いまも進化する日本が誇る職人技。庭の魅力を引きだす名脇役たち

庭において最も欠かせない要素を挙げるなら、植物、石、水。

この三要素は絶対に庭とは切り離せない存在ですし、これだけで充分に魅力的な庭が構成できるでしょう。

そして中でも植物。

庭に植物を植えるのは万国共通ですし、樹木一本、花壇一つあるだけで空間が和やかに様変わりします。

さて、我が国日本の庭には植物をはじめとする主要な要素以外にも、庭を彩る様々なものが独自に取り入れられてきました。

それは例えば竹垣だったり、石工品だったりと実用的なものから観賞用のものまで様々です。

そしてそれらは職人たちの手によって今もなお進化し、現代の新たな形が生み出されていることは皆さんご存知でしょうか。

今回はそんな庭の魅力を惹きたてる名脇役たちを、昔からあるものは皆さん見たことがあると思うのでなるべく現代の作例をもとに紹介していこうと思います。

単なる屋根材としてではなく、庭に置いて多種の可能性をもつ瓦。

使わなくなった古瓦を利用して作庭する場面も増えました。

古くから使われてきた素材なのに庭に取り入れるとモダンな雰囲気になるのが不思議です。

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出典:http://blogs.yahoo.co.jp/azumazouen/32275837.html

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出典:http://www.kkan.net/photo/works/landscape/02takahama/01.html

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出典:http://www.yane-savers.jp/blog/archives/1435

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出典:http://uchimurakawara.blog66.fc2.com/blog-entry-146.html

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出典:http://shinhou.jp/tile%20recycling%20gardening.html

心洗われるような鮮やかな緑が魅力の苔。

海外での人気も高く、イギリスのチェルシーフラワーショーでは日本人がつくる苔をふんだんに使った庭が賞を取ったり、ゲリラ的に壁に苔で絵を描くアーティストが活動しているようです。

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出典:http://post.housing-komachi.jp/contens/interior/%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E3%81%AE%E6%9A%AE%E3%82%89%E3%81%97%E3%81%AB%E8%9E%8D%E5%90%88%E3%81%99%E3%82%8B%E6%96%B0%E3%81%97%E3%81%84%E8%8B%94/

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出典:https://tabelog.com/rvwr/00013387/diarydtl/27824/

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https://www.instagram.com/p/BHTn9bDgeyp/

竹垣

竹のもつ直線美としなやかさを最大限に活かす竹垣は、現代においても職人によって様々なものが創作竹垣としてつくられています。

その可能性はまさに無限大ではないでしょうか。

https://www.instagram.com/p/BBe9EcVRZ8e/

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出典:http://www.geocities.jp/bangon16/tfirst.html

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出典:http://blogs.yahoo.co.jp/kazuhomusouen/13034096.html

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出典:http://yo-koujuen.jugem.jp/?month=201504

竹細工

庭の趣をぐっと高める竹を使った様々な小道具たちです。

中には竹細工なんてレベルじゃないものもありますが、面白いので載せてみました。

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出典:http://yo-koujuen.jugem.jp/?month=201504

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出典:http://ameblo.jp/matsuri-apple/entry-12013603963.html

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出典:http://s.webry.info/sp/fulaohana.at.webry.info/201004/article_22.html

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出典:http://chikaken.com/gallery/

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出典:http://4travel.jp/travelogue/11123453

https://www.instagram.com/p/BOV3Y_ZleMO/

土塀

土壁や築地塀、版築など日本では昔から様々な土塀がつくられてきました。

昨今は様々な色の土の層が幾重にも重なる版築土塀が人気のようです。

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出典:http://ameblo.jp/kozai-akiba/entry-12078118684.html

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出典:http://www.geocities.jp/azumazouen/page079089.html

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出典:http://www.geocities.jp/azumazouen/page069127.html

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出典:http://www.maruhiro.jp/gallery/sakan24.html

昔はとても身近な存在だった藁。

庭においてはわらぼっちやこも巻き、正月飾りに使われてきましたが、そんな普遍的な藁をアートに昇華させる動きがあるようです。

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出典:http://blog.goo.ne.jp/duke1955/e/8053c14b0e1c2bc188c76bfc0b19d152

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出典:http://machinamibigaku.blogspot.jp/2012/02/112.html

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出典:https://lovegreen.net/special/p16571/

石積み

庭師の石積みは単なる土留めとしてではなく、石の美しさを見出しその庭にあった石選びと積み方が求められます。

熊本地震でも全壊しなかった日本が誇るべき穴太積みは、張り石みたく石の目地がきっちり合わさってはいなくても、えくぼの様な石の表情が活き活きとした美しい石積みです。

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https://www.instagram.com/p/BFyJTB3RZ2l/

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石灯

日本庭園の重要な添景物である石灯篭も、昨今では日本庭園を作る機会が少ないためあまり需要がないかもしれません。

最近では気軽に庭に飾れる小さな石灯りが人気で、香川県では石灯りロードというイベントが毎年行われています。

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出典:https://plaza.rakuten.co.jp/shizendaisuki/12027/

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出典:http://realjapanproject.com/blog/ishiakari2014.html

以上、庭の魅力を引きだす名脇役たちを紹介してきました。

みなさんも新たな日本庭園の可能性を探ってみてはいかがでしょうか。

記事・・・飛田亮

【簡単DIY】和風にも洋風にも使える!鼓型バンブーフラワースタンドをつくろう!

先日、滋賀県の某所で竹垣研修会が開かれました。

つくった竹垣は臥龍垣(がりゅうがき)。

創作竹垣の一種で、光悦寺垣や九頭竜垣の応用型といえます。

https://www.instagram.com/p/BNUKvX_lCfh/

360度縦横無尽に暴れまわる巻き玉縁と、乱れ組子の迫力がまさに地に臥す龍が如き竹垣です。

実はこの臥龍垣研修を受けたのは今回で二度目。

一度つくった経験がある為勝手がよくわかり、なにより今回の研修に使う竹や材料、道具の準備を担当させて貰ったのでより理解が深まる内容となりました。

https://www.instagram.com/p/BBe9EcVRZ8e/

前回の臥龍垣

さて、そんな竹垣講習会の中で講師の先生にガーデニングにも役立つアイテムのつくり方を教えて頂きました。

その名も「鼓型(つづみがた)バンブーフラワースタンド」です。

竹は和風の雰囲気がありますが、一工夫加えてあげることで洋風にも使えるオシャレな素材に様変わりするんです。

竹さえあれば気軽に作れるものですので、ぜひ皆さんのガーデニングの参考にしてみてください。

鼓型バンブーフラワースタンドをつくろう

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まずは竹を用意します。

使う竹は切りたてのマダケがいいでしょう。

切りたての竹は水分を含んでいるため加工がしやすいのです。

また、マダケは他の竹に比べ弾力性に富むため竹細工などに多く使われます。

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竹を竹挽き鋸で切り出しました。

地面に置いたときに自立するように、垂直に切るのがポイントです。

あまり乱暴に切ると竹の表皮がささくれてしまうので、ゆっくり確実に切り出しましょう。

寸法は大体このくらいで取りました。55cm程度です。

自分の作りたい長さで切って構いませんが、6対4か7対3程度の割合で竹の節より下を短かめに切るとバランスが良くなります。

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次は節の上下を銅線できつく止めます。

これは化粧の意味と、後でまた説明しますが竹を割るときに節まで割れてしまわないようにするためです。

シュロ縄や麻縄で結んでも良いと思います。

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こんな感じになりました。ちゃんと自立していますね。

左に転がっている黒い道具は「八割(やつわり)」といいます。

竹を八つに等分して割るための道具です。

別に無くてもフラワースタンドをつくることはできますが、あると便利です。

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八割を使えばこの通り、きれいに跡が付きました。

8等分したら、更にそれぞれを3等分、全部で24等分にハサミで切り込みを入れます。

これで大体1本1cm程度に竹が等分されました。これは各々好みの細さにしていただければ大丈夫です。

そうしたらすべての切り込みを、ハサミやナタを使って節のギリギリまで割っていきます。

節まで割ってしまうとバラバラになってしまうので注意してください。

終わったら、底部分も同様に切り込みを入れ、割っていきます。

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全て切り込みが入りました。

そうしたら、ひと回り小さめ〜同じくらいの太さの竹の、節部分を用意します。

節部分にする理由は頑丈なことと、節の窪みに溜まった水を花が吸い上げてくれるようにです。

この節部分の竹を、細割した竹を広げながら奥へ奥へと押し込みます。

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上面にも底面にも押し込めば完成です。

ただの竹筒がちょっとした工夫を加えるだけでこんなにおしゃれになりました!

それでは早速お花をかざってみましょう。

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ポットのまま飾ってもいい感じです。

これならポットから出して植えるの面倒くさい・・・という方でも簡単にお花を飾れますね!

玄関先に飾って門松の代わりとしてお正月飾りにするのもこれからの時期良いと思います。

普段鉢植えとして楽しんでいる草花も、鉢ごとフラワースタンドに飾ればいつもと違った雰囲気を楽しむことが出来ますね。

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このように形状も大きさも様々なものをつくることが出来ますので、ぜひとも皆さんのガーデニングに役立ててみてはいかがでしょうか。

https://www.instagram.com/p/BNVwb-SlG6C/

以上、鼓型バンブーフラワースタンドのつくり方でした。

そういえば以前記事にした光悦寺垣が無事現場に据え付けられ、庭が完成したので写真を載せておきます。

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https://www.instagram.com/p/BNCRyHJle6H/

いい感じに溶け込んでいます!

最近竹の記事が続いていますが、来月は創作門松をつくって記事にしたいと思っておりますのでお楽しみに!

記事・・・飛田亮

【庭師】光悦寺垣をつくってみた【竹垣】

先日、京都のとある旅館にて竹垣をつくる仕事がありました。

つくる竹垣は光悦寺垣

京都の光悦寺に本歌があり、臥牛垣(がぎゅうがき)とも呼ばれています。

作業工程的に現場ではなく会社で作成し、完成品を持っていって設置する段取りになっていたので、竹好きを自負する私が通常業務後に一人でコツコツと作ってみることに。

光悦寺垣は玉縁と呼ばれる上段の竹の柔らかな曲線美と、整然と菱形に組まれた組子の対比が魅力で、庭師としてぜひつくってみたい竹垣の一つでした。

そんな憧れと同時に、難解そうな構造からくる不安が拭えませんでしたが、意を決して挑戦した様子を記事にしていきます。

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親方からおおよその寸法とイメージを教えてもらいました。

つくり方等はあえて聞かず、本やネットの情報を参考に自分の頭で考えてつくります。

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まずは柱の下地を作成します。

柱の下地にする竹を節止めにし、全ての節をカンナで削ります。

節止めとは竹の節の真上で切ることで節を残し、竹の中に雨水が入らないようにする約束事の一つです。節止めをすることで腐り難くなります。

カンナで節を削るのは、後々この下地竹に細く割った綺麗な竹を巻き付けていくからです。下地の節を削っておかないと綺麗に巻けません。

竹を扱った経験のない方にはハテナかもしれませんが、後々わかってくると思います。

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柱の下地の上部に、玉縁を結合するための穴を空けます。

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玉縁の下地に使う竹を実際に通して、入ることを確認。

そうしたら次は玉縁の下地をつくっていきます。

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まず柱同様節を全て削り、組子をはめる為の溝を空けます。

そして、竹を曲げるためにV字の切り込みを入れていきます。

あばらみたいで綺麗ですね。

この切れ込みの間隔や深さによって竹の曲がりが変わっていきます。

今回は初めてのこともあって、等間隔に切れ込みを入れていきましたが、自分の理想の曲がりを追及するためにも奥の深い作業です。

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さて、無事に連結できました。

柱の下地と玉縁の下地、それから下の受け竹も結合しました。

柱と受け竹にも、組子をはめる為の溝を切っています。

これで下地の完成です。

なんだか形になってきてわくわくしますね。

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そうしたら今度は組子を取り付けていきます。

竹を割り、両面に竹の緑が見えるよう2枚を重ね合わせて等間隔にはめこみます。

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きれいな菱形になるよう調整しながら取り付け、番線で止めていきます。

このとき、右斜めに上がっている組子を表にするのが約束事です。

着物などをみても分かるように、正面からみると右斜めの衿が前に来るのが決まっています。

反対に死に装束では左が前という決まりがあり、死人の竹垣になってしまわないためにも右前で取り付けていきます。

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組子の完成です。

こうしてみると滅茶苦茶写真暗いですね。

確かこのときは23時を過ぎていたと思いますが、組子が綺麗に揃っていく様は疲れも気にならないくらい楽しかったです。

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簡単に組子を取り付けているように見えるかもしれませんが、実際は竹の裏の白い部分が見えないように1枚ずつ削っています。

ある程度削らないとうまく2枚が合わさらないのです。

こういう細かい作業が作品の仕上がりを大きく左右します。

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さて、下地と組子が出来上がったところでお次は化粧竹を下地の竹に巻き付けます。

化粧竹は綺麗に洗う必要がある為、しっかりと竹の汚れを落とします。

あまり擦り過ぎると竹の変色が早くなってしまうためこの加減が難しい所です。

玉縁と柱、両方化粧竹を巻きますが、まずは玉縁の化粧だけをつくります。

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さあここからが庭師の腕の見せどころ。

光悦寺垣を作るうえでの難関ともいわれる竹の細割です。

下地の竹に化粧竹を巻き付けるには縦に細かく裂く必要があるのです。

まず、先ほど洗った竹を8つに割り、節を落とし、それぞれを更に半分に。16等分します。

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16等分すると1本2cm前後となりました。

全ての竹をうまく同じ幅で割っていくのが綺麗に巻きつけるポイントです。

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その竹をそれぞれさらに半分に裂いていきます・・・。32等分です。

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そしてさらにまた半分に・・・。64等分です!

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その幅約4〜5mm

ちなみ一本でも変に裂けてしまうと、巻き付けた時にそこだけ穴が開いてしまうため絶対に失敗できない作業なのです。

竹を捌く技術と集中力が試されます。

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無事細割完了です。

なぜこんなに細く割るかというと、4〜5mm程度にしないとカーブがきつい所ではうまく竹が曲がってくれないからです。

なのでそんなにカーブがきつくない竹垣を作る場合にはこんなに細くする必要はありません。

最終的に自分の割りたい細さから逆算して、竹を割っていきましょう。

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竹を割るときにあらかじめ数字を書いておくのも重要です。

バラバラに巻きつけても綺麗には見えません。

まるで細割りしたことを悟られない一本の竹に見せるためには、ちゃんと元通り組み立てていく必要があります。

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細割が出来たら、玉縁の下地に番線で仮止めしていきます。

正直、1人で作成するにあたって細割よりもこの巻き付ける作業が一番大変だったかもしれません。

竹がうまくまとまらず言うこと聞いてくれないので、片方の手で竹を抑えもう片方の手で番線をねじるのにかなり苦戦しました。

この作業に限っては私みたいに意地にならず、誰かに手伝ってもらうのがいいと思います。笑

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番線である程度仮止めが出来たら、銅線でしっかりと止めていきます。

ご覧のように玉縁がカーブする部分は節が綺麗な模様を描きます。

美しい。これを見るだけでも細割した努力が報われます。

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写真を撮るのを忘れていたためかなり省略しましたが、柱にも同様に化粧竹を巻きつけていきます。

柱は曲がりがないため、細く割る必要はありません。

もう間もなく完成です!

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仕上げにシュロ縄で化粧結びをしていきます。

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化粧結びには特に決まりはないので、自分の感性のままに好きなように結んでみて、親方やお客様に注意されたら直しましょう。

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さりげない場所にトンボ結び

隠れミッキーみたいに見つけたときの喜びは計り知れないはずです。笑

https://www.instagram.com/p/BM7s8ywFpjT/

完成です!!

玉縁の結びは私が憧れている庭師さんのものを勝手にパクらせていただきました。陰ながらいつも応援しています。

あとは現場合わせで足元を数10cm切れば据え付けられます。

この竹垣が旅館の庭にどう溶け込むのか、楽しみで仕方ありません。

以上、光悦寺垣のつくり方でした。

記事ではわりとすんなりつくっているように見えるかもしれませんが、途中かなり失敗しています。

V字の切れ込みを入れた竹も、一度割れて全てがパーになったときは本気で泣きました。

その後泣きながら竹やぶを駆け巡ったのは今ではいい思い出です。

やる気、諦めない心、チャレンジ精神。キラキラしすぎてあまり好きな言葉たちではありませんが、そういった類のものがあれば私みたいな駆け出しの庭師でもつくれる代物なので、ぜひ若い庭師の皆さん、挑戦してみてください。

なにか助けになりそうなものとして、泣きじゃくる私を竹やぶへ走らせた曲を置いておきます。


amazarashi 『ジュブナイル』

『そこから一歩も動かないのなら 君は「侮辱された人間だ」

 そこから一歩 歩き出せたら 君は「負けなかった人間だ」』

『怖いとは言うべきじゃないな 辛いとは言うべきじゃないな

 どうせ誰も助けてくれない それを分かって始めたんだろう』

最高の応援歌ですね。

そしてなにより、この光悦寺垣はまだ私のものではありません。

確かに作ったのは私ですが、見本通りにつくったまでにすぎないので私の本当の作品とはいえません。

ここから自分なりに試行錯誤して、本当に自分の納得いくものを作っていけたらと思います。

最後に一言、竹の仕事って本当に楽しい!

記事・・・飛田亮

 

日本人なら知っておきたい。用と美を兼ね備えた竹垣10選

例えば京都や金沢など、和の景観が色濃く残る地を訪れたとします。

皆さんはそこでなにを目にしたとき、もっとも伝統美を感じますか?

町屋などの伝統建築や迫力のある鬼瓦、着物に下駄を履いて歩く人々や石畳の小路など人それぞれだと思いますが、私は中でも特に「竹」に強く心惹かれます。

青々とした竹が植えられた日本庭園や街道はもとより、竹が巧妙に取り入れてある日本建築や空間を仕切る竹垣、緻密な竹細工が並べてある土産屋が私は大好きです。

竹はアジアの温帯・熱帯地域に多く自生するためアジア諸国の人々の生活と密接な関わりがあることで知られていますが、中でも日本では身近な竹を活用した独自の文化を発展させてきました。

その代表的な作品がさまざまな趣向を凝らした竹垣といえるでしょう。

諸外国では頑丈な石や木で境界をつくる文化が一般的ですが、日本では軽くしなやかな竹を使い多種多様な形式の垣根をつくってきた歴史があります。

竹垣には大きく分けて2種類存在し、空間を仕切る為の「透かし垣」と目隠しにつかう「遮蔽垣」がありますが、今回はそんな竹垣の中から定番の竹垣5種と変わり種の5種、合わせて10種を紹介していきます。

 四ツ目垣(よつめがき)

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出典:http://www.yokotake.co.jp/pages/yotsumegaki002.htm

古くから広く用いられてきた透かし垣の代表格です。

マダケを縦横に組むだけの簡単な作りですが、そのシンプルさゆえに美しく見せるには難しいです。

細竹で2本使いにしたり、立子の高さを変えたりとバリエーションに富んでいます。

 建仁寺垣(けんにんじがき)

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出典:http://www.bamboo-aichi.com/stylish_use/index.html

四ツ目垣が透かし垣の代表格なら、建仁寺垣はもっとも一般的な遮蔽垣といえます。

割り竹の立子を押し縁でおさえた作りで、等間隔にシュロ縄で結束していきます。

整然と並んだ割り竹と結束のアクセントが美しい遮蔽垣の王道です。

 金閣寺垣(きんかくじがき)

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出典:http://www.yokotake.co.jp/pages/kinkakujigaki002.htm

四ツ目垣の応用ともいえる透かし垣の一種で、京都の金閣寺に代表される竹垣です。

頭には玉縁といわれる半割りの竹を笠のように被せ、背丈が低く作られることが多いことからどこか可愛らしい雰囲気があります。

 御簾垣(みすがき)

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出典:http://www.yokotake.co.jp/pages/misugaki001.htm

細い丸竹を横に積み上げ、縦に押し縁でおさえる遮蔽垣の一種です。

まるで大きなすだれのような外観をしているので御簾垣と名付けられました。

歴史ある日本庭園よりも住宅地でよく目にすることから、最近でもよく作られる人気の竹垣のひとつです。

 桂垣(かつらがき)

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出典:http://www.panoramio.com/photo/121832789

日本庭園の至高と呼ばれる京都の桂離宮に代表する遮蔽垣です。

竹穂垣の一種でもあり、竹の小枝を密に横向きに並べ縦使いの太い押し縁で抑えます。

押し縁の上部の突き出しが斜めにカットされるのも特徴的です。

竹穂の向きが整然と揃えられているものは独特な模様を描き非常に美しいです。

 蓑垣(みのがき)

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出典:http://woman.excite.co.jp/blog/sanpo/sid_2430314/

ここからは少し変わった竹垣たちを紹介します。

蓑垣は遮蔽垣の一種で、竹穂を下向きにかきつけることでまるで蓑そっくりに仕上がる素朴で自然味溢れる竹垣です。

何段かに竹穂を切りそろえたものは鎧垣とも呼ばれます。

 松明垣(たいまつがき)

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出典:http://www.bamboo-aichi.com/stylish_use/index.html

割竹を一定の太さに束ね立子とする、重厚感と気品を感じさせる竹垣です。

束ねられた割竹が松明のように見えるために名付けられました。

割竹の代わりに竹穂、ハギやクロモジの枝で作られる場合もあります。

 網代垣(あじろがき)

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出典:http://blog.livedoor.jp/chuoko_blog_02/archives/2008-09.html

遮蔽垣の一種で、割竹を編み上げた竹垣です。

竹のしなやかさと網目の美しさが特徴的です。

網代垣の種類には、斜めに編み上げた沼津垣や縦横に編み上げた大津垣などがあります。

写真は沼津垣です。

 九頭竜垣(くずりゅうがき)

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出典:http://store.shopping.yahoo.co.jp/i-port-shop/taka-kzo-10.html

透かし垣の一種で、京都の光悦寺に代表される光悦寺垣の応用といえます。

まず柱がないことが特徴で、玉縁の丸竹を細割りすることで竹のしなやかさを最大限に引き出し、両端を地面に付けることでゆるやかな曲線美を生み出します。

光悦寺垣は玉縁の片方しか地面に着かないことに違いがあります。

 創作垣(そうさくがき)

https://www.instagram.com/p/BBe9EcVRZ8e/

これらの竹垣の伝統美を踏まえ、現代の新たな竹垣の境地を開かんとするものを創作垣と呼びます。

写真は私も研修に参加し作らせていただいた臥龍垣(がりゅうがき)です。

九頭竜垣の応用形ともいえ、さらに竹のもつしなやかさを強調した作品です。

乱れ組子も迫力があり、まさに地に臥す龍が如しですね。

以上、ほんの一部に過ぎませんが日本が誇る伝統美・竹垣を紹介してきました。

竹垣を作る機会が減っているだけに、見る機会もあまりなくなってしまうかもしれませんが、ぜひ意識してみてください。

日本の手間ひまの文化や境界に対する古き良き日本人の類まれなる感覚がそこには息づいています。

そして庭師たるものいつかはオリジナルの創作垣を作ってみたいものですね。

記事・・・飛田亮

 

庭園における日本文化が生んだ最高傑作のひとつ。竹垣の魅力について語る〜竹垣研修会を終えて〜

先日、奈良県の某所にてとある竹垣の研修会が開かれました。

2日間に渡って開催された研修会はなにもかもが刺激的で、竹垣の施工技術と知識はもとより講師の先生方の人柄や熱意になにより深く感銘を受けました。

すごい。楽しい。美しい。かっこいい。を何度も何度も反芻し続けた2日間。

私の庭師ライフにとってかけがえのないものとなりました。

今回はそんな素晴らしい体験の中で思ったこと、気づいたことを記事にして皆さんになにか伝えられたらいいなと思っております。

 竹垣とは

まず、竹垣の概要について軽く紹介していこうと思います。

垣根とは、空間と空間を隔てるもの。物理的に見れば境界ともいいますし、精神的な意味合いが含まれれば結界にもなります。

日本において空間のとらえ方が他国と比べ少し変わっていることは、以前の記事で書いた通りなので目を通して頂けると幸いです。

↓以前の記事↓

自然の草木、それも脆く簡単に乗り越えられそうなものが境界として人々に受け入れられてきたことは大変おもしろく、ここから日本人の独特な感性をうかがい知ることができます。

竹垣には大きく分けて2種類存在し、向こう側が透けて見える「透かし垣」と壁のように遮断する「遮蔽垣」があります。

四ツ目垣に代表される透かし垣は、空間を隔絶するのではなく仕切ることによって向こうとこちらの空間をより関連付け際立たせるような役目をもっています。

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学生時代につくらせて頂いた横浜・三渓園の四ツ目垣

遮蔽垣も完全に遮断するわけではなく、素材が天然の竹なので所々隙間が空いていたり、向こう側の音や気配が感じ取れるものが多いです。

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遮蔽垣の代表格・建仁寺垣

そんな軽やかでいて美しい、用と美を兼ね備えた竹垣ですが、今回の研修でつくる竹垣は今までの伝統を踏まえた上での新しい形のものでした。

 臥龍垣(がりゅうがき)と疾風垣(はやてがき)

今回の講習会でつくる竹垣は臥龍垣と疾風垣

どちらも講師の先生が編み出した創作竹垣です。

竹垣には通常柱を2本以上必要としますが、1本しか使わない竹垣がこの世に存在します。

それは京都の光悦寺が本歌とされる光悦寺垣。牛が臥せている様に見えることから臥牛垣(がぎゅうがき)とも呼ばれるものです。

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光悦寺垣

光悦寺垣の応用型に九頭竜垣(くずりゅうがき)というものもありますが、臥龍垣はそれをさらに応用していて、柱を1本も使わずに完成するところが特徴です。

縦にも横にも大きくうねり、立体感のある姿はまさに地に臥す龍のよう。

https://www.instagram.com/p/BBe9EcVRZ8e/

臥龍垣

写真ではわかりづらいですが奥にも手前にも大きくうねり、龍と共に轟く稲妻をイメージした乱れ組子と合わせて圧倒的な存在感があります。

この臥龍垣の美しさを損なわず、ショーガーデンなどの時に早く軽やかに仕上げられるようにしたものが疾風垣です。

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疾風垣

軽やかに宙を舞う風の動きをイメージしています。

どちらも竹を扱う高度な技術が必要で、先生の目にもとまらぬ竹さばきにはただ脱帽するばかりでした。

竹を自由自在に曲げるためにはmm単位で竹を細割りする必要があるのですが、これが本当に難しくまさに職人技といった感じです。

私は少し竹細工をかじっていたため先生の助けを借りながらもなんとか割ることができましたが、これは熟練の技があってこそだなと思いました。

つくり方は企業秘密ということで皆さんにお教えすることはできませんが、この新たな竹垣を作りだすまでの苦労と努力がとてつもない熱量を孕んでいることは想像に難くないと思います。

 研修会を終えて〜先生の人柄について〜

研修を始める前に座学の時間があったのですが、先生の70過ぎだとは思えない言動に面食らいました。

50年以上も庭師として経験を積み重ねてきて、今もなお新たな庭をつくりだすという気概に満ち溢れているのです。

「平成の庭」とはなにか?というお話しの中で、先生はそのテーマのひとつは「かわいい」だと仰りました。

このとき私は先生の話に無我夢中になりました。なぜなら私も幾度となく「かわいい」に着目していたからです。

70過ぎの男性。それも職人が大勢の前で「かわいい」と声を張る。

これってかなり勇気のいることだと思いますが、この人は本当にすごい人なんだと確信しました。

研修初日の夜、焼肉屋さんで懇親会が行われ、職人としても人としても学ぶべきことがあると思いお話しさせて頂くことに。

「雪の降り積もった日本庭園に、かわいいと感じるんです。」

という私なんかの若造の話しに「それいいじゃん!」と本気で考えてくださったり、竹垣の結びにひとつトンボをつくることでかわいさがでると、トンボの結びかたを教えて下さったりもしました。

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家でしっかり練習しています

実は疾風垣の研修を受けたのは今回で2回目で、去年の8月にもつくらせて頂いたことがあります。

先生に教わったのがきっかけで竹の魅力に目覚め、竹細工などに手を出すようになったのです。

2日目の帰り際、あれからここまでできるようになったと先生へのお礼も込めて即興で竹ひごを引いて花かごをつくってみることにしました。

あまりに急いでつくったためお世辞にもきれいとは言えない出来でしたが、「プレゼントしてくれ!」と言ってくださった時は本当に嬉しかったです。

臥龍垣や疾風垣などの素晴らしい作品は、先生の人柄があってこそ生み出されたものだと思いました。

以上、なんだか手紙のような内容になってしまいましたが、これにて終わります。

先生のように職人としての技術とチャレンジ精神、人としての器のでかさはどこまでも追い求めていきたいと思います。

記事・・・飛田亮

竹細工に挑戦!〜波縁六つ目かごをつくる編〜

今回の「竹細工に挑戦!」は、波縁六つ目かごをつくってみたいと思います。

前回の四海波花籠よりも使うひごが多く、編み方もちょっと複雑なので気合を入れてやっていきます!

↓前回のようす↓

まずは竹ひごづくりです。前回と同様、現場の廃材の竹を割っていきます。

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今回も皮ひごだけでつくることにしたので、白い実の部分を削いでいきます。

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これを18本つくります。

編むよりも、ひごづくりが一番手間がかかって大変です。

機材がなくすべて手作業なので尚更です。

ひごができたらいよいよ編んでいきます!

六つ目網の基本は、この星型をつくっていきます。

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増やします。

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どんどん増やします。

小さな星が集まって、大きな星に見えますね!

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だんだんかごっぽくなってきました。

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完成です!

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裏側

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本当はもっと丸くなるはずだったのですが、皮ひごしか使わなかったためか、ひごの削ぎが甘かったのか、底の浅い楕円形になってしまいました。

でもこれはこれで良しとして、果物入れにでもしようと思います!

竹の魅力、伝わったでしょうか?

以上、竹細工に挑戦でした!

記事・・・飛田亮

山野草の初心者も安心のネットショップ“GardenPorter”(ガーデンポーター)は、9月11日にリニューアルオープンいたしました。

よろしくお願いいたします。

手作り竹細工で山野草の寄せ植えにチャレンジ!

今回は以前竹で作った花かごに、秋の山野草たちで寄せ植えをしてみました。

↓以前花かごを作った様子はこちらです↓

あまり寄せ植えに慣れていない私ですので、今回は力強い助っ人のTさんに協力して貰いました。

あれから花かごをもう一つ作ったので、せっかくなのでTさんとそれぞれ寄せ植えすることにしました。

器はおなじみの四海波花籠(しかいなみはなかご)

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本来の使い方はかごの中央に花瓶を置いて花を生けるのですが、今回はかごに直接寄せ植えしていきます。

Tさんの寄せ植える山野草たちはこちらです。

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左からダイモンジソウ、神津ウメバチソウ、黄金セキショウ、タンナチダケサシ、ホトトギス「青竜」です。

私のはこちらです。

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左から濃色ササバリンドウ、イワウチワ、フユノハナワラビ、黄金セキショウです。

さあ、それでは寄せ植えしていきます。

四海波花籠はひごとひごとの隙間が大きいので、土がこぼれないようミズゴケを薄くかごの中に敷き広げます。

準備ができたらその上に山野草たちをおもいおもいに寄せ植えます。

果たしてどんな作品が生まれるのでしょうか。

まず、こちらがTさんの作品です。

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秋の風にそよぐ山野草たちが涼やかで、清涼感を感じる素敵な作品に仕上がりました。

それぞれ違った形や色、質感の葉をうまく組み合わせてあるのがポイントです。

バックのタンナチダケサシもアクセントとなって全体のバランスをとっています。

コウズウメバチソウとホトトギスの鮮やかな花も去ることながら、葉っぱも楽しめる作品です。花かごとの相性もバッチリです。

そしてこちらが私の作品です。

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Tさんの作品と比べると、全体的にボリューミーで丸い形に仕上がりました。

表土をハイゴケで覆ったので、苔玉のようにも見えます。

ポイントは紅葉し始めているイワウチワです。緑と補色関係にあるので、ワサワサしている雰囲気を引き締めてくれます。

ササバリンドウの鮮烈な濃紫の花と黄金セキショウの綺麗さに加え、フユノハナワラビの新葉の面白さも味わえます。

花かごとの相性もすこぶる良いです。やはり竹と山野草は合いますね。

置き場所はお庭でもベランダでもいいですし、ハンギングバスケットにもなるので、吊るして飾るのもおすすめです。

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もちろん作って終わりではないので、冬場まで元気な姿を見れるよう、しっかり管理していこうと思います。

協力してくれたTさん、ありがとうございました!以上、寄せ植えチャレンジでした!

記事・・・飛田亮

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竹細工に挑戦!〜花かごをつくる編〜

 

今回は以前からの憧れだった竹細工に挑戦した様子を書いていきます!

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身近なようでいて遠い存在、竹

かぐや姫でおなじみの「竹取物語」、正月の門松、日本庭園に欠かせない竹垣・・・

竹ってもともとは日本人に馴染みの深いものだったはずですが、現代人にとってはあまり馴染みのないような、過去に置き去りにしてきたような、そんな存在に思えます。

それ故に京都などの歴史ある風景で目に映るとハッとするのですが、もっと身近な存在であっていいと思うんです。

きれいな深い緑色。見ていて気持ち良いほどスーッと伸びた姿。中は空洞で、節で区切られている摩訶不思議な構造。交互に2本ずつ規則正しく生える枝。たくさんの品種もあり、竹ってとてもおもしろいんです。

そんな竹のおもしろさをもっと知りたい。そしてその魅力を皆さんにも伝えたいという気持ちで竹細工に手を出してみました!

四海波花籠をつくる

初挑戦なので、比較的初心者向けの四海波花籠をチョイスしました。

使うものは現場の廃材の孟宗竹と、竹割り包丁、剪定バサミだけです。

作り方は見様見真似の我流なのであしからず。

まずは「ひご」を作るため竹を割っていきます。

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幅6mm程になるまで割ります。

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そしたら白い肉厚の部分を削いで表皮だけにします。

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本来はこの白い部分も使うのですが、今回は皮だけで作ります。

これを16本。ひご作りだけで大変ですが、これから編んでいきます。

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だんだん形になってきました。

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完成です!

裏側

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表側
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よく見ると所々割れていたり、編みの甘い部分がありますが、自分的にはこれはこれで満足していたり・・・いえ、今後とも精進します!

竹の魅力、少しは伝わりましたか?

今後もいろんなことに挑戦していきますので、よろしくお願いします!

記事・・・飛田亮

山野草の初心者も安心のネットショップ“GardenPorter”(ガーデンポーター)は、9月11日にリニューアルオープンいたしました。

よろしくお願いいたします。