夏季のガーデニングトラブル!猛暑が植物に及ぼす5つの悪因

ついに夏本番という感じですが皆さんはいかがお過ごしですか?

私は連日のうだるような暑さで夏バテ気味の日々を過ごしております。

きっとこの暑さに植物たちだって耐えかねているに違いない・・・。

その証拠に、朝たっぷりと水をやったはずなのに夕方になると萎れている草花も少なくはありません。

この夏の暑さがいったいどのように植物に作用するのか。

そして効果的な暑さ対策とはなんなのか。

というのを今回は改めて記事にして紹介していこうと思います。

要因を5つにまとめてみましたので、夏になると植物を枯らしてしまう・・・とお困りの方はぜひ参考にしてみてください。

1.水分の蒸発による水切れ

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いくら水をあげても、少し時間が経てば土はカラカラに乾き葉もしんなりとしてくる・・・。

そんな水切れの原因は、日光の日差しにあります。

日中のほとんどの時間太陽が燦々と照り付ける日なたに置いておけば、朝に水をたっぷりあげても夕方にはカサカサです。

ですから夏場は日陰、または午後は日光が当たらない半日陰の環境で育ててあげるのがベストです。

そして朝と夕方の2回、しっかりと水やりをすることで水切れを防ぐことができます。

暑い中大変かもしれませんが、それだけ苦労して育てればより愛着も沸くものですよね。

2.土中の水分の高温化

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一方水切れを怖がって、やたらとじゃぶじゃぶあげるのもかえって逆効果です。

夏場の水やりはタイミングが肝心で、最も太陽が照り付ける日中に水やりするのは控えましょう。

なぜなら土中の水分が太陽熱で温められ、植物の根っこにダメージを与えてしまうからです。

根っこは高温に弱く、完熟でない腐葉土を使わない方がいいと言われるのもそのためです。

ですから水やりはまだ暑さがましな朝と夕方にしましょう。

3.直射日光による葉焼け

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夏の強い日差しによる最も直接的な悪因、それは葉焼けです。

葉焼けとは、強すぎる太陽光によって葉が縮れたり変色してしまうことです。

いくら日光が好きな植物でも、炎天下に長時間置かれれば耐えきれず葉焼けを起こしてしまいます。

葉焼けを起こした葉は枯れ、植物が弱る原因になってしまうので直射日光は極力避けましょう。

また、遮光のためにと熱を吸収しやすいビニールシート等を植物に直接かけるのも、シートの熱で植物が焼けることがあるので気をつけてください。

4.むしむしとした高温多湿の環境

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この猛暑を猛暑足らしめているのは、燦々照りの日光と同じくらい厄介な湿度です。

高温多湿を嫌う植物は多く、特に高山帯の冷涼な地帯に生息する山野草などには可愛そうな環境です。

なるべくじめじめとした場所で植物を管理せず、風通しの良い涼しげな場所で育ててあげましょう。

また、台に置いたり吊り下げたり等地面からなるべく離れた場所で管理することも湿気対策になりますが、水切れを起こしやすくなるため注意が必要です。

5.雑草の繁茂による蒸れ

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夏を待っていましたといわんばかりにこの時期急激に成長する雑草たち。

抜いても抜いても出てくる為非常に厄介ですが、そのまま放置し続けると面倒なことになります。

雑草が繁茂することで風通しが悪くなり、病害虫も発生しやすく植物が弱る原因となります。

土中の養分も雑草に吸収されてしまうため、極力雑草を見つけたら抜くように心がけましょう。

また夏の暑さに強い植物を植えた場合も、成長しすぎて周りの植物の成長を阻害してしまう場合がある為適宜透かし剪定をしてあげるといいです。

以上、この時期に起こりそうなトラブルと対策をまとめてみました。

まだまだ暑さは続きますが、植物たちと共に乗り切っていきましょう。

記事・・・飛田亮

これで旅行時も心配無用!留守中のガーデニング対策7つの方法

長かった梅雨ももうじき終わりを告げ、いよいよ待ちに待った行楽シーズンがやってきます。

夏休みやお盆休みを利用して、どこか遠くに旅行に行かれる方も多いのではないでしょうか。

その間家を留守にする訳ですが、我々にはあるひとつの不安が付きまとうことでしょう。

「植物、ほったらかしで大丈夫かな?枯れたりしないかな?」

家を留守にし水やり等の管理ができないのは、やはり植物たちにとって良い状況とはいえません。

しかも酷暑が続くこの季節ですから、長期間放っておけば弱り枯れてしまう植物も多いことでしょう。

そこで今回は、留守中でもなんとか植物たちを生き延びさせる方法を思いつく限り挙げてみましたので、よければ参考にしてみてください。

①水分の蒸発を避ける

いくら日当たりを好む植物でも、満足に管理もできない状況で日なたに置かれていてはどんどん土中の水分が蒸発して水切れを起こしてしまう恐れがあります。

水切れを防ぐためにも、鉢物は日陰に移動させたり、遮光ネットをかけるなどして直射日光を極力避ける対策をしてから出かけましょう。

また、株もとの土の表面をバークチップや腐葉土で覆うマルチングも蒸発を抑制する効果があります。

②ペットボトルでつくる簡単水やり道具

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自宅で簡単に作れる水やり道具として、ペットボトルを使ったものが良く知られています。

ペットボトルの中に7〜8割水を入れ、ふたにキリで穴を空け逆さに向けて土に刺すというものです。

このときボトル内の水が日光で熱され高温にならないように、遮光が必要になってきます。

ただし2Lのペットボトルでもすぐに水がなくなるので、長期の旅行にはあまり向かないでしょう。

③毛細管現象を利用した簡単水やり装置

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続いても自宅で簡単につくれる水やり装置です。

用意するものは紐や布の切れ端と、バケツやコップなどの水を入れる容器。これだけです。

容器に水を入れ、紐の端を水に沈ませ、もう一方の紐の端を土に差し込みます。

そうすると毛細管現象により少しずつ水が与えられるという仕組みです。

長期で家を留守にする場合は、お風呂場の浴槽に水を張り、そこから紐を繋げば長い間水を与え続けることが可能です。

④保水材を使う

大宮グリーンサービス 水のお留守番 土150L分 150g

大宮グリーンサービス 水のお留守番 土150L分 150g

少しコストはかかりますが、保水材を活用することで2〜3日程度なら植物の水やりの心配はなくなります。

保水材は水を大量に吸収し、少しずつ適度に放出してくれます。

土に混ぜ込むタイプや表土に置くタイプなど、様々な種類が市販されています。

⑤底面灌水式の鉢に植える

底面灌水ラクアインナーセット310型アイボリー

底面灌水ラクアインナーセット310型アイボリー

こちらも少しコストはかかりますが、一週間ほど水やりをしなくても平気なものもあります。

鉢の底に水を貯めておけるタンクがあり、植物は根から適度に水分を吸水していきます。

ただし直射日光に当てていると水がお湯状になる恐れがある為遮光が必要です。

⑥自動灌水を購入する

一番手っ取り早くかつ確実なのはこの方法でしょう。

取り付けも簡単で、電池式のものが大半なので工事も不要です。

ですが結構なお値段なのでそこだけ覚悟しなければなりません。

長期間頻繁に家を空ける方には必須の道具といえましょう。

⑦人頼み

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親戚や友人、ガーデニング好きの隣人などに頼み込んで水やりしてもらうのもいい手だと思います。

これがきっかけでガーデニング仲間が増えればそれは嬉しいことですね。

ただ、逆に人間関係のトラブルを招かないよう注意が必要です・・・。

以上、留守中のガーデニング対策を紹介してきました。

他にも留守中に役立つ様々な水やりグッズが市販されているので、この夏旅行に行かれる方はぜひチェックしてみてください。

記事・・・飛田亮

 

暑さ対策できてますか?お庭の植物を夏越しさせる6つのポイント

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じめじめした梅雨も厄介ですが、梅雨が明ければ酷暑の真夏日

植物たちにとって厳しい環境が続きます。

何としても真夏の暑さによるダメージを軽減して、元気に夏を越して欲しいものですが、その為には私たちが気を付けなければいけないことがいくつもあります。

そこで今回は、元気に夏越しさせるポイントをおよそ6つにまとめて紹介していこうと思います。

↓梅雨の対策は以前の記事を見て頂ければと思います。↓

 ①強い日差しを防ごう

いくら日の光を好む植物でも、真夏日の日差し、とくに午後の西日は植物たちにとって強すぎます。

植物によっては葉焼けを起こしてしまう場合もあるので、日差しの強い炎天下の真夏日には特に注意が必要です。

鉢物は日陰か半日陰に移動させて、強い日差しから守ってあげましょう。

また、寒冷紗や遮光ネットをかけてあげるのも効果的です。

その際は植物に直接かけるのではなく、上に支柱などを立ててテントのように被せてあげると、風通しも良くなり暑さが改善されます。

 ②輻射熱をカットしよう

日中の日差しの照り付けによって地面や壁面が温められるとなかなか冷めてくれず、日が沈んでからも輻射熱を放ち続けます。

特にコンクリートは温まりやすく、直射日光を避けていても地面の近くの植物にダメージを与えてしまいます。

植物にとっては日中よりも夜間に熱を感じることが苦手なので、これはなんとしても防ぎたいところ。

対策としては植物が地面や壁面に当たらないよう、棚の上や吊るすなどしてなるべく離して管理してあげます。

また、水やりの際に地面にも打ち水をしたり、壁面をすだれで覆ったり丈夫なつる性植物を這わすなどすることで輻射熱を防ぐことができます。

 ③真夏の水やり

夏の強烈な日差しは、鉢内の水分をすぐに蒸発させてしまいます。

だからといって日中、直射日光が当たっている植物に水をやると土中の水分が温められたり、茎葉に付いた水滴がレンズのようになって葉焼けを起こしてしまう可能性があり、逆に弱ってしまいます。

ですので少しでも涼しい朝や夕に水やりをしましょう。

また、蛇口をひねって一番に出てくる水は温められてお湯のようになっていることがあるので、しばらく出して冷たくなったのを確認してから水やりしましょう。

 ④鉢内の熱にご用心

真夏の鉢物の管理は、鉢の素材によってかなり左右されます。

とにかく熱を鉢内に伝えないようにするのが肝心で、プラスチック製の鉢や黒い鉢、薄い鉢は熱を通しやすいです。

どうしてもそれらの鉢を使いたい場合は、「二重鉢」にすることで温度の上昇を抑えることができます。

鉢植えをふた回り程大きい鉢に入れ、鉢と鉢の隙間に土やミズゴケを詰めると効果的です。

また、断熱効果のある発泡スチロールの容器に水抜け穴を開けてそこに鉢ごと植えたり、鉢ごとそのまま地面に埋めることで鉢内の温度の上昇を抑制できます。

 ⑤地植えにはマルチング

鉢物と同様、地植えの植物も直射日光に曝されると、株もとの土が温められて土中の温度が上昇し、根を痛めてしまう恐れがあります。

その対策として株もとの土を覆い隠すマルチングが効果的です。

冬のマルチングと違い、必ず水と空気を通すものを用います。

藁やパークチップ、専用のシートなどでマルチングするといいですが、銀色など光を反射するものだと日光の照り返しで下葉が葉焼けしてしまう恐れがあるので注意が必要です。

 ⑥夏越し用の土づくり

徹底的に夏越し対策をするならば、使う用土にも注意を払いたいものです。

夏越しするに重要な要素とは、通気性・水はけが良いということ。

なるべく粘土質や有機物を含むものを避け、軽石やパーライトなどを多く混ぜることで鉢内の環境が涼しく快適なものとなります。

普通の培養土を使う場合でも、1mm目のふるいにかけて細かい土を取り除くだけでも効果があります。

また、市販されている「山野草の土」も大きい粒の土や軽石が多く使われているのでおすすめです。

以上、植物夏越しのポイントをまとめてみました。

これを参考に、ぜひ皆さんも真夏に向けて対策をとってみてはいかがでしょうか。

記事・・・飛田亮

室内だからといって油断は禁物!観葉植物を冬越しさせる3つのポイント

どうも皆さん、いよいよ冬がやってきますね。

今年の冬は比較的暖かい感じがしますが、それでも朝晩の冷え込みは厳しいものがあります。

霜の心配もありますし、もうそろそろお庭の寒さに弱い草花たちを戸内で管理してもいい頃合いだと思います。

しかし、戸内に上げたからといって油断してはいけません。

特に観葉植物を育てている皆さん、「ずっと室内で管理してるんだから寒さなんて関係ない」と思ってはいませんか?

寒い外にさえ出さなければいいとお考えの方、それは大きな間違いです。

というわけで、今回は観葉植物を元気に冬越しさせる方法について、ポイントを3つにまとめてみました。

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 ①水をあげすぎない

国内に流通している観葉植物の原産地を調べてみると、南米などの熱帯地域が原産のものばかりです。

寒さを知らない熱帯植物たちは、いくら室内で管理していても日本の冬の寒さを前にしては休眠してしまいます。

休眠とは、宿根草でいえば地上部が枯れ、地中の根っこだけが残った状態。根が水分を吸わなくなります。

そんな状態のときに今まで通りの量の水をあげ続ければ、水分を多量に含んだ土のせいで根っこが腐り枯れてしまうのは言うまでもありません。

なので冬季は乾燥気味に、控えめに水をやってください。それも冷たい水よりかは、ちょっと温めた水の方がいいです。

中には「サンセベリア」など冬季は全く水をやらないほうがいいといわれる植物もあるくらいなので、気を付けてください。

②昼夜の温度変化に注意

昼間はなるべく暖かいところにと日のあたる窓際に置くのはいいですが、夜になるとその窓際が最も寒い場所へと変化してしまいます。

昼間はもちろん、ぐっと冷え込む夜の寒さ対策を万全にすれば、元気に冬越ししてくれる確率もぐっと高まるでしょう。

方法としては夜間、段ボールや発泡スチロール、ビニールシートなどで全体を包んであげます。

こうすることで夜間の気温の低下が軽減され、植物への負担も少なくなります。

③葉を乾燥させない

ただでさえ乾燥する冬なのに、エアコンなどの暖房が更に拍車をかけます。

それによって葉っぱからどんどん水分が蒸散され、カラカラになってしまうことも。

対策としては温風が当たらない場所に移動し、霧吹きで少し温めた水を葉っぱにかけてあげるといいです。

適度な湿度を保つことも、冬越しさせる大きなポイントになります。

それでも葉が落ちたり変色したりしてしまうかもしれませんが、春になってまた芽吹いてくるケースもたくさんありますので、諦めず気長に育ててあげましょう。

以上、冬越しにおける3つのポイントでした。

記事・・・飛田亮

山野草の初心者も安心のネットショップ“GardenPorter”(ガーデンポーター)は、9月11日にリニューアルオープンいたしました。

よろしくお願いいたします。

 

水をやっても花が萎れてしまう。そんな時の原因と確認ポイント 〜ガーデニングの水やり〜

 

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★大阪の心斎橋の雑貨屋さんの前に置かれていた スイレン(水連)

  いかにも酷暑を感じさせるものがあります。

  ・花期・・・5月〜10月

 

 お庭のお花がどんどん萎(しお)れていくんですけど どうしたらいいですか? というお電話がお客様からかかってきました。
 お客様には「朝と夕方の2回水やりをたっぷりとしてください」とアドバイスをし、翌日確認のお電話をしたところ「少し良くなった花もあるが、別の品種の花は良くならず、現状維持どころかさらに萎(しお)れていく」ということでした。
 「たっぷり」という表現では伝え方が悪いのだと思い、1株につき500mℓ〜1ℓくらい水をやってくださいと具体的に伝えました。
 これで現状維持し、徐々にでも回復してくれないかなあと願う気持ちでしが、状況は芳(かんば)しくなく、これ以上良い状況になる見込みはあまりないと判断し、萎れてしまったお花は植え替えましょうと提案、お花苗を必要数用意して植え替えに行きました。

 そのお花は、直径70㎝くらい、高さも60㎝〜70㎝くらいの大きめの瓶(かめ)形の鉢に植わっていて、私は水の浸透具合や水はけ具合がどのようなのかを確認するために、その瓶にホースで水を瓶の底から水が流れ出てくるほどたっぷりやりました。
どうやら水はけ具合は悪くなさそうです。
 この土の感じだと水さえたっぷりやっていればこんなに哀れなことにはならないはずなんだがなあ? 自分の中では???でした。

 そして、お花を植え替えましょうと萎れたお花を抜きとってみると、根鉢の底の部分の土がパッサパサのカッサカサではありませんか。
あ〜っ これでは萎れてしかるべきだわ・・・納得しました。
それは、水はけが大変良いのが災いして、鉢の内部で水道(みずみち)が底穴までできてしまい、土の内部にするするっと底まで直行すしていたのです。
土全体に水が全然いきわたらずに、どんどん抜けていた、ざる状態です。

 そういうこともあるということを頭に思い描いて、水やりをした後で、植物の根に影響のない所を10㎝くらいの深さまで掘ってみて土の内部までしっかり水がいきわたっているか?ぱさぱさのかさかさでないか?を確認することが非常に重要です。

 上からこれこれの量の水やりをしましたと言うだけでは、植物の根っこに水がしっかりいきわたっているかどうかは確実ではないこともあります。
逆のパターンで、水やりしたときに、水が浸透しづらい土の状態で、土の表面を流れているだけということもよくあるケースです。

 どちらの場合も、ホースの先を10㎝〜20㎝くらい土の中に差し込むように突っ込んで水やりするのがいいでしょう。
 ホースの突っ込む箇所を転々とかえて水やりをすると、土と水が混ざり合い、泥のようになることは、夏の酷暑の暑さの状況では有効なことです。

 あきらめずに、根よく水やりに励みましょう!

 

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8月下旬リニューアルオープン予定です。

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ガーデニングの草花を夏の酷暑から守る手段1・2・3

 日本の夏の暑さのピークはお盆のころではないでしょうか? 今が一番暑いときですよね。人間の体も暑さで参ってしまいますが、お庭の草花たちもかなり厳しい状況にあると思います。今日は、夏の酷暑から草花たちをちょっとでも守る手段をお話しします。

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★ハスの実

 花のあとは一変します。

 ハスの実は加工して食用として売られています。

 ハスの実の砂糖漬け?だったかな。

 

 植物の種類によって暑さに強い植物とそうでない植物がありますが、いくら暑さに強い性質の植物でも植えて間もない場合は暑さで萎れてしまうことが良くありますので気をつけましょう。

 

水に浸けて回復

 鉢植えの植物で暑さのため急にくたっと萎れてきて葉っぱや茎の色が緑色である場合は、水切れの状態なので、鉢より大きなバケツなどに水をたっぷりとくみ、鉢ごとどっぷりとバケツの水の中に沈めてしまいましょう。鉢の土の表面が水中に浸かって、潜っていて大丈夫です。この状態で1時間くらい待ちましょう。急に萎れてきた場合はこの方法でシャキッとよみがえることがよくあります。あとは、水の中から引き上げてください。葉っぱがすでに茶色く変色してしまった場合その部分はシャキッとはならないと思いますが、茎の部分が生きていて新しい葉っぱが芽吹くこともありますので、数日間は看病しつつ様子を見ましょう。

 

②影で予防

 直射日光が長い時間植物に当たっている場合は、影をつくってあげましょう。

 鉢植えのもので移動できそうなものは建物などの影に移動してあげることで予防できます。

 路地植え(地植え)や鉢が大きくて移動できない(プランターなど)場合は、カンレイシャというビ二―ル製の網目状のネットシートが園芸店やホームセンターで売っていますのでそれを、植物にふわっと掛けるだけでも全然違います。これで影をつくってあげることができます。ネットになっているので蒸れることもありません。レジャーシートのような通気性のないもので影をつくらないでください。中が蒸れてかえって悪い環境にしてしまうことになりますからご注意ください。

 カンレイシャを掛けたとき風でめくれたり、飛んでいったりしないようにひもなどで各所をとめておきましょう。また、直接被せて大切な植物が折れたりしないかどうかを判断しましょう。折れたり、傷つけたりしそうなときは、植物に接しないようにひもなどで樋やしっかりした庭木の枝等に結び付けて、ハンモックの様に四隅をひっぱってつるすようにするといいでしょう。

 

③蒸散予防

 水やりをしても暑さで地表面がどんどん蒸発していきます。そんな時は、地表面がなるべく乾きにくくするために、バーク堆肥やウッドチップ、ヤシガラなどを植物の足元に厚めに(4㎝〜5㎝厚くらい)敷き均(なら)しましょう。わらを敷くのもよいようです。これで表面の保水の機能も加わります。

 

 ④土中の保水性アップ

 土の中の水分を保つ能力をアップさせましょう。この方法はすでに植物が植わっている状態では施すことができませんが、植え替えのタイミングなどで施すといいでしょう。

 土の中に、バーク堆肥やヤシガラを混ぜ込むやり方です。土の容積の3割程度を目安に混ぜ込みましょう。その時土と満遍なく混ぜてください。ヤシガラの方が保水性は優れているといわれています。

 もうひとつの保水性をアップさせる方法として植物の根鉢底より5㎝くらい深い所に竹炭の層をつくる方法があります竹炭を5㎝〜10㎝の厚みで植栽帯全体に敷均(なら)し、その上に土を5㎝厚くらい被せて、そ上に根鉢を乗せる感じで植物を置きあとは、土を根鉢の上面まで埋め戻します。竹炭は保水性に富んでいるそうです。

 

 さあ、みなさん暑さもお盆を過ぎるとすこしましになる・・・と信じてもう少しの間、人間も植物も守ってあげましょう。

 

 なんといっても基本は、朝夕の水やりをたっぷりすることですよ。

 

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ガーデニング初心者・中級者にワンポイントアドバイス  〜芝生のメンテナンス(日々、週ごと)編〜

 一昨日と昨日に引き続き、芝生広場のあれこれ(メンテナンス)をお話します。

昨日のブログの実践編で芝生を実際に張り終えるところまで行きましたので、次のステップは、メンテナンス(維持管理)です。つくったものは維持しなければいけません。ほったらかしはいけません。

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★色とりどりに咲き誇るポーチュラカ(和名:ハナスベリヒユ)

   暑さや乾燥に非常に強いので真夏の花として楽しむのに初心者におススメ。

   神戸の三の宮で花の植え替えの仕事があり、仕入れました。

・草丈・・・地表を這う。

・花期・・・5月〜10月

 

 日々のメンテナンス(水やり)

 日々のメンテナンスと言えば水やりです。張りたての芝生(張ってから1年未満)は毎日水やりをしたいものです。特に夏場は、早朝に1回、日没前後に1回、ホースの先についたガン形のノズルのシャワーノズルで目土が流れたり、土が掘り起こされたりしない様やさしく満遍なく水やりをしてください。水道ゴムホースの先にスプリンクラーをつけて水やりをするのも方法の一つです。スプリンクラーを芝生の中央付近に置いて蛇口をひねる。しばらく時間が経ったらスプリンクラーの位置をずらして今度は水のかかっていない所にかかるように設置する。その繰り返しです。スプリンクラーを活用すると他の用事を同時進行ですることができます。例えば水の飛んでこない所の芝生の草引き、これなんかは最適な方法ではないでしょうか。水やりができて、雑草もなくなる。日々どんどん加速して芝生広場が美しくなっていきます。かなり理想的と言えるでしょう。

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★簡易式のスプリンクラー

  水をまいている様子。

  散水の方向が順次回っていく、ある角度に来ると、ターンする。その繰り返し。

  散水する扇型の角度は自分で簡単に調整できるようになっている。

  水道のゴムホースを差し込んでつなぎ、蛇口をひねるだけ!

 

週ごとのメンテナンス(草引き)

 今お話しした、草引き(草取り)は日々のメンテナンスであり、現実的なところから言うと週ごとのメンテナンスです。雑草が生え切ってからの草引きは困難を極めます。はっきり言っていやになります。ちょ〜っと生えかけた産毛のような雑草を見つけたら、日々抜くことで、美しい芝生が維持できます。女性のお顔のケアも日々行いますよね。同じことです。気にかけてあげるとどんどん美しくなります。放っておくとどんどん・・・なってしまいます。毎日草引きはなかなか出来ないので、「何曜日に1時間する」とか計画を決めてやるのもいいでしょう。私の知っている芝生大好きなご主人は毎週日曜日、お庭の芝生広場にべったりと座り込んでの草引きをしているそうです。まあそれはみごとな芝生広場です。しかもそれを30年間維持されているのです。プロの造園屋さんでも頭がさがる思いです。

草引きのポイントですが、地際で雑草を引きちぎらないで根っこごと抜きとる。大事なことです。根っこが残っていると、またそこからにょきにょきと雑草が頭をもたげてきますからね。また、草引き作業前に土を水でしっかりと濡らしておくと、土が緩んで雑草を抜くときに入れる力がずいぶんと少なくてすみます。雨上がりなどは最適ですね。

 

・「水やり」のことを業界用語で灌水(かんすい)や潅水(かんすい)と言います。

・「草引き」や「草取り」のことを、除草(除草)、人力除草、抜根除草(ばっこんじょそう)と言います。

 

明日は月々のメンテナンスを紹介したいと思います。お楽しみに!

 

ガーデニング初心者にワンポイントアドバイス 〜芝張りプラン・準備編〜 – GardenPorterのブログ

 

ガーデニング初心者にワンポイントアドバイス 〜芝生の張り方・実践編〜 – GardenPorterのブログ

 

ガーデニング初心者・中級者にワンポイントアドバイス 〜芝生のメンテナンス(月々)編〜 – GardenPorterのブログ

 

ガーデニング初心者・中級者にワンポイントアドバイス 〜芝生のメンテナンス(伸びたら)編〜 – GardenPorterのブログ

 

 ガーデニング初心者・中級者にワンポイントアドバイス 〜芝生の年ごとのメンテナンス、エアレーション編〜

 

ガーデニング初心者・中級者にワンポイントアドバイス 〜芝生の年ごとのメンテナンス、目土(目砂)編〜

 

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夏休み旅行時のガーデニング水やり対策 〜お庭編〜

 夏休みの旅行時、長期お出かけの時のお庭の水やり対策についてお話します。

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★アイビー(ヘデラ)

葉が斑入りで涼しい感じです。

・常緑で一年中緑が楽しめます。

  (鉢の表面はハイゴケ)

 

 梅雨もすっかり明けて、めちゃくちゃ暑い夏の到来です。みなさん夏休み(お盆休み)はいつからですか? 私は8月12日〜16日までの5日間です。夏休みの計画はすでにお決まりですか? これからプランを家族で相談するという方もいらっしゃることでしょう。この暑い時期に数日間水やりをしないとてき面に植物の顔色が悪くなります。場合によっては真夏に紅葉なんてことも・・・この紅葉は本来の紅葉ではなく植物が一気に枯れてしまって葉っぱが赤茶色になってしまったことです。

 楽しくお出かけして帰ってきたら大切なお庭が紅葉していたらショックこの上ないです。かといってお隣ご近所さんに「お庭の水やり頼んでい〜いっ?」なんてなかなか頼めるものではありません。

 そんなときの対策案のひとつとして『自動灌水装置』があります。自動灌水装置といっても今回ご提案するのは水道工事業者さんが来てどうのこうのと言うような大袈裟(おおげさ)なものではありません。散水栓や立水栓の蛇口につないでタイマー(自動灌水コントローラー)を経由してドリップホースをお庭に這わすというものです。実に簡単シンプル。

 タイマーの大きさは小ぶりのメロンぐらいと意外と小さいく場所どらない大きさです。電源はコンセントではなく乾電池式なので電気工事も不要なのでたいへん導入しやすくなっていると思います。設定内容は何曜日に水やりをするのか? 何時何分から開始か? 何分間もしくは何時間水やりするのかをいろいろ設定できて、一日の中で4回まで設定できます。通常は早朝と日没の一日に2回の設定でじゅうぶんだと思います。またメインホースを這わした後でお好みの箇所に好きなだけスプリンクラーやミスト噴霧のノズルを簡単に増設できます。この簡単さも魅力の一つです。

 

 これでこの夏は、家族旅行を気兼ねなく満喫できるぞ〜!

 

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ガーデニング初心者のワンポイントアドバイス 〜水やり編〜

 今回は、植物・お庭(ガーデニング)の水やりについてお話ししたいと思います。

 

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★先日設置したプランター植栽(SOU・SOUにて)

  クロチク と オカメザサ(足元)

 

 今日、中国地方、近畿地方、東海地方で梅雨明けし、これからは晴天続きの暑い夏の季節です。ガーデニングを楽しんでいる方にとってこれからは本格的な水やりの季節になりますね。

 

 

 植物は、光と空気と水と適度な温度が必要で、そのうちの光と空気と温度については自然の恵みによって与えられているので、薄暗いお部屋に置かれている鉢植え植物などでない限りほとんど気にかけなくていいでしょう。ただし、残りの水やりについてはこの時期は要注意です。

 特に注意しないといけないのは、根っこがまだ充分に張りきれていない1年未満に植えた植物たちで、この植物たちには特に多めに水やりをしてください。

 

水やりの時間帯

 暑い夏場(9月の初旬ころまで)は、朝と夕に水やりすることをお勧めします。朝夕ともに涼しい時間帯が好ましく、朝であれば気温が上昇する前の6〜8時頃、夕方であれば日没前後くらいの時間帯がいいでしょう。

 

水やりの量

 基本的にはたっぷりと水やりをしてください。鉢植え植物なら鉢底の水抜き穴からチョロチョロっと水がでてきたらO.K.です。お庭に植わっている地植えの植物は、土の表面がカラカラに乾いていたら、高さが3mくらいでバケツに4杯前後、2mなら3杯前後、1mなら2杯前後、50㎝なら1杯を目安に水やりをするといいでしょう。これを朝1回、夕方1回です。

 水やりを終えた後で、スコップで掘ってみて深さが10㎝以上水が土にしみていないとやり足りていないと思ってください。

 お庭の土の状態を見て、昨日の水やりによって土が湿っているようであれば、少し量を加減してもいいです(7割くらい)。

 

土の状態

 お庭の土の状態が固ければ、水が地下に浸透しにくく、水やり作業の効率も悪くなります。その場合は土質が柔らかくなるように、有機肥料を冬の時期に土に混ぜ込み、水の浸透しやすい環境を作ってあげましょう。夏場に有機肥料をやると発酵時に大変臭くなりますし、コバエ等も発生します。タテヤマユーキという土壌改良剤を混ぜ込むのも効果があります。

 ちなみに、無機質の化成肥料をやり続けていると土は次第に固くなる傾向にあります。

 

蒸発抑制

 一生懸命に水やりをしたのに、日中の厳しい日差しによりみるみるうちに土の表面が乾燥してしまうという場合は、袋入りのバーク堆肥という樹皮堆肥がホームセンター等で売っていますので、それを厚さ3㎝くらいで敷きならすことで、水やりをした水分の蒸発抑制効果を得ることができます。

 

 暑さ寒さも彼岸までと昔から言います。9月のお彼岸を過ぎると水やりもひと安心です。

 

  さぁ、水やりがんばるぞ〜

 

 山野草の初心者も安心のネットショップ“GardenPorter”(ガーデンポーター)は、ただいまリニューアルオープンの準備中です。

 

 8月下旬リニューアルオープン予定です。

 よろしくお願いいたします。

植物に水をやる

ブログを始めて第・・・ この出だしはもうやめます。

山野草の初心者も安心のネットショップ“GardenPorter”(ガーデンポーター)は、植物とともに“お世話”という付録をお客様にお届けします。というお話を昨日述べましたが、植物の基本的な“お世話”に「水やり」があります。

今日は、その「水やり」について、すこしお話ししたいと思います。

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★テレビボードの脇に飾った ニワゼキショウ(庭石菖)

・花期・・・5月〜6月
・花の色・・・紫 と 白 がある
・花の直径・・・1㎝に満たない程度
・草丈・・・10㎝〜20㎝

「水」は植物にとってとても大切なもので、たっぷりやるのが基本です。植物はよって性質・性格が違い、乾燥を好むものは水をやりすぎると枯れてしまうということも少なくありませんし、逆に水を切らすとすぐに弱ってしまうような植物もあります。

また、同じ種類の植物でも、お庭に植わっているもの(地植え)と、鉢植えのものでは、水やりの気の遣い方が少し違ってきます。

鉢植えは土が乾燥しやすいので、地植えよりはずっと頻繁に水やりが必要になってきます。そのかわり、水をやる量そのものは鉢内さえ水が浸透していばよいのでお庭の地植えに比べればずいぶんと少なくてすみます。

そんな植物の顔色の悪いのにある時気がついて『しまった!』と、じゃんじゃん水をやってもすでにその植物は回復する体力をなくしてしまっているので枯れる一方です。

植物が水を吸収するところは、「根っこ」であることは誰もが知っていることですが、葉っぱからも水分を吸収することをご存知でしょうか? そうなんです 葉っぱからも水を吸うんです。庭木や外に置いてある鉢植えの植物は、夜露(よつゆ)がおりてきて葉っぱにつくことによって随分と水分を摂ってます。

軒先あたりの植物をよく観察してみるとそのことが理解できます。雨降りの水は土の中を浸み入って、軒下の雨のかからない植物も水分を得ているにもかかわらず、軒内の植物は軒外と比べると著しく成長が貧弱です。それは、軒内の植物は全く夜露がかからず、軒外側の植物は毎夜のように夜露がかかっているからです。

夜露をもらっているか、もらっていないかの差が成長に大きく関わっているのです。

夜露は雨ほどの水分量がないので、土の中を横に浸透しません、また雨のように斜めに降ることはなく、まっすぐ真下に降りるので、軒先のラインを境に植物の生育がはっきりと違ってきます。

夜露は植物の葉を濡らし水分補給に欠かせないのです。

ですから、水切れしやすい暑い夏場は早朝や夕暮れ時に、庭木(植物)の葉っぱに水をかけるのはたいへん有効な手段です。(※注意!! 日中に葉っぱに水をかけるのは、NGです。葉が日光によって焼けて弱ってしまいます。)

これを、『葉水(はみず)』と呼んでいます。

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