな色を選んで楽しむことができます。
  3. 葉っぱは、多肉種のように分厚いです。だから、乾燥にも強いのですね。
  4. 茎は這うように伸びます。

 

  • 他には、メランポジュームがオススメです。
  1. 暑さに強い品種ですがポーチュラカには勝てません。水やりは欠かすことができません。水を切らさないように心がけましょう。
  2. 花の色は黄色一色のみです。
  3. 草丈が20㎝〜40㎝とポーチュラカに比べて高さのボリュームはあります。

 

素晴らしい体験ができることを心よりお祈りいたします。

さあ、子どもと一緒に、孫子と一緒に庭いじりだ〜っ!

 

 山野草の初心者も安心のネットショップ“GardenPorter”(ガーデンポーター)は、ただいまリニューアルオープンの準備中です。

 

8月下旬リニューアルオープン予定です。

よろしくお願いいたします。

ガーデニング初心者のワンポイントアドバイス 〜花壇編〜

 今回は花壇に植物を植えるときのポイントをお話しします。

 

f:id:GardenPorter:20150717180936j:plain

★道端になぜかアカジソが生えていました。

  色が目立っていました

 

 まず花壇の排水性の確認をします。花壇の中に水がぽちゃぽちゃとたまってしまい数時間たっても水位がさがらないようであれば、花壇の底から排水パイプをはわして既存の溝や雨水マス等に流れるように排水の環境を整えましょう。

 これは容易にはできないので造園屋さんなどに依頼するほうがよいでしょう。

 ベランダでガーデニングを楽しみたい方は、プランターを活用しましょう。その際、プランター内の土が底から流れ出ないように不織布などを底に敷いておくことがポイントです。

f:id:GardenPorter:20150717181710j:plain

 

 花壇の中に入れる土については当ブログの7月14日の

を参考にしてください。

 

地拵え(じごしらえ)

 土は花壇の縁の高さまでいっぱいいっぱいまで入れないで3㎝〜5㎝ほど下げておきます。植物の水やりの時にたっぷりとやっても水があふれにくいですし、土も流れ出ることを防ぐことができます。

 土の表面の整形はまっ平らではなく花壇の中央を少しもろあげあげるように整形するとよいでしょう。(かまぼこ状にします)植物を一面に植えた時に少しボリューム感が出ますし、ふっくらとやさしい感じになり、フォルムもとても美しくなります。ここポイントっ!

f:id:GardenPorter:20150717183023j:plain

植える間隔・配置

 植物同士の間隔(ピッチ)は、10.5㎝ビニルポットの花苗なら(植物の品種にもよりますが)15㎝間隔くらいで千鳥りに植えるのがよいでしょう。葉先と葉先の間が2㎝〜3㎝くらいあけましょう。

 植えた直後の仕上がりの感じが密に植わっている感じがお好みの方は、葉先と葉先とが当たらない程度に植えて、植物が成長してきてきゅうくつになってきたら、間引くのも一つの方法です。間引いた植物は別の場所に植えてあげましょう。

 間引くことを考えると、成長を見越して、間隔をとって植える方がお世話が少なくて済みます。

f:id:GardenPorter:20150717183257j:plain

 

 一つの花壇に違う種類の植物を植える場合は、奥の方に草丈の高い品種をうえて、手前の方には草丈の低い品種の植物を植えましょう。逆だと、奥の植物が見えにくくなってしまいます。

 花の色がいく種類か用意したときは、色の配置も計画的にセンスを光らせましょう。

 

ポットをはずす

 ビニルポットから植物をはずすときは、根鉢(ビニルポット内の土のかたまり)が崩れてしまわないように注意を払ってはずします。根鉢がカチカチまたは、根っこが張りすぎていてビニルポットがはずしにくいときには、両手で左右からギュッとビニルポットごと握ります。すると若干根鉢が小さくなりはずしやすくなります。

f:id:GardenPorter:20150717183427j:plain

 

 それでも外れないときには、バナナの皮をむく感じにカッターナイフか園芸用のハサミで4箇所ほど縦にビニルポットを切ってはずしましょう。

f:id:GardenPorter:20150717183513j:plain

植える

 あらかじめ根鉢より大きめに植える穴を掘っておき、穴にそっと植物を入れます。そのとき植物の向きを整えます。くるくるっと回してみてハンサムな方を花壇の正面に向けます。最初はなかなかわかりにくいものですが、よーく見て目が慣れてくるとサッとわかるようになってきます。

 花壇の一番縁は少し花壇の外側に傾けて花壇の縁にかぶさる感じにに植えましょう。完成した仕上がりの見映えがグッと良くなります。

 

f:id:GardenPorter:20150717183553j:plain

仕上げ

 最後にバーク堆肥を2㎝から3㎝ほどの厚みで花壇一面に植物を傷めないように丁寧に敷きならすと、花壇の表面が黒っぽくなり植物がとても映えます。また、バーク堆肥は土中の水分の蒸発を抑える働きがあります。

植えた直後には必ず水をたっぷりとやりましょう。

ハイッかんせ〜

 

 ではさっそくチャレンジ!!

 

 

 山野草の初心者も安心のネットショップ“GardenPorter”(ガーデンポーター)は、ただいまリニューアルオープンの準備中です。

 

8月下旬リニューアルオープン予定です。

 

よろしくお願いいたします。